ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

組織活性化のポイント

2009年05月08日 08時31分12秒 | Weblog
同規模の企業で、全く同じシステムを立ち上げるためのプロジェクトがあったとします。
しかし、業務の進捗速度が全然違うのは、なぜでしょう?

まず、企業としての意思決定速度が全然違います。

担当者が仕事を抱えずに、トップダウンによる意思決定が徹底している企業ほど意思決定速度も指揮命令系統も徹底しています。

一概に権限の移譲といいますが、
実際のところ業務の内容によっては絶対にトップダウンでなければだめな事項もあるわけです。
基幹となるシステムに関しては、担当者や部下でなく経営者自らが不明な点をただして、
自ら学びながら意思決定をすべき事項ですね。

なぜなら、最近は基幹統合系システムの普及により中間管理職の存在感が薄れています。
極端なことをいえば、中間管理職が不要となっています。

その辺の仕組みについては、別の機会にご説明しますが、
システムにより、管理業務は驚くほどシンプルに簡単に処理できる時代です。

仕事がなくなる、中間管理職やアナログ社員。
省力化や合理化よりも業務内容の変化を嫌うベテランスタッフ。
仕事を抱え込んで、ひっそりと生き延びる無能な社員。
プロジェクトの進捗よりも社内での自己保身に走る管理職。

経営者としては、妥協せずに、厳しい目で、対処しなくてはならない時代です。

この不況下で、あれだけの大企業が、
あれほどの痛みを伴う、リストラから業務改革を実行している時代です。
大胆かつ積極的に組織活性化を図るべき時節が到来しています。

業務改革の社内抵抗勢力の一掃は、まず足元から大掃除しなくてはなりません。

厳しい時代なのです。
あなたの企業で職を得てノウノウとしている社員の目を覚まさせる必要があるとはおもいませんか・?

あなたの会社にも、あの年金官僚のような狡猾な官僚的な社員が存在している可能性があります。

組織の「癌」ともいうべき、その悪性腫瘍を取り除いてこそ、組織の活性化が実現するわけです。

機動力が生命線の石油業界

2009年05月08日 05時43分00秒 | Weblog
昨日、当面の株価は上がりましたが、改めて不景気ですね。

こんなことを言ってると、「何をいまさら」と言われそうですが、

改めて、最近の石油業界を見渡してみますと、経営規模に関係なく経営内容の格差拡大が明確化しているように感じます。
経営規模が大きくても、組織が硬直化している企業では組織的な疲労により業務改善や経営体改革が遅れている企業が目立っています。

組織の変化や、新しい業務改善などを嫌う古狸が増えてくると、
大組織でも疲弊して活性化を阻害する要因になってくるというわけです。

そうなると、いくら焦っても、改革や改善の舵取りに時間と労力がかかり過ぎて、経営者による企業統治(企業ガバナンス)さえ低下しているケースも目立ちます。

こんな時代ですが、経営力のある中堅企業にとってはチャンス到来ともいえるようです。
システム構築や業務改善を進めるための経営者のトップダウンによる意思統一なども即時徹底できる組織の規模で、
そして、なによりレスポンスがよい若手スタッフによる機動力が揃えば、
とにかく業務改善速度が早い企業には力強さを感じます。

大艦巨砲主義の「戦艦大和」と空の機動力を中心とする「航空母艦」や戦闘機の違いですかね。
タイタニックや戦艦大和のように乗っている船が大きければ、
絶対に沈まないと信じている古い頭の乗組員(社員)や乗客(特約店)もいるわけです。
これからどんなドラマが始まるのやら、

経営者たるもの、今こそ時代に合った戦力(経営機動力)認識がどんなものなのか、改めて考えてみる必要があります。

日露戦争の帝国海軍の旗艦「三笠」の艦上で双眼鏡を持って構える艦長(経営者)が命令を出しながら、バルチック艦隊に打ち勝った、日本海海戦。
東郷元帥の周りには、錚々たる将軍が並んでいます。
当時の日本は外国から輸入した戦艦で、大国ロシアを打ち破りました。
絵としてみると壮観ですが、何か江戸時代の戦絵巻と変わりません。
そんな雰囲気の老舗大企業が、まだまだ、全国には結構存在しています。

