一人暮らしの台所事情

2018年4月からストレスによる耳鳴り(頭鳴り)を発症。13年間の降圧剤の服用を止めます。

2008年09月08日 | 妄想日記

近所に鳩小屋がある事は知っていました。
初めてのお散歩でこの鳩の群れを見つけた時は、本当に感動しました。
朝と夕方に飛ばしているようです。

伝書鳩ではなく(昔はあったらしい)レース鳩として飼っているのか
よくはわかりませんが、一言「圧巻です」
同じ所をグールグル旋回していました。

カメラを固定してやっと写せました。
チビ丸はそっちのけで人の目も気にせず、夢中になりました。
今朝はチビ丸の右足元に湿疹が出ているのでお休みしました。
しかし、毎朝飛ばしている苦労は計り知れないと思います。

以前我が家では鳥骨鶏を飼っていました。
卵を買わなくてもよいようにともくろんでの事であります。
幸い、身内から2羽譲り受ける事が出来ました。

ところが二日に1個づつそれも10日間しか持ちません。
2ヶ月ほどたってからまた卵を持つという気の長い話であります。
命名、ポッポとコッコ。

コッコは先に天国に召され、残ったポッポは可愛そうにしばらく寂しそうにしていました。
朝夕の餌と水、週に一度の小屋のお掃除。
お天気のよい日は庭に出してお散歩をさせます。その間、私は草取りに励んでいます。

最初は姿が見えないと心配になって探しました。
段々ポッポは敷地内から一歩も外へ出ないとわかり、ほっとしたものです。
そのうち私を見ると後を付いて来たり、可愛らしくなります。
他の方が来ると落ち着きがなくなり後ずさりして逃げてしまいます。

飛行機、バイク、トラック等の轟音は苦手で小屋のほうに逃げ帰っていました。
この頃ではもう卵を持たなくなりましたが、我が家の大事な家族になっていました。

2,3年前ある日忽然と姿を消しました。
猫に襲われたのかとも思いましたが、鶏小屋が何事もなかったかのように綺麗なのです。
羽も落ちていないし、引きずられた後もありません。

私は誰かに連れ去られたのではないかと思っています。
この辺はよく物を盗まれるような地域です。
一週間ほど空の鶏小屋を見ては溜息ばかりついていました。

残念な事に1枚も写真が残っていないのです。残っているのは鶏小屋だけ…。
私の耳が普通に聞こえていたならば異変にもすぐに気づいただろうに…と
この時ばかりは自分の耳を恨みました。

生き物を育てるにはどんな小さな動物でも大変な苦労があります。
でもそれが毎日生きる事に勇気と感動をも与えてくれます。
今日の夕方、また空を眺めながら楽しみたいと思います。




 
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