ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

残された時間

2008年09月21日 06時32分56秒 | Weblog
久し振りに予定がない休日。
暫く開発貧乏の生活を送ってきた自分には、全く予定もなく何もせずに一日を過ごすなんてことは考えられない贅沢な感じがしています。

一人暮らしの頃は気がつけば必ず「何か仕事」をしていないと不安で生きてはいけない感じがしていました。生活に対する不安や課題を解消する方法は、まず自分に与えられた仕事を昼でも夜でも一生懸命に自分自身が満足できるまで仕事をして消化すること。
これしか安心して生き延びる方法を知りませんでした。

最近では、人生経験豊富な年長の友人ができて色々な人生の生き方を教わりながら余裕の時間を過ごすことができるようになりました。
自分自身の時間の過ごし方を少しは工夫できるようになってきたような気がしています。

特に、休日の過ごし方は難しい。
何もせずに過ごすという事の大切さと難しさ、休みでも為さねばならぬ仕事をやるという勤勉さ、ともに絶対に必要なことなのですが割り切りができないといまだにイライラしたり落ち着きません。

私の友人は、年数回奥様がスケジュールを決めて一緒に海外旅行をしています。
今年の秋は現在仕事を休んで北イタリアへ優雅に旅行中。春にはスペインへ10日間遊びに行ってきました。60歳代でなんとも羨ましい余裕の悠々たる人生なのです。まさに「勝ち組」の悠々たる人生です。

彼は、永い間サラリーマンをしてから保険会社を独立して立ち上げて成功したわけですが、なんとも羨ましい人生です。

生きるための人生観と仕事はまさにその人の能力と才能次第で色々です。
能力や才能がなければ、いくら資産や余裕があっても朝から晩まで年中休みなく働いて、疲れ果てて晩酌を飲むだけが楽しみの人生なんて考えただけでも絶対にいやですね、そんな貧しい人生は絶対に送りたくないですね。

一度だけの人生です。自分自身の気持ちの持ち方と工夫でいくらでも楽しくそして充実した時間を送る事が出来るはずです。

問題はそれらの楽しみ方の方法や「経済的余裕」をいかに創りだせるかという個人の才能とセンスにかかっているわけで、私なども遅ればせながらその事に神経を集中してみたいと考えています。

もうすぐ、自分自身で「生まれ変わって8年」が経ちます。
あと2年で亡き母との約束の10年が経過する訳です。
10年間は絶対に仕事に集中して、もし自分に何があっても弔いも何もしなくても良いとまで母に言われててスタートを切った自己再生ビジネス。

今までは時間との戦いを感じていました。
本当に辛いことばかり色々ありましたが、ようやく目的の道が見えてきました。

あとは、自分自身との戦いなのです。

いつの間にか

2008年09月20日 04時28分04秒 | Weblog
今年の石油業界は揮発油税と軽油税に関する暫定税率の問題から原油価格の大暴騰へと本当に激動の年となってしまいましたがそれに伴い、我々の仕事も急激に様変わりしてきました。

まず、それまで埋もれていた軽油税特別徴収義務者向けの軽油税申告支援システム「D-TAX」に注目が集まり元売り系列や全国の名だたる有力特約店業者様に納入させていただきました。

灯油システム「雪ん子」はセルフ化や閉鎖に伴う配送業務集約化で全国各地で導入が進んでいます。

最近では、元売り各社による潤滑油などを中心とする直売部門の流通再構築や有力特約店による直売部門の業務集約など流通管理に関する「ペトロマスター」に関連するシステム構築が急増中です。

どちらかと云えば、石油業界でも独創的で「硬派」なシステム開発を永年にわたり続けてきたわけです。開発経費ばかり掛って大変な作業でしたが、ここに来てようやく光明が見えてきたようです。

「よく石の上にも三年」とか言いますが、我々は「石の上にも二十五年」という事になります。本当に永い道のりでした。

現在の当社の開発コンテンツのラインナップを見れば、いずれも非常にユニークで他の追従を許さないものであると確信しています。
決して、真似ることなく、現場を重視して独創的な開発を進めてきました。