しかし、第二次世界大戦では、
その考え方の延長線上の大艦巨砲主義で製造された不沈艦「大和」まで、
敵(アメリカ)の空軍力の前に、最後には悲壮な最後を迎えることになったわけです。

そして、現代。
時代が変われば、当然のことながら、戦法(商法)も変わります。
今は、北朝鮮までも核を保有して、ICBMを飛ばすことができる時代です。
なにが起こるか、わからない。

今回の不景気により、石油業界も大きな変化を迎えそうです。
無駄を省いて、機動力のある優秀な若手社員による、レスポンスのよさが発揮できれば、
今迄とは全く違う視点で可能性のあるビ石油ジネスができる時代になりました。

確かに、「変わるビジネス、変わるシステム」の時代が到来したわけです。

そのことに気付いている経営者の方が増えています。
長期にわたり、戦艦(給油所施設)の数や大きさで、競ってきた石油業界なのですが、
もはや、旧態然とした戦艦(給油所施設)などは維持費がかかるだけのスクラップと鳴り果てたわけです。

セルフ業態なんてものは、石油業界が自ら販売価格だけに依存した、「最後の特攻攻撃」のようなものに感じます。
何箇所つくっても、全国各地には閉鎖SSのスクラップだらけです。
あの新しいセルフSS施設の閉鎖の惨状を見ると、
ハワイのパールハーバーの海に半分沈んでいる戦艦のスクラップを思い出します。

全国各地を仕事で巡回してみると、いまや「SSや兵(つわもの)どもが夢の跡」といった感じですね。

これから、始まる石油ビジネスドラマ。
石油の時代は終わったと嘆く前に、チョットだけ考えてみましょう。
基本の考え方と視点を少し変えるだけで、大きな可能性が見えてくるわけです。

それを可能にするのが、まずシステムです。
実際に、ご覧になって、一緒に考えて、これからの石油ビジネスの可能性を私と一緒に考えてみませんか・?


旧交を温めて

2009年05月07日 09時22分20秒 | Weblog
群馬のプロゴルフ界は、最近若手のすごい選手がたくさん出てきてすごいことになってます。

親の代からゴルフでお世話になっている、K氏はプロゴルファーで、群馬県のプロゴルフ協会の会長さん。
現在でも有望な若手プロ選手をたくさん育てています。

Kさんのお父さんは慶応ボーイで東京から群馬にきてから、ゴルフを通じて、何かと私の一族と関係が深い方です。
私も二十歳のころにKプロのお父様から会員権を購入しました。
当時は、ゴルフなんてとんでもないスポーツでした。

私にとってはKさんの息子さんがプロになったなんて驚いたわけですが、
そのKプロも現在、すでに67歳のグランドシニアです。

現在、Kプロは大手鉄道企業系で私の従兄が理事長を務める名門ゴルフクラブの顧問プロをしています。
先日、Kプロから電話がかかってきて、「最近ゴルフを再開したらしいね。よかった、よかった。久しぶりにラウンドをしよう」ということになりました。

そんなわけで、昨日は、友達のゴルフ仲間一名を加えホームコースで三名のプレーとなりました。
こんなゴルフが一番楽しいですね、これがゴルフなんだと思いました。

いつものことながら、スコアを付けることもなく、楽しいゴルフなんです。
それでも、各ホールスコアがしっかり頭に残っていて「何番ホールの何打目」なんてスラスラと出てくるわけです。
昔は、こんな訓練よくさせられました。

青木功プロは、何年前のどのコースの何番ホールの何打目くらいまで頭に残っているらしい。
天才は、違いますね。

ジーンサラゼンは
「ゴルフは幾つでラウンドしたかということよりも、ゴルフを通じて何人の良き友人を作れたかが、問題だ。」
といったそうですが、この年になると、全く同感だと思う言葉です。

人生、どん底に落ちてから友人との交わりを再開したのはゴルフがきっかけでした。
そんなわけで、ゴルフのソリューション開発まで行うようになりました。
再婚するきっかけもゴルフでした。

人生の節目、節目でなぜかゴルフが付いてくる。
ゴルフとは本当に不思議なめぐり合わせなのです。
私は、あまりスコアにこだわるアスリート系ゴルファーというわけではありません。
むしろ、スコアには無頓着なゴルファーなのですが、最近は近くのゴルフショップへ出掛けては、新製品コーナーをのぞくのが楽しみです。

