ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ビジネスの視点と時代背景で変わる、エネルギービジネス

2009年05月21日 05時42分42秒 | Weblog
最近、石油業界の人達のビジネスの話題の内容がだいぶ変わってきたような気がしています。

しかし、この傾向はなにも石油業界だけではないようです。

100年に一度の大不況という時代背景ですから、
特に製造業などにおける「事業転換」の模索などは盛んになってきたようです。
自社で保有している技術特性を今までとは全く別の分野で優位に再活用することでビジネスの再生を図るという考え方です。

たとえば、特殊な技術を持つ自動車産業の下請け部品メーカーが、生活関連用品などの自社製品開発をして新たに自立の方向性を模索する努力を開始しているというわけです。

私の知人の、自動車のバックミラー部品の下請け加工製造メーカーでも、いろいろな工夫をしているようです。
ミラー(鏡)というものを切り口に、アイデアマンである社長はかつてユニットバス専用の曇らない鏡を・
「曇りまセブン」などと商品名を付けて開発したこともあるアイデアマンです。

事業転換などを考える場合には、当然のことですが、
全く別の業界よりも何か現在の仕事に関連していて、しかも知識や技術を再活用できる業種を探すことが成功の確率を上げるポイントのようです。

独自性がある業種では、先代から引き継いだ仕事を丁寧に継承したほうがよいケースもありますが、
一般的な業種の寿命はどんなに長くても30年と言われます。

新規開発や事業転換などの変化に対応する努力を怠っている二世、三世経営者が非常に多いわけですが、
その種の経営者の特徴としては、なんとかなっているうちは努力をしないという基本的欠陥をお持ちの経営者の方が多いような気がします。

老舗であれば技術や人材など企業の経営資産を食い潰しても、自分一代くらいは食べていけるなんて考えたら、
すでにその企業は「負け組」で淘汰の危機にさらされていわけです。

柔軟な頭脳と行動力がポイントとなるわけですが、別に若い方が優位とは言えないようですね、
業務に熟練精通したベテランなどが温めてきたアイデアや技術、経営のキャリアに「光るもの」が多いようです。

実は、石油業界でもすでに同様の考え方をお持ちの方が多いわけです。
九州地区の著名なスーパーディーラーの経営幹部の方も同様な視点で、石油ビジネス自体を根底から考えています。
たとえば「灯油配送」を切り口にしての新たな宅配ビジネスの模索です。

よく考えますと、灯油配送に関する地域データは多くの可能性を秘めたデータであるともいえるわけです。
「エネルギー転換」や「オール電化」などが叫ばれ普及する時代であったとしても、
逆説的に考えますと、現状「灯油」を消費している顧客がエネルギー転換ビジネスのターゲットとなるわけです。

大手ディラーなどでは、すでに「リフォーム」関連や住宅関連サービスのビジネス展開が盛んです。
「灯油」も視点を大きく持って「ホームエネルギー・ビジネス」の一部という切り口で考えたら
「次にくるエネルギーの時代」を、コストやエコの時流を前提に想定しながら自社のビジネス転換をしていくのは少しも不自然なことではないわけです。

昔、石油業界の先人が仕事を始めた創業期には石炭や薪などを燃料としていた時代だったはずで、
灯油は新しいエネルギーであったはずです。
いや、私の若いころでも、田舎では灯油がホームエネルギーとして認知され始めた時代だったのですから、
それほど昔の話ではないはずです。

ブリキ缶に詰めた「燈油」を自転車の荷台に積んで配達を始めたことで、
きっと日本の石油業界のビジネスの黎明期は口火を切ったはずなのです。

そんな業界の先人の心意気を考えると、
エネルギービジネスの可能性が違った視点で見えてくるように感ずるのは私だけではないはずです。

最大の課題は自主性と創造性と、特に「行動力」が必要だと考えています。
それぞれの企業が持っている特性や地域性によって、発想の視点は大きく変わります。
しかし、「考えている」だけではだめです。
実際に行動を起こすだけの「行動力」が最大のポイントなのです。
現状、なんとか採算点が維持できていると、行動力が鈍ります。
業態が低迷してから、新たな模索をすることや着手するには二倍のエネルギーを要することになります。
ですから、動けるときがチャンスです。

