ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

気になる灯油市況

2012年11月15日 14時38分49秒 | Weblog

今年の灯油シーズンがスタートして、各地から市況状況が届いていますが、総じて順調なスタートとなってるようです。
やはり、店頭と配達のすみわけが進んだことで市況安定が顕著となっており、巡回販売がその中間を行く感じです。

ここ数年、特に昨年あたりから消費者が感じる利便性と配送コストの意識感覚が調和されてきたような感じですね。
こうなると、確かに「灯油」は大きな収益商品として見直されてきます。

昨今では、元売販社などにも本格参入の動きが出てきたり、
新たな宅配関連商材の開発なども盛んです。

配送灯油については、やはりデリバリーというサービスを伴いますから、その格差が課題となってきました。
価格と同時に消費者に求められるサービスとはどんなものなのか・・・
付帯するビジネスの可能性も含めて、非常に注目されています。

SS店頭では、なかな時間が取れないセールスアプローチなども、
灯油配送時などのドアツードアのビジネスでお客様との親密度を高めることで大きな成果を上げています。

リフォームビジネスや「車検の勧誘」まで、本格展開がスタートしています。
私なども、忙しくてセルフSSを利用した際に、油外商品などのアプローチを受けると少しばかりウザイといった感じを受けることがあります。

私の自宅は寒冷地なので、灯油の消費量が多いわけですが、
最近、灯油配達に関するサービス体制がかなり整備されてきたように感じています


『雪ん子』の新たな展開

2012年11月15日 09時29分43秒 | Weblog

最近、石油業界では、これまでオフコンを使用してきた企業においてシステムオープン化が急速に進行中ですが、
社内システムのオープンともなれば、既存スタッフの抵抗も多く社内コンセンサスの一致が難しい企業も多いようです。

不景気ですから、企業としてはランニングコストの削減や業務囲い込みによる人的障害などにも対応したいところですが、
思うように進まないといったジレンマに悩む経営者や中間管理職の方も多いようです。

問題は、経営者の意識と意思決定能力だとも思うわけですが、人間関係は難しいものです。

しかし、時代とともにシステム環境は確実に変化しており、
すでに、有無を言わせぬコストダウンに迫られています。
余力のあるうちに、経営のスリム化を実行したいところです。

特にこれまで、SS店頭における燃料油の拡販や油外収益中心に進めてきたSSビジネスなのですが、
最近は、地域SSを中心として急速に業態変化の動きが出てきました。
地域密着型の「宅配サービス」や多様なサービスなどの展開が増えており、
「雪ん子」の機能もだいぶ、多様化を求められています。

実は、来季に向けて、『雪ん子 VER.10』の開発に取り組んでおりますが、
ハンディPOSなどの機能も多様化を求められており、複数機種対応となりそうです。
開発作業というものは、時間とお金がかかるものです。
常に次世代に向けての提案が求められており、灯油配送システムとしての領域を超えた内容になりそうです。

ご期待ください。