新しい道具を一本購入すると、今度は試し打ちをしたくてしょうがない。
まるで、子供が集めている、キャラクターのおもちゃのようです。

ふーん、須賀君が、スパイダーのパターを使うとは・・・・
アイアンも、流行りものだね・・・

そうなんです。
最近、本当にゴルフが楽しくて、ミーハーなんです。
グリップ交換したら、全部ピンクの色になっています。

道具だけは、まるで、若手プロのような状況なのです。

仕事の達人は、頭のモードチェンジ(切り替え)が早い

2009年05月07日 08時13分11秒 | Weblog
休み明けは、頭の切り替えが必要で仕事が手に付かないという方が多いと思います。

私も、昔は貧乏症(精神的にも、経済的にも余裕がなく)で休暇の使い方、
特に休暇と仕事の「頭の切り替え」がうまくいかなくて苦労したものです。
休み明けの朝の出社などが本当に辛かったのを覚えています。
「休暇」と「仕事」。
頭のギアチェンジがうまくいかないと、自分自身の仕事が本当に苦痛になります。
貴方は、大丈夫ですか?

そんな方に、頭脳の使い方として「クロスレシオミッション」のような考え方をお勧めします。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
我々の時代にはレースやラリーに使用するミッションのギア比はなるべく加速を良くするようにギア比をうまく重ね合わせまして、
スムーズにしかもフルに車の潜在的パワーを引き出せるようにギア比をセットし、
さらにギアシフトの技術を練習したものです。

私自身、最近分かったことですが、仕事も遊びも徹底しないとだめですね、
「休暇」には一生懸命遊ばなければ、遊び足りないような感覚が残ります。
遊びに未練を残して休暇が終わるようではだめですから、
なるべく仕事を忘れて遊びモードのギア比で目一杯引っ張ります。

さりとて、自分の体力などを顧みず遊びに無理をしても、これまた「疲れ」が残りまして、仕事に差し支えます。

ですから、普段から仕事をしながらでも、体を動かしたり、好きなスポーツなどの練習をしているとストレスがたまりません。

休暇中の遊びに数日間、本気で熱中すると「仕事をしたい・・」と思うようになってくるのも不思議です。
この辺が、「遊びモード」と「仕事モード」のギア比がクロスしている部分です。

細かい、ギアシフトでヘアピンカーブもスプーンカーブも上りも、下りも、
うまくコントロールできるようになればしめたものです。

頭のギアチェンジがうまい方は、すでに休み明けの今頃でも、
机に向って、仕事をしたかった「やる気」をぶつけているかもしれません。

休み明けで、あくびをしているようでは、加速が悪過ぎますね、

私の実家は商家でしたが、
「休み明け」の朝に「疲れた」などと言うと、こっぴどく怒られましたね。
確かに、ろくな仕事もできないくせに、「遊んで、疲れた・・・」なんて、
考えてみたら、とんでもない馬鹿な話です。
普段本気で仕事をしないから疲れないで、遊んで疲れるなら、休暇をとる必要もないというわけでしょう。
昔の人の言うことにも、一理あります。

休暇中の時間の過ごし方と仕事に対する集中力の調和が大切です。

静かに、体を休めたいという方もいらっしゃるでしょう。
ゆとりのある時間を楽しみながら、読書もよいでしょう。
体を使って、スポーツで汗を流すこともいいことです。

あくまでも「休暇」ですから、仕事を休むこと。
そして、仕事や健全な生活をするための充電をすることが大切。

あとは、頭のモードチェンジ、
クイックレスポンスでいきましょう。

一生懸命、遊び過ぎて、ボチボチ仕事がしたくなったという感覚が大切です。

動物の祟りなのかな・・・・

2009年05月05日 05時39分07秒 | Weblog
先日、青森まで車で出張し、弘前城の桜を見物して土曜日に高崎まで帰還したのですが、有料道路料金は本当に千円でした。
何か得をしたような気がしましたよ。

道路公団もこんなことができるなら、もっと早く導入すれば良かったのに・・・
と、今更ながら思います。元来高速道路は無料にするということで建設がスタートしたわけですし、先進国では現に無料が多いわけですから、日本も無料にすべきですね。

