裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

♪借りた金返せよ

2016年07月13日 | ひとりごと・日記
奨学金の返済が話題になっていますね。

もちろん「借りたお金は返さなくてはいけないよね?」という大前提の上ですが、

現実には、なんとか就職できたとしても、新社会人のスタートから

スゲー高額な借金を抱えてる現実。

(真意は定かではない、一部の情報では・・・)

返済に困り、遅延すると年10%などの高額な延滞金が課せられ、

9ヶ月滞納すると、ブラックリストに載っちゃうとのこと。

いきなり、厳しい現実社会に放り出されるのは、

確かに「ちょっとなんとかしてあげてよ~!」です。


一応、救済処置もあるようで、

減額返還制度:返済期間を延長して一回の返済額を減らす。
(災害、傷病、その他経済的理由(年収300万以下)により奨学金の返還が困難な人が該当。)

所得連動返還:卒業後に一定の所得がなければ奨学金の返済を猶予される。
(返還期限の猶予は1年間。翌年も返還期限の猶予を受けたい時には再度申請をする必要がある。)



そもそも借りやすいけど、返しにくいのは、返せないのがわかってるくせに貸す方も無責任と思います。



ただ、大学の授業料の無料化と、借りた奨学金の返済をチャラにするって話には反対です。

「無料」ってのは、大学側も学生も質が低下すると思うのです。

勉強したい意欲がある人が勉強すべきで、大学側も、それだけの価値を提供すべき。

無料じゃ、誰も本気になってやらないのでは?



ざっと計算すると、私立大学だと4年間の授業料450万くらいと生活費の仕送り月10万円(あとは、自分でバイトしてね)*12ヶ月*4年=480万円。

合わせるとなんだかんだ、1千万円近く掛かるよね?

掛けた分だけ以上に、価値があるかと考えると・・・対価という面では高いとは思う。

勉強したい人が、思う存分に勉強できる環境は整えてあげたいですよねぇ~。

そもそも、とりあえず「大学に行かないと・・・」っていう社会自体どうなんでしょう?

「大学生しか雇わない」みたいな企業もどうなんでしょう? 

その人がどんだけ仕事が出来るかより、出た大学で優劣とか派閥とか馬鹿らしくないですか?


「何のために大学に行くのか?」

その意味とか、意義とか、そのことによって社会がどんだけ良くなるのか?・・・みたいな

「そもそも論」が先ではないのかな?

・・・なんて、思う今日この頃です。