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Hanshin Tigers Series 2024

岩田、金村、渡辺、速球派!(18日・新人選択会議)

2005-11-19 12:56:00 | Tigers DEN β
 希望枠の岩田稔(関西大学)は左腕。カーヴに特徴があるらしく、本人は高校(大阪桐蔭)の先輩、今中慎二(元・中日ドラゴンズ)を目標にしているらしい。岡田彰布監督は「ローテに入って来い!」と檄っているようだ。同じ左腕の2年目の筒井和也が伸び悩み、ルーキーだった能見篤史が「誤算」だっただけに、岩田に懸かる期待は高い。背番号は(前川勝彦の)「25」を割り当てられるか? 

 3巡目の金村大裕(大阪商業大学)は「とにかく」球が速いらしい。大学時代は「7勝20敗」と必ずしも好成績ではなかっただけに、素材を評価されての指名だろう。2~3年先の1軍入りを目指すか? 大学の先輩、打撃投手の川原新治さん以来の「大商大」からの入団。川原さんには可愛がってもらえるだろう。背番号は(立川隆史の)「45」辺りか。

 4巡目の渡辺亮(日本生命)は大学(同志社)時代から注目されていた速球派。175㎝と小柄だが、最速151㎞が出るらしい。彼は即戦力。<J.F.K>に繋ぐセットアッパーとして、今シーズンの橋本健太郎のような活躍が期待される。橋本も今年1年で潰れてもらっては困るが。背番号は(久慈照嘉の)「32」になるか。

 高校生ドラフトの(1巡目)鶴直人(近畿大学付属)、(3巡目)若竹竜士(育英高校)に続いて、軒並み速球派を獲得した今年のタイガースのドラフト。1軍で活躍している藤川球児や久保田智之の影響もあるだろうが、意外にファームに右の速球派投手がいなかっただけに、今年のドラフトは「満点」を付けられると思う。二人の背番号は鶴が「47」、若竹が「48」だろうか。二人で出世争い、1軍入りを競い合ってもらいたいものだ。

デイリースポーツonline