ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

被災地における、今年の灯油配送がスタートします。成果をご覧あれ!!

2011年10月24日 11時38分44秒 | Weblog
東北地域の被災地における、灯油ビジネスが本格スタートしました。
我々も全力で構築とサポートを継続してきましたので、
今後の推移が気になるところですが、
なんとか万全な態勢で灯油シーズンを迎える事が出来そうです。

当社としての主な対応と現状についてお知らせしておきましょう。

主な注目エリアについては
青森県は八戸市内における対応。岩手県 宮古市の状況、さらに盛岡。
そして、原発問題も抱える福島県全域。
などが、挙げられますが、

まず、八戸では、
地域石油販売業者の共同出資会社である『八戸灯油センター』が、
当社の『雪ん子』最新版である「クラウド対応」により順調に稼働を開始しています。
この「雪ん子」による最新版の広域WANシステムは、
首都圏の「アイネット」のデータセンターを活用する全国初の本格的クラウドシステムです。
今年から、橋本油店様も参加しての総力戦ですから力強いですね。
すでに、大手ショッピングセンターなどとのコラボレ-トもスタートしており、
本年度からのシステム再構築による効果に期待しています。

また、八戸港の前の「七洋」様も無事にシステムを復活させて稼働スタート。
田中商工様は、ほとんど被害なしです。

岩手県ですが、
被災地、ド真ん中の宮古の角登商店様のコールセンターが、既に災害直後からフル稼働で大奮闘中。
配送センターが丘の上にあったため、機材的な被害も少なく、
遠隔地の山間部にあった受注センターでしたから、システム的な被害はなくて幸いでした。
今年から、「雪ん子」による受注センターを安全な場所に移動してのスタートです。
「ピンチの後には、チャンスあり!」、今シーズンの大奮闘をお祈りしています。

また、盛岡周辺では、
県の石商理事長店である、宮田燃料様がこれまでの灯油配送業務を見直して再強化。
配送体制を機動的に強化して、今年の灯油ビジネスに臨みます。

そして、
昭和シェル石油の元売販社企業である、中川石油株式会社でも、
すでに、『雪ん子』による岩手、秋田、山形、宮城の各県の灯油配送ネットワーク構築を完了。
力強くスタートを切っています。

さらに、津波と原発で大変な福島県ですが、
東北の有力な昭和シェルディラーである、佐藤燃料様(ボーキ佐藤)が、
各支店、営業所に「雪ん子」の配置を、すでにネットワーク体制の強化を完了しました。
原発問題に苦しむ、被災地の皆様に対する灯油の安定供給を万全なものとしています。

福島県には、我々が手掛けた日本で最初の販売業者による灯油配送協業化企業である
『会津灯油配送センター』も万全な態勢で今年の灯油配送に臨みます。

そして、
茨城県では、あのセキショウ商事が万全な灯油配送体制で今年の灯油対策に臨みます。

今回、列挙した企業は、被災地における、
当社ユーザー企業の一部です。

大震災発生以来、
我々は、被災地企業の皆様と一緒に復興に努力してまいりました。
忙しくて、至らない点もあったと思いますが、なんとか間に合いそうですね。
これからも、皆様と一緒に日本の灯油ビジネスを死守する所存です。

同時に、
このブログを御覧の被災地の消費者の皆様へ、

今年の灯油配送体制と安定供給は、
有力企業が勢ぞろいの「雪ん子」ユーザー企業が完璧に守ります。
ご安心ください。

何か、ございましたら、当社でも対応をお受けいたします。

がんばろう!! ニッポン!!
がんばろう!! 被災地の石油販売企業!!