そんな事を考えるのが「楽しい」と思う経営者と、
時代背景の必要性に迫られながら「やむなく」ビジネスを変える方もいるでしょう。
私は、次の時代を考えることを「楽しく」、ポジティブに考えるべきだと思っています。

今まで、永い間店頭ビジネスを前提に考えてきたガソリンスタンド業界では、
「灯油配送ビジネス」などを前提に次の時代を考える場合に、
配送という業態自体をネガティブに考えている企業が多いことも事実です。
そのような企業は、思考が硬直化していてなかなかアイデアが湧いてこないという弱点があります。
変なプライドがあって、新しい時流の発想に遅れやすいという組織疲労のような致命的な弱点が潜在的に染みついてしまったら、
その企業組織の衰退はすでにはじまっているとみるべきです。

それにしても、現在の時代背景を考えますと「宅配デリバリービジネス」はいろいろな業界で、その可能性が非常に大きな注目を集めています。

ヨシケイなどが展開している「ケータリングビジネス」は、
今後、家庭の食生活まで大きく変えてしまうと予測されています。
そのほかにも、高齢化を時代背景として、「宅配ビジネス」の可能性は無限です。

「アスクル」やコクヨの「フォレストウェイ」などの「文房具ビジネス」も宅配というビジネスフォームが大きく変化させています。
佐川、ヤマトなどの宅配便の普及と関連しての、宅配ビジネス展開を見ればその可能性はいまさら紹介するまでもありません。

私の家内なども、神戸のケーキをWEBで注文して、
宅配業者にお金を払って普通に食べています。
そんな生活パターンを主婦が普通に利用している時代です。

SS業界が持っている地域の消費者データを今後のマーケティングに再活用するとしたら、
その可能性は無限だと思います。
新たなビジネスを考えること自体が楽しくなりますね、

他人が考えたビジネスにFCで参加するなんて、馬鹿馬鹿しく思えてきます。
これから自分自身が本気で向かい合うビジネスだとしたら、
まず、自分自身の「頭で汗をかく」ことも必要です。
そのこと自体が、新たなビジネスのパイオニアで先取得利益も大きいわけです。

だから、他人のアイデアに頼らず、基本は自分自身と皆で考えましょう。
ということになるわけです。それがもっとも大切です。

与えられた、ビジネスフォームをお探しなら、現在、業界で流行している
中古車を使った「レンタカービジネス」でも始めたらどうでしょう。

そんな訳で、某大手ディラー様と「雪ん子」を再活用しての宅配ビジネスの勉強に着手しようとしています。
新たなビジネスアイデアなどがございましたら、お寄せください。

やはり、ビジネスは、楽しくなくてはいけませんね。

頭を使う事と、「行動力」が衰退しない組織を再構築することが、まず先決です。

楽は苦の種、苦は楽の種

2009年05月20日 15時12分06秒 | Weblog
ここしばらくは、バリバリ仕事をこなして夕方には疲れ果て風呂に入ると
八時には熟睡という実に健全な生活を送っています。
運動不足気味なので、太り過ぎに注意です。

雑誌や新聞などで読んでからの、問い合わせが増えており今後は対応に追われそうです。
それにしても、ゴルフソリューションも反応良くて、これから本格的にエンジンをかけます。

銭金ではなく仕事が好きということは、お金ではなくて苦労を儲けているようなものです。
それでも、仕事が大好きで滑ったり、転んだりしながら、「社長!」なんて呼ばれながらなんとか生きているわけです。

貧乏はしてても、喰えない訳でもないし、
特にこれといって欲しいものがあるわけでもありません。

美味いものを食べると血糖値が上がって、食べ過ぎると体重が増えるわけですから、
キャベツと「おから(卯の花)」と納豆と「海苔の瓶詰」ぐらいの食事でちょうどよい。

着るものも、これからは夏ですから社内ではユニクロのTシャツで充分。
住むところもあって、寝るところが快適で、相応の妻がいて、たまに背中でも流してもらえればそれで天国。

