ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

年の瀬を迎えて

2008年12月10日 14時25分41秒 | Weblog
テレビのニュースや新聞では派遣社員や非正規労働者などの解雇の話題でもちきりです。
年の瀬を迎えてまさかこれほど仕事がなくなるとは・・・、
そして学生の就職活動でも採用取り消しが増えているとのことで、
失業者が街に溢れる年の瀬になるのでしょうか?

日本の産業を代表するトヨタ自動車やキャノンをはじめそうそうたる大企業がこれほど過激に人員削減を行うということは、やはり、
今回の不景気は普通ではないということなのでしょう。
まさに百年に一度の大恐慌ということです。

それにしても、大企業というところは本当にドラスティックにリストラをするものです。
こんな時は中小企業の経営者のほうが優しいような気がします。
家族を抱えた若い社員の顔を見たらこの年の瀬にとても首になんかできません。

私なんか、いつでもA君に「社長は社員に甘すぎる!」と言われてしまいます。
別に人が良いわけではなくて厳しいほうだと思うのですが、
つい、「信賞必罰」の原則さえ忘れてしまいます。

今年は当社はすでにボーナスも昨日に支給しまして、
作業は年末に向けてのラストスパートです。
しかし仕事はとても年内で片付くはずもなく、来年も大変忙しそうです。

このビジネスを立ち上げて苦しかった時には、社員にボーナスも出せなくて、テレビなどで大企業のボーナス支給額などを見ては、経営者として本当に情けない思いをしていたものです。

そんなわけで、苦しかった頃を思えば社員諸君も「こんなに仕事があるのはありがたい事だ」と思っているはずです。私も同様です。

あとは、社員一人一人の夢を叶えられるよう、みんなで協力しながら努力しましょう。

私は約十年前に経営していた会社が破綻して、個人としても何もない最低の条件から人生の再スタートを切ったわけです。
それでも、今こうして仕事をして生きています。

今回の不況で苦しい思いで年の瀬を迎えている経営者の方もいらっしゃるはずです。
しかし、人生、それほど捨てたものでもありません。

「朝の来ない夜はない」ということです。

「山高ければ、谷深し」

どんなに、事業で成功しても
「立って半畳、寝て一畳。天下取っても二合半」ということなのです。

残り少ない年末なのですが、

今年は、まだまだプレゼンテーションがいくつもあるのです。
石油業界は上流から活性化してきたようです。

来年の予測

2008年12月10日 05時08分01秒 | Weblog
来年から「月刊ガソリンスタンド」誌の執筆を行うわけですが、
来年の予測についての原稿を仰せつかりました。

それぞれの先生方が自分の得意な分野について予測を行うということです。
予測が難しい年ですね。

政治も経済もこんなに混乱している状況ですから、来年はどうなる事やらというよりも、年明けあたりの予測も難しい昨今の情勢です。

スタッフと当社の企画や運営についても色々と話していますが自分達のことでもなかなか予測となれば思うにまかせません。

それでも石油業界の勝ち残りについての傾向と流れはある程度見えてきたと感じています。

来年は本当に経営格差が拡大する年になりそうです。
コストダウンや合理化で企業としての収益体質を完全に構築できれば石油流通ビジネスは本当にいい商売なのです。

「勝ち残れば最高」のビジネスとなるはずです。
そのための「道筋」を作るためのお手伝いをさせて頂くのが我々の仕事です。