ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油業界の「時の流れに身をまかせ」

2010年06月26日 06時21分02秒 | Weblog
仕事が忙しくなると時間の流れが速くなります。
あっという間の一週間。
曜日の感覚もなくなって、既に週末です。

移動しながら旅先で原稿を書いたり、
ドキュメント類の再整備や営業企画資料まで作成しています。

仕事を始めた頃のようで、自分としてはかなり気合が入りつつあります。
還暦を過ぎましたが、求められる限り、人生仕事は尽きません。

ビジネスを立ち上げる時の「気合い」は経験のあるものでなければ理解できません。
人生ようやく一息ついたと思いましたが、これからが本番のようです。

石油業界は元売、商社系、薪炭系企業、系列特約店、販売店、非系列PB系、灯油販売専業社、などなど大きな転換期に入っています。

エコカーやEVの急速な普及により、SSの業態が今後どのように変化していくのか、
SS業界全体の構造が変化の予兆で揺れています。

一方、ホームエネルギー分野はソーラーなど「次世代エネルギー」を視野に入れた動きで風雲急を告げているようです。

元売各社の「中期経営計画」が今年ほど注目されることはなかったはずです。
今後の石油業界の動きは即時に「脱・自動車」とまでは言い切れませんが、
「次の時代」に向けて確実に大きな歯車として動き出しています。

大きな流れと、当面の課題、
それぞれの立場で全国の石油ビジネスが動き出しているという実感を感じます。
全国各地を回ってみますと、リテール業界の企業間格差が拡大しています。

リテール業界はそれぞれの経営者の物事をみる「眼力」次第で、生き残りの知恵や行動も変わるものです。

厳しいことを言えば、
当面の「仕切り価格」ばかりを追いかけている業者は、干潟に残された小魚のように見えてきます。

石油という地球的エネルギービジネスが変化するわけですから、
先を見る目のある企業は変化に対応するためにそれなりの努力と工夫に着手しています。
その事に対する「意識の格差」が拡大している実態を見ていると、
「座して、死を待つ」ような企業には「気合い」を入れたくなります。

「風雲急を告げる石油業界ビジネス」
時の流れを視野に入れながら、本物のエネルギービジネス構築のお手伝いに奔走しています。

世に求められる仕事があることで生きるためのパワーが湧いてきます。

ありがとうございます。