人間、あまり日常が快適すぎると逆境に弱くなりやすい。

私のように充分すぎる生活環境から、一気に貧乏長屋の浪人暮らしのような生活に
落ちた経験は、
今になって自らのバイタリティーと根性に磨きを掛けた良い経験なのですが、
「もう一度やってみろ」と言われたら、どうしよう・・・・
今苦しいと思って生きている方へ・・・
「朝の来ない夜はない」、「苦労は買ってでもしてみるもの」です。

徳川家康公遺訓 

  人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し

  急ぐべからず不自由を常と思えば不足なし

  心に望み起らば困窮したる時を思いだすべし

  堪忍は無事長久の基怒りは敵と思え

  勝つことばかり知りて負くることを知らざれば害その身に至る

  己を責めて人を責むるな

なんて、ありきたりの遺訓ですが、
読み返すと実にいい言葉です。

今、他人が馬鹿に思えるほどに気分が乗っている方に・・・

平家物語より

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕はす。
奢れる者久しからず、ただ春の世の夢の如し。
猛き人も遂には滅びぬ。偏に風の前の塵に同じ。

驕れる平家は久しからず・・・

本日は、なぜか謙虚な気分で仕事にいそしんでいます。
本日、高崎は33度。日本一の暑さです。


資産家の定義

2009年05月20日 09時23分13秒 | Weblog
「賢者の知恵」として、これからはシステムを「購入する」という考え方は不要となるはずです。

「ASP」や「SaaS(Software as a Service)」といった手段での、ソリューション提供ビジネスが増えてきます。

当社でも「ペトロマスタードットネット」に関しては、ASPによる月次課金制度をスタートさせています。
これにより、導入クライアントユーザーは一度に設備投資資金を用意することなく、
月次の安い費用だけで高度なシステムを購入して稼働させることができるわけです。

とくに、昨今のような不況の時には、リース契約や導入資金調達などの必要もないわけですから、
金融的なメリットは非常に大きいわけです。

すなわち、これまで設備導入に際して、煩わしさを含めて、
ネックとなっていた銀行などの金融サービスが不要となる時代が到来したわけです。

今朝の経済ニュースを見ていたら、日本の大手銀行はほとんど「大赤字」です。
実は、すでに既存の「金貸し」としての金融ビジネスの時代は終焉しています。
大衆のお金を預かって、大損して貸すお金が無いわけですから、本当はとんでもないことですね。
賢い人間にとっては金融機関に勤務していることは不名誉なことだと感じられる時代になってきました。
当社にもいますが、元金融機関の人間というものは常識やプロ意識が欠落している困った人種です。

これからのビジネスの「仕組み」は今までのような金融機関によるサービスを必要としない時代がやってきたわけです。
これらの仕組みを、其々の分野で「賢者」が構築しすでにスタートを切っているわけです。
非常識で無知な銀行員と、いかに必要なお金を借りるためとはいえ、仕事の説明などもしなくて済むわけです。
私は、馬鹿な銀行員とアブラムシとゲジゲジが大嫌いです。

経営者でも、これらに関する知識があると無いとでは、企業としての経営力が大きく変わってきます。

すなわち、「資産家とは何か?」を考えたときに、
昔の古い考え方では「土地」などの不動産を多く所有する人と答えたはずですが、
現在では、不動産を所有していても事業による「キャッシュフロー」が生み出せない無能な経営者や
地方などで不動産がお金を生み出すための運用の手法に乏しい地域では、
お金を生み出さない「資産」は、実は「納税義務」が発生するだけの無用の長物となっているわけです。
ですから、固定資産の納税だけでギブアップしてしまう「無能な資産家」が実に増えています。

アメリカなどの「資産家」は、「資産」というものに対する考え方が違います。
「資産」とは、お金を生み出す「仕組み」のことなのです。
すなわち、安定的にお金が入ってくる「コンテンツ(中味、内容、仕組み)」が「資産」であり、その「コンテンツ」を多く所有している人が「資産家」ということなのです。
考えれば、当たり前のことですね、「現実にお金が入ってくる手段」や「ノウハウ」を多く所有しているということです。

