ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ローソンとマツキヨが合体店舗だそうです

2009年08月26日 07時16分18秒 | Weblog
コンビニの「ローソン」とドラッグストアの「マツモトキヨシ」が共同で合体した店舗をつくるらしい。

コンビニとドラックストア。
其々の業態ともに日本国内で急速に店舗数が増えてきたわけですが、
いよいよ、次の段階へといったところなのでしょう。
どんな業態のビジネスでも、創世期から、成長期へ、そして成熟期を過ぎると「淘汰期」を迎える訳です。

ガソリンスタンドもコンビニも、ドラッグストアも業態としては淘汰期を迎えつつあるようです。
私の家の近くのドラッグストアも同じ業態なのに入れ替わりが激しいようです。
○○ドラッグから××ドラッグへ、
素人の消費者である自分が店舗の中へ入って見ても対して変わっていないように見えるわけですが、その業界のプロが見たらどこかが違うようです。

どんなビジネスでも、その業界人だけがこだわる工夫や試行錯誤があるようですが、一般消費者や素人が見たら全くその差が判らない。

「大同小異」というものなのでしょうが、こだわりですね。
ガソリンスタンドビジネスでも同様で、一般消費者から見たらなんてことはなくても当事者にしたら大変なサービスもあるわけです。

洗車サービスなどはそうですね、「○●で洗車しましょう!」などと洗車のアプローチを受けても忙しい我々にはそのサービスの内容がよく理解できません。
はっきり言えば、知る必要もなくて、要するにスピーディーに車が綺麗になったらそれでよいわけです。

日本でもアメリカのように最近では車自体が資産という感覚は少なくなって、
下駄代わりですから、簡単に速く洗車してほしいというニーズも増えています。
一回の洗車に一時間もかけると逆に時間がもったいないわけです。

コンビニで売られるもの、ドラッグストアで取り扱う商品。
よく考えると似たように感じますが、それぞれの業界の立場で見ると画期的な品揃えということになるのでしょうか・・・

ガソリンスタンドビジネスで現在提供しているサービスと他の業界で行われているサービスをどのように工夫したら有効なのか?

以前、定期的に給油に来るから「クリーニング店」がいいだろうとか、
洗車の間に「喫茶店」とか、いろいろな工夫がなされました。
最近では「保険」、「板金」などが盛んです。立地によってはレンタカーまでありますね。

アイデアを出して工夫することで、思わぬビジネスフォームが誕生する可能性もあるわけですから面白い。
同業者同士で真似が美味いガソリンスタンド業界ですから一気に日本中に普及しますし、またそれらの業態を普及させる周辺業者の反応が速いことにも驚かされます。

ガソリンスタンド業界でも
もう少し自らの「創造性」を発揮して、地域性や立地、時代背景などを考慮してユニークで収益性の高いビジネスを自ら生み出せるような
バイタリティーがほしいものです。

ローソンとマツキヨの合体店舗が新たなビジネスマーケットを生み出す事ができるのか、注目ですね。

脚光を浴びる「石油直売システム」

2009年08月25日 18時07分50秒 | Weblog
石油流通ビジネスの「直売システム」といっても、
ガソリンスタンド中心の販売業者では全くイメージが湧かない方も多いようです。

単にSSのPOSデータを処理して請求書を発行するだけの機能でしたら、
軽油の税金処理くらいで汎用システムでも対応可能です。

石油流通専用の「直売専用システム」となると、昨今のま「新仕切り体系」や
流通コスト演算や油種別数量枠管理などもありますから、複雑なシステムとなります。

一般的なサブ店の経営者の方などに直売システムを御覧に入れても
仕様や機能が全くご理解いただけないケースもあります。

同じ商売でありながら、特約店や商社系流通とリテールレベルでは全くシステムの仕様が異なるわけです。

ですから、専用システムというものは価値があるわけです。
最近では、SS店頭POS処理のシステムと「直売システム」について、
大手石油流通企業では完全に分けて考えています。