ところで、今回のインフルエンザ問題では、日本が島国ですから感染という意味では優位のような気がします。
「水際作戦」が取りやすいと思うのですが、どうでなのでしょう。
ゴールデンウィークで外国へ遊びに行って帰ってくる観光客を空港などで集中して検疫で防御できると思うのですが。

私も、ここ数日喉が痛くてしょうがない。
風邪薬を飲みながらのゴールデンウィークとなっています。

最近、動物のウィールスによるインフルエンザが流行しています。
豚や鳥や牛などを食料にし過ぎた人類に対する動物の反撃なのかもしれませんね。
こうなったら、しばらくはベジタリアンにでもなって、野菜中心の生活にでもしてみましょうかね。

人類という動物は、牛や鳥や豚までも可愛いとか言いながら、
一方では、殺して焼き肉にして食べてしまうわけですから、わけがわからない。

どこかの小学校で、動物を飼育してから殺して子供に食べさせることで、
人間の「食文化」に関する認識を植え付けているところがあるといいます。

意見はいろいろなのでしょうが、私は必要なことだと思います。

自分で育てた鳥などを、実際に食べることで生き物に対する、本当の意味での感謝や食べ物の意義が理解できるというものです。

ケンタッキーフライドチキン、マグドナルドのハンバーガー、みんな可愛い動物から育てて、最後には人類の餌になるわけです。

ゴルフは楽し

2009年05月03日 06時01分37秒 | Weblog
職業柄、運動不足になりがちです。ダイエットの必要もあります。
食べ過ぎも問題ですが、まずは運動といったことで、最近は体を動かすことに努めています。

若い頃は、現場の仕事で毎日体を使い汗を流していたものですが、
こうしてパソコンに向かうことが職業となってからいつの間にやら体力の衰えを痛感しています。

最近ゴルフに熱中していますが、若い頃のゴルフとは全く違う感覚でプレーを楽しんでいます。
適度な運動という意味では、ゴルフは最高です。
年齢に関係なく、それぞれの世代で楽しみ方も違うものです。

自身でプレーするのも楽しいし、テレビなどでプロのプレーを観戦しても楽しい。
コースごとの自然環境や景色を楽しみながら、気の合った仲間と語らいながらのプレーも楽しいものです。

私の人生も色々なことがありましたが、人生のいろいろな局面でゴルフは色々と自分を助けてくれたような気がします。

体の動くうちは、一生懸命プレーに勤しみたいと思っています。
今日は、ゴール分ウィーク真っ只中。
今日も元気、楽しくプレーできることに感謝しています。

流通資金がタイトになってきたようです

2009年05月01日 10時36分39秒 | Weblog
全国各地で経営危機の噂が多発しています。

なにも、苦しいのはSS企業ばかりではありません。
各種流通ビジネスにおいて与信管理が厳しい締め付けになってきたようです。
資金がタイトになれば「バッタもの」と呼ばれる換金商品の流出が増加してきます。
昔から、北関東の最大の流通拠点、高崎市はお江戸の売れ残り商品を越後、東北と
信州方面へ転売する中継分岐点であり問屋街が発展してきました。

そんな訳で、昔からの「業転」の発祥の地ですから、現在でもアウトレットの「現金買い叩き仕入」のメッカです。
ヤマダ電機、ビックカメラ、カインズホームなどなどの安売り店舗発祥の地でもありますから、
現在でも全国から換金商品の売り込みで多くの営業マンがやってきます。

私の自宅の真ん前が「ヤマダ電機本社」で裏側が「ビックカメラ」の発祥店で、
何人か役員となっている友人もいます。
夕方、近くの居酒屋や焼肉屋に若いバイヤー君や営業などが集まって飲んでいることもあります。

不景気になるほど、当然換金売りも増えているようです。
聞き耳を立てて聞いていると何の商売でも同じですね。

石油流通ビジネスもだいぶ環境が厳しくなってきたようです。
今後、業転玉の流通などはほとんど前金かCODでなければダメなんて事になりそうですね。

業界全体で疑心暗鬼と信用不安が増幅しているようです。

金融機関同士のコール取引でも、信用不安の拡大で内容が悪い中小金融機関などでは調達レートが高騰しつつあるとのことです。

サブ店などで業転玉の依存度が高い企業は今後は資金的に詰まってくる可能性も出てきました。

こうなると卸筋も安易な「安売り」は命取りです。
古い言葉ですが「選別販売」ですね。

リテール業者も、苦しい経営でキャッシュフロー資金狙いの近隣店の「安売り」などに振り回されないように要注意です。
それにしても、迷惑な話ですが、換金売りをするにはガソリンはあまり向いていないと思いますが、いかがでしょう。