確かに、わが国では土地などの不動産を所有していれば、
何もしなくても国家に対して「固定資産税」を支払う納税義務が発生するわけですから、欧米的に考えると「負債」と同じことになるわけです。
国民が、皆で物納で納税したら国家はキャッシュフローが不足して、破綻してしまうはずです。
土地は、上がるものだという前提で将来国有財産を競売にかけて換金することで現金を調達する仕組みですから、
これでは、国家もそのへんの「競売屋」と変わりません。
しかし、土地は上がるものだという「神話」も崩壊しつつあります。

最終的には土地は国家のものであり「賃貸料」を支払っているのだということを日本国民も認識しなくてはなりません。
これでは、土地の賃借権」を売買している「香港」と何ら変わりません。

それにしても、お金を生み出す「コンテンツ」は資産計上されないケースが多いわけです。
最近では「ビジネス特許」などのように無形の資産も多く存在しています。

私自身が創った、「ビジネスソリューション」についても、
何千万円で販売されようが、資産計上されていない以上すべてが「粗利益」ということになるわけです。

そうすると、私も大変な資産家ということになるわけなのですが、
そのことを享受できるような時節がいつになったら、やってくるのやら、

「資産の定義」というものは、実に難しい。

二十世紀に社会主義が崩壊し、これからは、資本主義も限界的な破たんを迎えつつあるわけで、
本当の意味で「豊か」な生活とは一体どんなものなのでしょうか・・

今度「賢者」に会ったら聞いてみましょう。

暑くてしょうがない

2009年05月19日 17時24分17秒 | Weblog
世の中には、数えきれないくらいの職業があります。
職種によって慣習だとか癖だとか色々ありまして、人格のようなものが形成されるようです。

私の友人は、人の風体やら人相やら、口のきき方まで観察して、占い師のように職業や性格などを楽しそうに推理しています。

彼のように人間観察に興味がある人に言わせると、昔はガソリンスタンド経営者という職種の人間は比較的わかり易かったようです。

そういえば、あの人は大工の棟梁だとか、職人などは今でも比較的わかりやすいですね。

私は、職業柄石油業界人と接する機会が多いわけですが、全くその辺には無頓着なのでよくわかりません。
しかし、最近、やっとそれらしい癖といいますか、パターン化した考え方や行動があるような気がしています。

翻って、自分の職業について他人様に聞きますと、ほとんどがシステム屋には見られたことはないわけです。
では、どんな職業に見られるかということですが、余り良い印象はないようですから、恥ずかしいので言わないことにします。

なんで、こんな話をしているかというと、現在ゴルフソリューションの説明書とカタログを制作中で、ある人に見せたところ、
須賀さんが制作したようには絶対に見えないね、と言われたわけです。

確かに、自分の顔を見ると、その筋の人か、職人さんですね、

ところで、今日は、夏のような陽気でした。
北関東はフェーン現象で30度にもなったところがあるようです。

暑くて、いやな季節がやってきます。
北海道のお客様問い合わせなどありませんか?
これからしばらくは、爽やかな北海道の青い空を思い出します。

業務転換に関する課題

2009年05月18日 05時57分52秒 | Weblog
不景気の影響で、多くの業種の企業が業種転換を模索、検討中のようです。
内需型で不況の影響を受けなくて、投下資本が少なく、収益率が高いビジネス。

そんな美味しいビジネスがそう簡単に見つかるはずもないわけですが、皆さん真剣です。
私の友人のT君は車のミラー関係を製造している会社をメーカーと共同出資で社長として経営していますが、
昨年末頃から仕事量が減って厳しい状況だと嘆いています。

ところで彼は、若い頃は豆腐製造会社を盛大に経営しており、多くの大手ショッピングセンターなどに納入販売していました。
それが、二十年ほど前に突然、自動車関連産業に業務転換をしたという大胆な経営者です。
内需型の食品製造から一気に先端ビジネスである自動車関連の製造業に進出したわけですから驚きました。

しかし、時代は変わりますね、日本の、しかも、最先端の自動車ビジネスに陰りが見えてきてこの状態です。

一方、最近では豆腐は高級特選品に注目が集まっており、値段も高いですね。
私の地元でも三之助豆腐、男の豆腐、とか固有の名称を持った、一丁300円からする高級豆腐が売れまくっています。
彼は、豆腐市場の現状をみて、再び内需型の食品業界に興味をそそられているようです。