今になって振り返れば私自身の石油業界における実績や失敗の経験も大きな糧となっているわけです。

クライアント企業様から「さすがに現場経験のある人たちが開発したシステムは中身が違う」と評価されることが一番の喜びとなっています。
これも販売収益を次から次へと開発経費に振り向けてきた結果です。

そして我々もようやく、「次の段階」へ向かう事が出来そうです。

いつの間にか、我々の周りには誰もいなくて、また再び荒野を目指しています。

あのイチローでさえ・・・・ 、「ずっと恐怖との戦いだった」

2008年09月19日 09時22分08秒 | Weblog
通算八年間にわたる200本安打達成。
今期は日米で3000本安打達成。

イチローにしても、記録と向かい合えば「恐怖との戦いだった」
天才ゆえの凄い言葉です。

天才ゆえに平然とプレーしているようにも見えるわけですが、
才能だけの浮ついた軽い気持ちでこんな大記録を達成できるものではありません。

我々、凡人は毎日何の恐怖も感じないで、出来もしないのに馬鹿な自信を持って失敗ばかりしています。反省します。

どんな仕事でも、わかったような気持ちにならないで、
自分達の毎日の仕事に恐怖心を感ずるくらい基本から真剣に取り組んでみたいものです。
そしたら、何時かはイチローの足元くらいに辿りつけるかもしれません。
いや、とんでもない足元も無理かも知れません。

せめて、今日は愛妻に野菜たっぷりのカレーライスでも創ってもらって、
イチローの雰囲気と香りを感じつつ
爪の垢でも煎じて飲みましょう。

改めまして、イチロー選手
大記録達成 おめでとうございます。

未来が見えますか?

2008年09月19日 08時15分24秒 | Weblog
めっきり、秋らしくなってきました。
朝晩の温度が過ごしやすいのは本当にありがたいことです。

関東ではガソリン店頭価格が一勢に下落しています。
一部ではすでに160円を切って150円台となっています。
売れない焦りなのか、それともキャッシュフロー不足なのか、気になる動きです。

業界全体としたら「それぞれの業者に節度を求める」ということでしょうが、
現実の販売動向と資金の流れなどを考慮したら、個々の業者はそんな悠長なことを言っていられる場合ではない。ということなのでしょう。

業界としてはいよいよ断末魔の生き残り戦に突入といったところです。
この戦の後に何が残る・
不毛の戦いとなるのか、それとも元売りや大手販社主導による業界安定と協調の平和な時代がが訪れるのか・

果たして石油ビジネスに未来は見えるのか?

それは、経営者としての貴方自身の能力とセンスの問題なのでしょう。

九月末の資金繰り

2008年09月19日 05時34分30秒 | Weblog
老婆心ながら・・・今月末あたりから石油流通ビジネスは資金繰りに要注意の時節到来です。
高い油代金を下がった販売価格と回収資金で決済することになりますから当然資金ギャップが発生するわけで資金リスクが高まります。

資金繰りに関しては大企業も零細企業でも同様なことが発生するわけですが、今回はかなり大きな価格変動の波にさらされているわけですから資金の流れに注意が必要です。

流通ボリュームが大きければ大金が、少なくても「それなりに・・」、資金ギャップが発生するわけです。

ここでまた、かなりの淘汰と閉鎖が発生する可能性があります。
実際、私の住む群馬県高崎市はご承知のとおり昔から石油ビジネスの激戦地です。先日久しぶりに郊外を走りましたら閉鎖しているSSの多さにびっくりしてしまいました。知り合いの地元サブ店業者などはほとんど全滅といってもいい状態です。

その分、元売り販社と商社系のセルフが新設されていますが、開業間もない新設SSでさえも早々と看板に「休業中」のシートを掛けているところもさえあります。きっと新たな代行運営者を探しているのでしょう・。

本当に入れ替わりの激しい商売になってきました。
過去、北関東の石油ビジネスの様相は必ず全国に波及してきました。早晩全国でもこのような状況になるのでしょう。まさに「SSビジネス近未来の縮図」といったところです。