「新仕切り体系」になってから、急速にこの傾向が強まっているわけです。
プロ用の経営戦略ツールとしての位置づけに脚光が集まっています。

直売部門はまだまだ、システム化により大きなビジネスの可能性が残されています

この「格差」の部分を理解できる方が石油業界の「勝ち組」ともいえるようです。

判るかな~~~・? といったところでしようか・・・・

ゴルフソリューションも活発です。

2009年08月25日 08時29分09秒 | Weblog
灼熱の群馬県もようやく朝晩過ごしやすくなってきました。

それでも毎日、毎日、仕事のスケジュールがありまして結構疲れます。

ここしばらく、ゴルフもしてなくて欲求不満気味です。
ドライバーのシャフトをフジクラMOTOLEにしたので、
試し打ちをしたいのですが、時間がありません。

体調管理と運動を兼ねてのゴルフは私にとって、目下最大の楽しみです。
早く仕事を片づけて、週末にはフェアウェイに飛び出そうと頑張っています。

システム屋の仕事はどうしても運動不足になりやすい。
ですから、体重も減りません。
体を使わず、ストレスが溜まって、食事ばかりしていて不健康になりやすい。

社員も不健康になりがちですから、
全員、週一度は強制的にゴルフをさせましょう。

当社のゴルフソリューションは順調にスタートを切っています。
フィールドでもノントラブル、バグも発生していません。

アドオン開発も加速度的に進んでおり、今後が楽しみです。

厳しい選挙戦

2009年08月24日 05時40分29秒 | Weblog
選挙一色ですね。
自民党の大物議員が何人も当落危険ゾーンということです。

私の選挙区の福田さんも大変なようです。
元総理ということで、双六に例えると、すでに「一上がり」した訳ですが、
さらに、自ら総理大臣を辞職したわけで、
地元の支持者でも、「政治家としてこれ以上何をしたいのか?」
という意見が多いようです。

いつの間にか、世の中は大きな節目に入っていると感じます。
世代が変わっていますね。
すでにロストゼネレーションといわれる世代の若い人たちが中心の世の中です。
不況も長引いて、いつの間にやら、保守政権に対する不満分子が急増中。

今回の選挙で、国民の不満が一気に吹き出しそうな雰囲気です。

年金問題、格差の時代、100年に一度の大不況。
大変な時代が到来しています。

石油業界だけが、節目ではありません。

皆が「次の時代」に来るものを息をひそめて狙っているわけです。

ガソリンスタンドビジネスは淘汰が進み、全国にSS過疎地帯が急増中です。
はたして、生き残った業者が良い思いができるのか、
灯油配送などで消費者ニーズに応えられる業者は確実に存在感が増してきます。


次の段階へ

2009年08月22日 11時19分09秒 | Weblog
当社のビジネスもいよいよ次の段階へ・・・

ソリューションビジネスを開始して10年、当社のビジネスも節目を迎えています。

今迄は、開発、開発、また開発。
すべての資金や収益をコンテンツ開発に費やしながら頑張ってきたわけです。
いつでも開発予算と資金不足の背中合わせでした。

ようやく、有力なコンテンツも勢揃い。
企業規模にしては、我ながら立派なものがそろいました。

「次の段階」ではいよいよ企業として本格的な組織構築の段階に入ります。

自分の体力の問題もありますし、今後のことを想定しながら、
営業部隊を中心にしてダイナミックな組織構築を考えています。

来春までには、組織概要を決定したいと現在考え中です。

今迄の経験で、余裕を持った開発環境が大切ですね。
自分の生活環境と合わせて、再整備を検討中。

政治が変わって、世の中の構造も変わりそうですね

2009年08月21日 09時18分05秒 | Weblog
私の自宅は駅前のマンションなので、毎朝選挙カーが大騒ぎです。

新聞などでは民主党が圧倒的に優勢のようですから、いよいよ政権交代となりそうですね。

そうなれば、揮発油税と軽油税の暫定税率の本格撤廃も、来春からいよい実行されます。
事実上の減税ですからどんな影響が出るか興味あります。

日本経済に大きな構造変化が起きる予兆を感じます。
古い体質の自民党政治が長期にわたり地方に定着してきたわけですが、
いよいよ、社会構造や世代交代が急速に進みそうです。