もともと、当時はスーパーマーケットに豆腐を納入する際に豆腐自体が安売り商品の位置づけでしたから常にバイヤーとの納入価格折衝で苦労していたということです。
当時は、小規模の製造業者が多くて過当競争も大きな要因になっていたようです。

ところで、最近はバイオブームと世界的な食糧問題で原料の大豆が高騰していますから、豆腐業界も必然的に経営転換を迫られているらしい。

そんな豆腐業界をみて、事業欲が旺盛でしかも豆腐製造に関する深い造詣のあるT君がビジネスチャンスを見逃すはずがありません。

実は、彼の父上は「こんにゃく業界」では著名な相場師でしたが、彼が高校生の時に相場に失敗。
彼は、高校を卒業後自分で小さな豆腐屋を開業したわけですが、何もわからずに大変苦労したわけです。
加えて、開業時には朝が早いため、配達中に自動車で居眠り事故を起こし、
免許停止処分を受けて配達もままならないという大危機を迎えてしまい、
私や、社員や弟が豆腐の配達を手伝いながらスタートを切ったという経緯があります。
その後は、彼の経営手腕で企業は順調に成長して地域一番の豆腐製造業に成長したわけですが、
朝が早くて労働条件が厳しい仕事から自動車関連産業に転業したというわけです。
自動車関連ビジネスに転業するきっかけとなったのもやはり、友人関係のアドバイスと紹介があってのことでした。

最近、彼からゴルフに誘われて、転業の相談を受けたわけですが、
自動車関連業界も所詮は下請けで価格折衝が厳しくて、取引先の接待も大変らしい。

再び、昔取った杵柄で食品関連にというわけです。
豆腐も良い品質の高級品になると、スーパーやデパートの地下売り場などで販売させてくれと言われるらしいですね。
自分で工夫して、独自性や値付けができる環境が整っているらしい。

彼のことですから、すでに何か企画があるようです。

SSビジネスでも副業や業種開発や転業を模索している企業が増えています。
経営者自身のキャリアや得意なこと、なかには趣味がきっかけとなることもあるようです。
最近はこの不況下ですから、ほとんどの業界で構造的な変化や新たなビジネスフォームの企画が盛んです。

そんな時には、視野が広くて情報取得力が豊かな友人や情報チャンネルも大きな力となりますね。

自分自身に御苦労さまです。

2009年05月16日 17時34分16秒 | Weblog
平日は石油ソリューション関係の仕事で、土曜日はゴルフ場システムの関連業務で最近休みなし。
この歳になると、頭の切り替えが結構キツイですね。

こんな辛い仕事はもうたくさんと思う訳ですが、ノドもと過ぎれば熱さ忘れて、またまたドキュメント整備作業。

眼はかすむし、肩は凝るし、頭はボーッとしてきます。
さて、本日の業務はようやく終了。

散歩しながら、帰りましょう。

忙中、閑あり

2009年05月16日 05時26分33秒 | Weblog
仕事は妥協せず一生懸命、そして遊ぶ時は遊ぶ
還暦を過ぎてから、バランスを気遣いつつ人生を楽しみながら生きていけるように努力しています。

しかし、仕事の計画や予定でスケジュールが追い付かなくなることもあります。
販売計画が狂いそうな時期もありますから、まだまだ仕事で油断や手抜きはできません。

私の場合、若い頃から間断なく仕事をしてきまして、一度転んで、そして再生して今日があるわけですが、

不思議と私の周りには、そんな友人や知人が多いのです。
先日は、友人の弁護士事務所のゴルフコンペで、久し振りに昔からの友人が集まって旧交を温めました。

主催者の弁護士自身、高校生の頃にある事件を起こして「退学処分」になって、
働きながら苦学して、司法試験に合格したという経緯があります。
彼の子供たちも、すでに公認会計士と弁護士ですから優秀です。

彼の兄弟は三人が弁護士でして、三兄弟弁護士で有名なのです。
彼とは、高校時代ずっと同じクラスでしかも、彼が不遇なころからの親友なのです。
彼の長兄は、元日弁連の副会長。そして元プロボクサー、現在はボクシングジムのオーナーでもあるわけです。

