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藤川、10連投で10連勝!(9日・東京ドーム)

2007-09-10 13:36:54 | Tokyo Giants
 昨日(9日)も初回に先頭の鳥谷敬が(流し打って)左中間を破って、2番スタメン起用の浜中治も1,2塁間を破って、ジャイアンツの中4日で(無理やり)先発、左腕・高橋尚成を攻め立てる。ここで「頼もしさ」を回復しつつある3番アンディー・シーツが左中間にタイムリーヒットを放って、先制点! 尚0-OUT_1,3塁のチャンスが続いたが、追加点が取れずに1点止まり。 

 その裏「頼もしさ」が回復していないベテラン左腕・下柳剛が四球で挟んで3連打を浴びて、「1対3」一挙に逆転される。どうした下柳……中「1週間」も空けているのに、このピッチングでは……それとも空きすぎて肩が軽すぎるのだろうか? 結局3回3失点で降板……先発ローテーション落ちの危機が近づいているのかもしれない。
 ファームには(同じ左腕の)岩田稔も中村泰広も待機している。若い力に託すか、それとも(まだまだ)ベテランの奮起に期待するか? 

【3回表】(先頭の)浜中がレフトスタンドに(第4号)ソロホームランで1点差! 【4回表】には2-OUTから8番・関本健太郎が「2-0」に追い込まれながら、選球眼の良さを発揮して、四球を選んで出塁。ここで下柳の代打・狩野恵輔が初球を打って、ライト線にスリーベース(3塁打)! これで「3対3」同点! ベテラン下柳を3回で降板させて代打を送った岡田彰布監督のギャンブル成功! しかし、この皺寄せが後々響いてくる…… 

【5回表】には突き放し! 先頭の浜中が三遊間深い所に内野安打で出塁! 意外に攻撃的「2番」が機能している。3番シーツがレフト線に痛打を浴びせて、0-OUT_2,3塁! ここで4番・金本知憲が弾丸ライナーでライトフェンスにぶつけて、「5対3」勝ち越し! 今日も「いける!」と思ったのだが、その裏(5回裏)2番手のダーウィン・クビアンが四球(と死球)の連発から崩れ、あっさり「5対5」同点にされる…… 

 勝負は【7回表】2-OUTから(途中出場)葛城育郎が四球を選んで(同じく途中出場)赤星憲広がライト線沿いにツーベース(2塁打)を放って、0-OUT_2,3塁! ここで7番・矢野輝弘が三遊間を痛烈に破って、この打球が痛烈すぎて、レフトフェンスにまで達するツーベース! 「7対5」再び勝ち越し! 『JFK』3人が健在なら、勝利を確信するところだが……
【7回裏】腹痛の「J」ジェフ・ウィリアムスの代役、4番手の左腕・江草仁貴が、二岡智宏に(あっさり)2ランを浴びて、「7対7」……第1戦(7日)同様に熾烈な打撃戦になる。 

 勝負を決めたのは延長【10回表】5番手の≪守護神≫上原浩治から、先頭の関本がセンター前ヒット! (途中出場)藤本敦士が送って、1番・鳥谷が右中間を深々と破って、タイムリースリーベースで勝ち越し! さらに(途中出場)「伏兵」藤原通がライト線に打ち返して、「9対7」! よくやった、藤原! この1点が効いてくる。 

【10回裏】のマウンドには当然、藤川球児が上がったが、10連投。さすがに疲れは隠せず、代打・清水隆行(また打たれた!!)と3番・小笠原道大に痛打を浴びて、「9対8」1点差に迫られる……Netのタイガース公式サイトにアクセスが殺到する中、藤川が最後の打者=二岡を(フォークで)空振り三振に斬って棄てて、10連投の労苦が報われる10連勝! 

今岡は上昇中 シート打撃で中前打 (デイリースポーツ)


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