そんな状況なのですが、私どものところには全国の有力企業からのオファーが増えてきました。

エネルギッシュな男達

2008年09月18日 10時19分21秒 | Weblog
昨日は弱いくせに久し振りにアルコールを飲み過ぎまして本日は二日酔い。
今朝起きたら「うるさくて眠れなかった」と家内に注意され、チョット反省。

胸が苦しくて、呼吸が苦しくて、やはり酒は控えましょう。

お陰でなぜか今日は仕事が手につかず落ち着かない日です。
たまにはこんな日もあります。

古い友人から、久し振りに電話が入り石油ビジネスの話題です。
彼は、一世を風靡した「ラブホテルデザイナー」で景気が良くてとにかく凄かった。
今でも色々と変ったビジネスを手掛けています。
なんでまた今回は石油なんだろうと思いましたが、ある会社を買収するらしい。
SS関係ではなくて、工場らしいのですが詳しい内容は近日中に会って打ち合わせということでわからない。

彼らのグループのエネルギッシュなパワーを持った人間は本当にすごいです。
活動的で行動力抜群、とにかくスピーディーなのです。

今でも若手の優秀なスタッフを何人もブレーンとして抱えて、新しいことにチャレンジしています。彼と話していると私まで若返ってしまいます。
何か、楽しいことが始まりそうな予感がしています。

たまには、刺激もなければ頭と体が錆びついてしまいます。

経営者には冬の時代

2008年09月18日 09時08分10秒 | Weblog
仕切りがどうした、価格がどうしたと騒ぐ前に先ずは自分の商売の足固めをというベテラン経営者がいます。
石油業界はチョット変わった情報や制度変更があると過剰に反応し過ぎる。というご指摘です。
確かに、ビジネスとしての王道のセオリーをきちんと守ることで安定できるわけです。実績のある経営者の言葉は重みがあります。

「これがいい、儲かる」となれば先を競ってなびくのがガソリン屋の悪い癖だと云います。確かにそうですね。

業務改善によるコストダウンなどで充分な経営効率アップを図ることができるのも石油流通ビジネスの特徴なのですが、なかなか思い切った人員削減を打ち出せないでズルズルとコストに負けている経営者が多いのも事実です。

さりとて、人を削って自分で従業員がしていた仕事をこなしているようでは「社員一人分」の業務しかこなせない無能な社長さんということになります。
実際、自分を見切って3チャン経営に徹するならば難しいことは考えず、ただ汗を流せばいいということになるのですが、そんな経営者に限って視野が狭かったり小金を持っているケースも多い訳でジリジリと首が締まっていき、気がついたら身動きできないなんてことにもになりやすい。

そんな段階に至っても、まだ大企業のように原油価格動向などを論じているようでは経営者として失格ですね、そうなったら徹底した個人商店経営に徹して仕事をするしかありません。

変な事を書いているようですが、実感として感じられる方が多いかも知れません。皮肉でも何でもなくてガソリンスタンド以外でもこんな中小企業が全国に増えているわけです。

どんな仕事をしていても経営者には辛くて嫌な時代が到来しそうです。

資金繰りに無理のこない 最新の「システム導入」手法

2008年09月18日 04時27分57秒 | Weblog
最近では、高額なシステムを導入する場合にはASP方式(アプリケーション・サービスプロバイダー)のような「月次課金」という支払方法による導入が脚光を浴びています。

システム導入にあたり、お客様はこの手法を利用することで金融機関などに融資を仰いだりリース会社に対してリース契約を申し込んだりする煩雑な資金調達の作業は不要となります。
当然、自社の金融枠を温存することもできるわけですから、現在のように金融状況が不安定になってきた時代には資金的にも非常に有効なわけで大きなメリットがあるわけです。

