テロとウロボロス

パリの同時テロは、無関係な多くの市民が犠牲になり、心痛みます。

暴力では何も解決しないだろうし、してはいけない。

新しい形の戦争。


ただ、勧善懲悪な見方をしてしまいがちだけど、いくらテロリストを悪だ、許さないと非難し続けても、

それだけでは解決しないと思う。

報復は報復を生み、憎悪は増幅されてゆく。

互いに相手を認めて、相手を受け入れることがどこかで出来ないと難しいと思う。

SNSではすぐにパリの国旗をプロフィール写真に被せたりしている方がいますが、

どうも手放しで賛同しにくい。

犠牲になった方々の追悼の意と、平和を願う気持ちは素晴らしいと思うけど、

表面的な流行で終わりそう。


喧嘩に絶対に負けない方法は、喧嘩を止めないこと。

負けたと言わずに、いつまでも戦いを止めないでいれば絶対に負けない。

馬鹿げていると思うが、テロはそういう争いをしてるんじゃないのかな？

まるで自分の尻尾を飲み込もうとする蛇・・・ウロボロスだ。


平和を願い祈るだけでは平和にならないと言う人がいるけど、世界中の人たちが

いかなる争い事も暴力では解決できない、もう止めましょうという意思を持つことは

大いに意味があると思う。

想像できたことは、いつか必ず実現できる。

Imagine all the people

Living life in peace