今度の選挙で、いよいよ地方の土建屋政治は終焉します。

これからは、どんな業界が世の中の流れの先を行くのか・・・・、
製造業も過渡期ですし、興味あるところですね、

色々な業界の経営者が戸惑いながら、政治と時代の流れを注意深く見守っています。

私のある友人などは、景色のよい田舎に「庵を結び」、晴耕雨読の生活に入るという事です。
そこそこの蓄えと、年金があれば、後は「子孫に美田を残さず」といったところのようです。

私も、ボチボチと考えていますが、犬が飼える環境で、澄んだ空気で景色のよいところに、早く移住しましょう。

会社は皆に任せて、必要な時だけ山から降りてきましょう。
通常業務はグループウェアとネットバンキングで事足りる時代です。
原稿を書いたり、コンテンツのドキュメント制作でもしながら
渓流で釣った、ヤマメを囲炉裏であぶりながら、イワナは骨酒にして、

たまには、ゴルフ場へも出掛けましょう。

なんて考えていたら、またまた仕事のようです。

世に必要とされるのは、嬉しい事ですが、
必要以上に稼いでも税金を払うだけ、
給料も28万円以上いただきますと、年金はもらえません。

世の中、どんなふうに変わるのでしょう?

毎日、夢を見ながら生きています。

変わるビジネス、次の時代のエネルギービジネスを考える

2009年08月20日 12時42分21秒 | Weblog
最近、石油業界の有力ディラーの経営者と話をすると、必ず「次の時代のビジネス」が話題になります。

モータリゼーションの発達でガソリンの時代が到来したわけですが、
石油販売のリテール業者にとっては「我が世の春」は比較的短かったようです。

ホームエネルギーも薪炭の時代から、石油の時代へエネルギーが転換されました。

そして、最近は「エコカー」からエネルギー転換、省エネの時代で、
石油ビジネスにとってはアゲンストの風ばかり吹いているように感じられます。

しかし、何も石油だけにこだわることはないわけです。
石油業界の先駆者が薪炭の時代からの変化を先取りしたように
今の石油業界の経営者が「次の時代」の先駆者となればよいわけです。

「車」を切り口にするのもよいでしょう。
「ホームエネルギー」を切り口にするのもよいでしよう。

現在の「ガソリンスタンド」という業態に全くこだわる必要はありません。
「知恵を絞って」考えましょう。

先日、「石油から次の時代へのビジネス」というセミナー要請がありましたが、
良く考えてみれば、そんなことは、セミナーなどで話すことでないような気がします。
他社に先駆けての有望なビジネスフォームが本当にあるとしたら、
誰にも教えずまずは自分だけで本気になって展開するはずです。

他人が考えて「なんとか形ができたビジネスフォーム」を提案して、
FC展開するとしたら、
FCそのものがビジネスという事なのですから、
参加企業が儲かるはずもありません。

自分で考えず、人の考えたビジネスモデルを人真似で始めた
「レンタカービジネス」なんてものは、よく考えたら面白くも何ともありません。

まるで、評論家のようなことを言っている、先進経営者気取りの方でも、
そんなレンタカービジネスを始めているわけですから、既存石油業界のビジネス創造力も知れたものなのです。

そんな状況を冷静に分析して
逆に、自信を持つ経営者の方も多いわけです。
正解ですね。


ゴルフ関連ビジネスの展開

2009年08月20日 06時44分58秒 | Weblog
真夏の暑さで二週間ほど休んでいたゴルフですが、昨日は曇天で暑さもさほどではないようなので久し振りにアフタヌーンプレーに出かけました。