そんな、三兄弟ですから、とにかく交友関係が広いわけです。
本当にいろいろな職種の経営者や、政治家、公認会計士、元プロスポーツ選手やら、芸能人に、プロゴルファーなどなど、
本当に多彩な職種のメンバーが集まってワイワイガヤガヤ、
温泉に入ったりして、暗くなるまで楽しい時間を過ごしました。

とにかく、年に一度のことで温泉に泊まりこんで酒を飲んで、翌日ゴルフ場を借り切ってコンペを行うという豪快な集まりなのです。

とにかく多彩なキャラクターの人たちが子供のように遊んでいるわけです。

毎年、プロボクシングのレフリーで有名な森田健さんなどが、コンペを取り仕切っています。
あれだけのレフリーが場を取り仕切るわけですから、本格的です。

成績集計の間に、ゴルフ場のホールでプロボクシングのリングを設えて、
本当のボクシングの試合を観戦できるゴルフコンペなんてそうザラにあるものではありません。

多彩な人たちですから、皆さん一度くらい弁護士の世話になった経緯があるのでしょう。
そして、今がある。

100年に一度の大不況ですが、ジタバタしても始まらない。
皆さん、忙中閑ありということなのでしょう。

挨拶だけして帰ろうと思っていた参議院議員の山本●太君などは、某重鎮に「忙しいなんて、生意気な・」と叱られていました。
若い政治家は大変です。しかし、そんな支持母体が、この選挙区から近年総理大臣を4人も輩出しているわけです。

そんな訳で、私は最近遊び過ぎて、仕事が遅れ気味、
今日は、一人で仕事をしています。
忙中閑あり、そのあとは閑なしということです。

今日は疲れました。

2009年05月15日 20時55分29秒 | Weblog
花の金曜日ですが、まだまだ仕事は終わりません。
一人で、会社で頑張っています。
それでも頭を休めて、PCでブログを書いてます、これではまるでPC中毒です。

カタログのキャッチコピーなどを考えていると、コピーライターという職業は本当に才能がなければと思います。

グラフィックデザインのセンスもなければいけませんが、私ももう歳ですね、目が疲れます。
早く家に帰って、風呂に入って寝ます。




格差拡大が明確化になってきました。

2009年05月15日 05時05分24秒 | Weblog
昨日の業界紙などですでに報道されていますが、ガソリン出荷が好調のようです。
首都圏エリアでは、軽井沢のアウトレットショップやディズニーランドなどの観光エリアへ出かける家族が増えています。
長野の善光時のご開帳も土日は凄い人出のようです。

高速道路の千円走り放題の経済効果は凄いものです。
政府の経済対策もようやく効果が出てきたということでしょう。

新聞などでは、相続、贈与税の減税効果で、二世帯住宅の需要が増えつつあるということで
住宅展示場への人出も多いとのこと。
富裕層は住宅まで考えているとは、うらやましい話です。

我が国は本当に「格差社会」になったようですね
百年に一度の大不況で頭を痛めている経済界や、失業者が増えている一方で、
庶民生活がすべて苦しいというわけでもないようです。

我が身を振り返って自信を失うような格差社会が発生しているのかも知れません。
情けなくて、不安になる方も多いはずですが、
今後この格差は一層拡大するようですから、
時代に置き去りにされないよう一生懸命にどん尻でもいいから付いていきたいものだと思っています。

どうも、この格差社会は、世代や従事する業種や地域などの要因によって生まれているような気がしますが、
皆さんはどう思いますか・?

