中学生の頃、興奮して漫画を読んでいた口ですが、
実写版の映画となると、果たして・・・
結論からすると、頑張って現代風な映画にまとめてることには成功してると思います。
ただ、人間描写が平坦でキャラクターが出し切れていないまま終わってしまうのが残念。
あしたのジョーも、減量して肉体改造した山Pの裸で満足してやいないか?
つまり、最近の有名漫画の実写化って、漫画ファンからも批判されたくないし、
新しい映画ファンにも見に来てもらわねばいけない・・・
「ディティールの完全再現」で終始してる感じが否めない。
別に髪型が同じだから、何の意味があるのだろう?
今回はなんと言おうとやはり「バイク」のかっこ良さなのですが、
原作の頃のバイクって350ccとか750ccとか排気量小さいバイクの時代だから、
さすがに今の映画にするには迫力に欠けるようで、リッターバイクに変更されていましたね。
・・・ま、そうでしょう。
なんと!?おいらの所有するYAMAHAのV-MAXが登場してきたのには驚いた!?
三輪のトライク仕様でしたが、なかなかわかってるねぇ~。
海猿の監督とのことで、ちと仰々しい演出が鼻につきますが、
よくもわるくもこぢんまりまとめた映画と思いました。
2時間ちょとの映画ではなく、個々のキャラを1話ごとにまとめていったり出来そうな
ドラマの方が描きやすいのかも?
一番良かったのが深キョンですね。電車の切符は出せない癖に、意外とアクション映画は出来ちゃうのですね・・・凄い。