今日から12月ですね。年々月日の経つのが早いを実感します。さて先週末の29日(土)に毎月恒例の大判カメラ勉強会を開催致しました。今回のテーマは「大型ストロボ撮影」でした。2400Wの重いストロボとビューカメラを地下にセットするだけで体力の半分を使ってしまった様でもありました。ただ、そこは気を取り直し心身をリセットをして参加者を迎えました。因みに大判カメラ勉強会は定員5人なのですが5人では少し窮屈な感じがしていたのすが今回は男性1人、女性2人の丁度良い3人(2人が大判カメラ未経験者)の参加者です。いきなり大型ストロボの話をしてもと思い、約1時間大判カメラの基本操作とアオリをレクチャーしていよいよ本番の撮影講習です。「料理の写真が撮りたい」との参加者の希望で急遽コンビニでサンドイッチとサラダを購入し皿の上に思い思いに盛りつけをして撮影開始ですが、いや~っ皿の並べ方やカメラポジションだけでも皆さん個性的です。習ったばかりのアオリ技法を駆使して「パンフォーカスにして撮りたい」や「一部分だけにピントを合わせたい」などの大判カメラ撮影の飲み込みの早さにも驚く場面もありました。技術職だと言う若い男性は「大判カメラマニュアルをAmazonで購入して興味を持っていましたが、今回実際に大判カメラをインスタントフイルムで撮影して、より興味が膨らみました。今年のボーナスでは買えないけで次のボーナスでは・・・・」と嬉しい事を呟いてくれました。ワイズ大判カメラ勉強会は少人数に対して結構な手間と労力を掛けて定期的に開催していますが、この様な地道な努力が銀塩フイルムカメラの雄でもある大判カメラ普及と継承に繋がるモノと確信しています。もう少し頑張ってみますので皆さんも応援して下さいね。