そんな中、私の高校時代の友人が、タイヤのバッタ屋をしていまして、
「どこか、換金売りのタイヤをまとめて仕入れたい、紹介してよ」なんて連絡が入りました。
あいにく、私の知り合いにはそのような取引先はありませんが、
大型トラックのタイヤなどは運送業者やタイヤ専門業者間でかなりの流通玉が流れているらしい。これも、業転玉。

業者間転売(業転)商品というものは、別に石油だけではありません。
家電から始まってどんな業種にもあるようです。

金融がタイトになればなるほど、メーカーや問屋から商品を仕入れては同業仲間や消費者に換金で安く売って資金をつくる。
元来は、資金調達が目的なので、金融コスト(利子分)として仕入原価よりも安く
売って換金し運転資金として流用することもあるわけです。

プロになると、原価を切って物を売ってでも現金化したお金で、
今度はもっと割安感のある手離れの良い玉(商品)を仕入手当して、利益を上げるなどという手品のような商売もあるらしいですね。

時のヒット商品や「売れ筋」などをキャッシュで安く手当することで、
収益率と資金回転率を向上させるという仕掛けらしい。

ゴルフ用品などにも、業転はかなり存在しているようです。
私は、先日ROSSOのスパイダーの新型パター(片山が使用しているモデル)をとんでもない価格で購入しました。
よく聞いてみたらゴルフのパターまで業転玉とは驚きです。

金融がタイトになると、換金のためのバッタ商品が急増して、物価、値段が下がる、
何でも、同じなんですね、
せっかく安く仕入れた商品ですから、普通に売れば儲かるだろうに・・・・、
安く仕入れたら、競合店よりも安く売って消費者に喜ばれたい・・・・

これは、商人の習性なんでしょうが、冷静に考えるとよく判らないものですね。


まだまだ続来そうな大不況

2009年05月01日 02時52分53秒 | Weblog
クライスラーが経営破綻です。
米国経済はまたまた波乱ですが、株価などにどんな影響が及ぶのか心配です。

信用情報誌などによるとわが国の身の回りでも、
比較的債務金額が少ない倒産が急増しています。
関東エリアなどで零細企業での一億円に満たない債務金額の経営破綻情報が増えているのを見ると本当に不景気なんだと感じます。

実際の話、地方銀行以下の金融機関である信金、信組レベルの職員スタッフの資質はかなり低下していますね、あくまでも総論ですが、
実際に話をしてみたりすると、これで大丈夫なの?、と心配になるレベルの人間が多いように感ずるのは私だけではないようです。

特に、現在退職の対象となっている団塊の世代は日本のサラリーマン代表世代ですが、若年層からみて批判の対象となっているようです。

私も同世代なのですが、困ったものです。
会社では無気力で批判され、退職してもやることがない、
家庭に帰れば離婚の危機、一生懸命務めあげてきたのに、
今となってはどうにもならない、団塊の世代のダメ人間が表面化しているようです。

人的資質も含め、日本の中小金融システムの劣化といいますか、レベルの低さは相当酷いという見解があり、
今後、各地で経営に関する問題が表面化するという見方が増えているようです。

アメリカなどでは中小金融機関の破たんにより経営責任を追及され逮捕された、
金融機関経営者の数がかなり多いということです。
日本でもどこへ行っても、かなり批判的な見解が増えているようですが、
経営者の逮捕とまでは至っていないようです。
しかし、これからはそんな訳にもいかないはずです。

我が国の経済は、製造業を中心として、中小零細企業が産業の基幹をなしてきたわけです。
いまさら、経営体質の脆弱な中小金融機関だけが生き残って見ても、
産業自体が復興しなければどうにもならないはずなのです。
そのことを再認識すべき時代です。

SSなど流通業界も含めて、末端の実体経済における資金需要について、
どのように対応していくのか、政府は速やかに金融政策を打ち出すべき時ですね。

こんな時間ですが、起きて仕事をしています。