しかし、販売する企業にとっては一時的に販売金額が入金されるわけではなく、ああくまでも月次利用料金が入金されるということになりますからまとまったお金の入金は望めません。自社がリース会社を兼ねるわけです。しかし、メリットとしては安定した収益が見込めます。
売り切りか、月次課金方式か、どちらの方法ががよいかはいろいろな見解がありますが、常にシステム運用クライアントと開発企業がフレンドリーな関係を維持しつつ最新バージョン情報などを提供しながらサポートをしていく月次課金手法が増加しつつあることは事実です。

当社でも、まずゴルフソリューションと石油直売部門ビジネスにおける「受発注システム」に関して「月次課金」の手法を取り入れることになりました。
今後、お客様のご要望を取り入れながら徐々にこの手法を増えしていく所存です。
しかし、この販売手法を増やしていくということは資金的にもかなり強固な体制を構築する必要があるわけですから大変なことです。

当社システムユーザー様にとっては銀行融資やリース会社も不要となるわけですが、当然当社の当座の金融負担は増してくるわけです。

こんな時代ですから、もう日本の金融機関に依存する経営から極力脱却する必要があると思っています。
とにかく、私としては銀行や金融機関は大嫌いなのです。
ASPによるアプリケーション提供サービスはいろいろな業界で今後はかなり普及してくることが予想されます。

当社で販売しているソリューションも数千万円単位のものが増えています。
システム導入に当たっては、利子も掛からない月次課金制度が絶対に有利です。

とはいっても、これを実行するためには当社も経営努力を重ねて体質強化に努めなくてはならないわけでこれからも経営課題は山積です。
しかし、ようやく月次課金制度をスタートできるだけの経営体質が構築できたわけですから大したものだと自負しています。がんばります。

最新の石油ビジネスソリューションの導入に際して、銀行融資やリース会社への申し込みや審査も不要となる月次課金方式がスタートしています。
ぜひ、ご検討ください。

お気軽に、ゆきんこサポートセンターまでお問い合わせください。

原油バブル崩壊と石油ビジネス・・・内部統制の徹底がポイントです

2008年09月17日 11時48分35秒 | Weblog
原油バブル崩壊で価格が下がっています。大暴落と言えるような急激な下げですね今後は国内価格に反映されてくるはずです。

株価と同じようなもので大局的な相場ですからリテール業者があれこれ予想してみても詮無い話題です。現実的な話としては上げても下げても新仕切り体系の中で細かく変わる仕切り価格に対応して小売価格を変えるだけの話でしょう。

一般販売店レベルでしたら実際には資金繰りに与える影響や販売動向に気を配る程度で、先物相場でも張っている業者でもない限り石油相場はそれ程難しい商売ではありません。

ポイントは売れない時代に物を売る工夫や同じ商売でも考え方や工夫で採算性を向上させる努力ということです。色々な手法があります。

たとえば、灯油ビジネスでは「売れない」と嘆く業者もいれば、他店の閉鎖などで売り上げが飛躍的に伸びていると意気込む経営者もあるわけです。同じ商売で同じ商品を売っていても、チャンスと見るか、ピンチと見るか人によって見方は本当に様々です。

しかし、実際に他店の閉鎖や淘汰で爆発的に売り上げが伸びている業者は多いわけですから「物の見方」で商売が変わります。

泣きが入ったり、愚痴の多いネガティブな経営者と前向きなポジティブ経営者では経営の進め方や経営結果も全く異なるわけですから面白い。

何でも、安くすれば売れると信じている量販型経営者がいれば、顧客との親密度を前提に万全なサービスで適正販売に徹する経営者もいます。どちらも正しい訳です。

商い(飽きない)ですから、ここまでは其々が一途に自分の考え方を守って生きて来たのですが、これからの生き残りは本当に大変な時代になりそうです。
どちらを選択しても正解のないビジネスフォーム、(結果の出せない商売)がしばらく続くことになりそうです。

確実なのは企業としての相対的な経営管理コスト削減でしょう。
業務オペレートの工夫や見直しでの管理部門の人員削減、システムを駆使したデータ処理コストやスピードアップによる経営に関する意思決定速度の強化。

