29日の日曜日は久しぶりに「なんちゃって漁師」として出漁しました。今回は息子達のスケジュールが合わずに家内と二人でゴムボートでの出漁でした。因みに今回の釣り目標は大きなタイでした。それは1日(今日)に神宮前のSpace Jingで開催される「いろ色展」のオープニングパーティ(忘年会含)にお祝いとして大きなタイを届けるためでした。熱海・多賀よりボートを出し、2馬力船外機で約30分で秘密のポイントに到着し水深100メートルの海底近くにいるタイ(アマダイ含)に狙いを定め仕掛けを投入します。リールのカウンター110メートルで海底に着き、仕掛け分を含め3~4メートル巻き上げ当たりを待ちます。すると早くも当たりがあり、巻き上げるとシマアジの仲間でとても美味なカイワリ(写真右から2番目)を釣り上げます。気を良くしてその後も仕掛けを投入すると、海底近くでいきなり「グググ~」と強い引きに見舞われます。「あっ、タイだ!」とリールを巻き上げげるのですが、今まで経験したことの無い様な重量感なのです(何せ「新米のなんちゃって漁師」で今までのタイの最高が45Cmなので)。タイの三段引きと言いますがまさしくそんな状態です。「60Cmかな、70Cmかな?」頭の中では早くもオープニングパーティ会場に列ぶ巨大タイのイメージが出来上がります。ところがです、水深50~60メートルで弓なりだったロッドがいきなり真っ直ぐに伸びてしまい重量感もなくなってしまいました。抵抗のなくなったリールを更に巻き上げると仕掛けの4号の金針が途中から噛み切られていたのでした「トホホ・・・」。その後、意気消沈した「なんちゃって漁師」では釣果は期待できずに小さなタイ1匹、ゴマサバ1匹、食べられないシイラなどが釣れるだけでした。ただそんな醜態をよそ目に家内が形の良いアマダイを釣り上げ何とかこの日の夕食のおかずだけは確保した(してもらった)のでした。くそ~、リベンジだぞ!