たとえば、世代別、業種別の年金問題などでは顕著ですね。
団塊の世代よりも10才程度上の方は退職金も十分貰って、
さらに受給している年金も300万円くらいのようです。
それと比較して、団塊の世代の退職金は現下の不況で激減し、
さらに、受給する年金も200万円を切っているということで
約100万円程度の格差が発生しているようです。
これは、あくまでも同じような状況での概算ということですが、
約百万円もの所得格差が付いているらしい。

しかし、これが国民年金だけの方だともっと受給額が少ないわけですから、
これからの、老後の生活は大変だと思います。
年金問題を考えただけでも、これほど格差がついてくるわけです。

業種別では
今まで、わが世の春を謳歌してきた自動車などを中心とする製造業の急激な凋落は本当に厳しいようですが。
一方では、マクドナルドやユニクロ、など内需型の産業が絶好調です。
製造業はすでに中進国へシフトしてしまいました。
これからは、消費を中心と狩る内需型産業の時代がやってくるのでしょう。

内需型のSS業界もここにきて、出荷量は絶好調ということですが、
あくまでも、「高速道千円走り放題の影響を享受できる地域」という前提が付いているようです。
しかし、出かける前に満タンにするとしたら、全体的には良い傾向です。

それでもマグドナルドやユニクロのような収益効果をガソリンという商品に臨むことができるのか、微妙です。
独自性の無い商品の万年販売過激競争ですから思うようにはいかないでしょう。
実は、この辺に商売の微妙なところがあるわけです。
独自性のあるものは、消費者はガソリンを使ってでも出かけて買いに行くわけです。

ですから、地域性や業種、取扱商品などでも経済効果を享受できるビジネス格差がついてくるわけです。

「高速道路、走り放題千円」という経済対策を切り口にして、
そこから派生する人間の心理や動きを巧みに先取りして考えると、
面白いビジネス企画が生まれてくるのかもしれません。

ゴルフ場ビジネスでも激化する安売り合戦

2009年05月14日 16時38分37秒 | Weblog
ゴールデンウィーク明けは、毎日、毎日、カタログ整備などドキュメント類の整備に追われています。

ゴルフ業界向けのソリューションの資料作成に追われています。
数年前に作成したものと見比べると、今回の出来栄えは格段の差ですね、
我ながら満足です。

しかし、ゴルフビジネスの現場は外見と違いかなり厳しいですね、
プレーヤー数は団塊の世代のリタイヤで増加しているようですが、
プレーフィが何しろ安くなっています。

群馬県など「ゴルフ銀座」では価格で客引き合戦です。
ガソリンスタンドの安売り競争などというレベルではないわけです。
平日プレーなどは、日祭日のメンバーフィーよりも安い設定のところが多いようです。

ガソリンには「仕切り価格」というものがありますから、原価を切って売る人は少ないはずですが、
ゴルフ場の価格競争はかなりシビアになってきました。

外資系企業による買収が一段落して、今度は国内内需型企業によるゴルフ場への投資が開始されています。
こんな不景気な時代ですが、儲かる企業は充分儲かっているようです。

「今こそ買いのチャンス!」と投資に走っています。
ボチボチ景気が底を打ったと読んだのでしょうか、

それにしても、18ホールで年間四万人以上のプレイヤーを集客するわけですからかなりのビジネスです。

最近、よくゴルフ場の支配人と話すのですが、
もう日本もアメリカのゴルフ場のように、お年寄りでも簡単に、気楽に、安く、ゆったりとラウンドできる庶民のスポーツになりそうです。
ゴルフ場自体がそのように割り切らなければ経営が成り立たない時代になってきました。
これは、よいことです。

たとえば、ゴルフポールなどもすでに1ダースで1500円くらいで売っていますから、1個100円チョットという事になります。
ユニクロで、ポロシャツと綿パンと靴下を買って・・・、
最近は一人で行っても、同伴者がいますからゲートボールより気楽です。

高崎には、県営、市営などの公営ゴルフ場が数か所もありまして、これからは早朝からラウンドしていますが、2000円を切ってプレーできるようです。

そんな訳で、当社としてはゴルフビジネスに一縷の望みを託しましての本格参入という訳です。

実際にコースで使用されているシステムは非常に好評です。
嬉しいですね。

ゴルフ場システムは、普通で一千五百万円以上なのですが、
我々は月次課金制ですから、リース契約も設備資金も不要です。
民事再生中のコースでも安心してご自由にお使いいただける画期的なASPシステムなのです。

プレーフィが安くなって、安値競争のビジネスですから、もっとコストを落とせるよう鋭意努力中。

これから楽しみなビジネス、分野なのです。