お昼を食べてからラウンドスルーのプレーを、昔のゴルフの弟子と楽しんできました。
私の菩提寺の和尚で、高校の後輩、今は亡き弟の親友のN君。

昔話をしながら、スコアにもこだわらず気楽なプレーですからストレスも溜まりません。
気がつけば、2オーバー位でラウンドしてきました。

家内は、「こんなに暑いから倒れたら困ります」なんて言いますが、
私は、「お寺の坊主」と一緒だから、大丈夫・
家内は「その前に、お医者様も連れて行ったら・・」なんて、体を心配してます。

ダイエットで食事は一日1800㌔カロリー以内。
それでもなかなか体重が落ちません。

ゴルフソリューション関連のビジネスが忙しくなってきました。
先日も東北のゴルフ場でプレゼンテーション。
東北地方には雄大なコースが多いですね。

ゴルフ業界も大不況ですが、
ビジネス再生の機運と新たな動きが急です。
SSの「セルフ化」同様、何処へ行ってもすでに「セルフプレー」が中心です。

プレーフィも安くなって、気楽に楽しめますからアメリカのゴルフのようです。

ゴルフ業界も我々のビジネスフィールドですから、勉強しながら進めています。

石油業界の大手ディラー企業では、系列でゴルフ場経営をしているところも結構多いようです。


市況安定の予兆。 いいことです。

2009年08月19日 06時07分09秒 | Weblog
各政党の経済政策のマニュフェストを読んでみると、みんないいことが書いてありますね。
しかし、余り具体的な効果はないような気もします。

依然として、基本的に金融機関を媒体とする間接金融が中心の日本の金融構造ではなかなか血液(お金)が体全体(中小企業末端まで)に行き渡らないといった感じです。

実際には、中小金融機関の経営状態が悪すぎるのが実態のようですが、
またまた景気の二番底が叫ばれてきた現状ですから、これからさらに油断できない状況のようです。

バブル崩壊から、長期にわたって低落してきた景気悪化もいよいよ、
最大のクライマックスを迎えるといった説が急浮上。

クライマックスということですからこれ以上悪くならない最低の状況と理解してもいいのでしょうか。諸説紛々です。

万年不況業種といわれる石油流通ビジネスの業界はこんな不景気には結構強いようです。
他の業種と違って基礎的な消費需要が底堅いわけですから、
後は過当競争による価格戦略次第で収益が大きく変わります。

資金繰り悪化の安売りによる、キャッシュフロー狙いもそろそろ限界が来たようです。
石油ビジネスではコアとなる主要油種の値取りと価格戦略が企業の命運を決します。

稀には、「妬けのヤンパチ」といった感じの安売りも散見できますが、
以前から価格激戦地の北関東でも、最近では落ち着いた価格動向です。

どうも、販売業者のほうが価格に対して過敏に反応しやすいような気がします。
消費者は販売業者が少しくらい安い看板を出してもさほどの反応を示さないようです。


石油と政治

2009年08月18日 06時08分34秒 | Weblog
政治が変わるとビジネスにどんな影響が出るのか・?
今回の総選挙の結果は石油業界にとっても、直接的に影響が出そうで、気になります。

まず、民主党のマニュフェストに明記されている「石油暫定税率撤廃」の行方は直接的に影響が出ます。

次に、「高速道路の無料化」が実現したら、ガソリンの販売にはフォローの風になるはずですが、どうでしょう。

一般的に、石油業界の経営者は口煩い割には政治に無頓着だといわれますが、
こんな時こそ業界としてのアクションを起こしてもいいような気がします。

石油業界では淘汰が進む厳しい現状ですが、
今迄、政治的に無頓着であったからこそ現状の厳しい経営環境が生まれてきたともいえる訳です。
米国などでは、業界のロビイストなどが政治家に対して課題をアピールして活発に活動するわけですから、
日本の石油業界もそんな活動が必要だと思います。そのための「油政連」でしょう。

知事会などが、各政党のマニュフェストを精査して支持を明確化するように、石油業界でも、そんな活動が必要です。
過激な意見で、お叱りを受けそうですからここまで。

しかし、税収面などで、国に大きく貢献している石油業界なのですから、もう少し政治的なアピールをしてもいいはずです。
イライラしてきます。