もちろん内部統制が徹底できていればこその経営力の強みです。
経営者に経営力があれば結果の出せる時代です。

私が見てきた優秀な経営者は、何故かいずれも「決して群れません」
自分で考え、自分で行動する力強さをお持ちです。

自分自身の内部統制がとれているのですね、意志強固です。
これから始まるドラマチックなオイルビジネスドラマの開幕にふさわしい役者ですね。

一緒に仕事をするのが楽しくなります。

恐慌前夜、石油ビジネスの心構え

2008年09月17日 05時50分25秒 | Weblog
「恐慌前夜」・・・ アメリカと心中する日本経済。(副島隆彦)
日本でも、もうすぐ銀行の取り付け騒ぎが起きるだろう。

なんとも刺激的な副題がついた本です。
偶然、数日前に読んだ本です。

散歩の途中に本屋に寄って買って、その夜一晩で読破しました。
副島氏の本は全て読んでいますが、内容はどれも自信に溢れかなり過激です。
今まで氏の経済予測は結構当たっているように思います。

直近の経済の課題からそこにある経済予測を行っているわけですが、将来といっても数年先ではなくて当面の課題と予測ですから予測経済誌としては、読み違えれば即時に間違いがわかってしまいます、著者としてはかなり度胸が要りますね。

ところで、
米国におけるリーマンプザースの破綻は日本経済にかなりの影響を及ぼすことになりそうです。
米国で3~4位の証券会社とはいえ野村証券の四倍もある大証券会社です。

日本国内でも農林中金の資金運用はサブプライム関連でなんと5兆円を軽く超えているとのこと。三菱UFJが3兆3000億円で日本生命も数兆円単位らしい。
地方の信用金庫クラスの中小金融機関などでも必死でサブプライムローンに関する運用内容と損害を隠しているところもあるらしい。
これで、はたして農林中金も三菱UFJも日本生命も本当に何の問題もないのでしょうか?
我々一般国民にとっては金額が大き過ぎてわけがわかりません。
とにかく大変らしい。

「らしい」というのが問題で、
実は、その他にもかなり多くの日本中小金融機関が被害を受けており、再び自己資本比率の問題が発生し貸し渋りをせざるをえないという最悪の状況が発生する可能性がある。

サブプライムローンに関するデリバティブ商品(金融派生商品)というものは、アメリカが勝手に複雑なルールを作って売り出しているものがほとんどのようです。

日本はまるで素人なのに麻雀のプロと勝負をしているようなものらしい。しかもプロは勝手にその場で自分の都合のよいルールに変更してしまうらしいから恐ろしい。

たとえば、日本がバブル崩壊で大変苦しい思いをした時期に、米国は日本の金融機関に対して時価会計ルールを強いたわけです、株価が下がった時に急に時価会計で決算をしたら当然自己資本比率が低下して貸し渋りが発生するのはあたりまえ。当時日本の銀行のBIS基準が8%以下になったら外国で仕事ができなくなり、4%を切ったら国内でも仕事ができなくなる。大変だと話題になったものです。

ところで、米国は最近自国の「時価会計原則」を勝手に変更して元に戻してしまったしまったらしい。財務会計処理のことだからかなり詳しい人間でなければ理解できないわけですがかなり巧妙な手口で「金融工学の罠」を仕掛けているようです。

米国の金融機関の自己資本比率なんて、もはや信用できないのかもしれません。

しかも、最近、原油価格はなぜ高騰し直近でだい暴落しているのか?
誰が相場を操作していたのかなどなど、色々な課題が山積です。

「恐慌前夜」と言われる時代の流れをどのように読み取るか、そしてどんな行動で勝ち抜くか、それは個人の能力と努力と度胸でしょう。
「樹を見て、森を見ず」、大きな経済のうねりを、石油業界だけの目先の価格体系の流れだけで予測したりするのは「経営者」として非常に危険な段階に入ったように感じています。

「烏合の衆」の油屋はブレーメンの笛吹き男に踊らされて必ず群れて淘汰されます。

こんな時代です。

群れて、酒を飲んで安心している場合ではありません。
経営者として、本当に必要な情報とは何なのか、「選球眼」が問われる時代です。