台湾戦も新井！ 先制タイムリーにトドメの2ラン!! （3日・洲際野球場）

　初戦（1日）のフィリピン戦の「あの」国際試合≪独特≫の緊張感の中で、チームを勢い付かせる先制のセンターオーヴァー（3塁打）を放ち、2戦目（2日）の≪天王山≫韓国戦では、逆転の口火となるツーベース（2塁打）!!　そして最終（3日）の台湾戦では、先制タイムリーにトドメの2ラン!!　
　この活躍をして、何故、新井貴浩（阪神タイガース）が≪MVP≫に選出されないのだろう？　数字で打率.769の「首位打者」阿部慎之助（読売ジャイアンツ）が≪MVP≫。数字だけで≪MVP≫を選ぶとは！　『IBAF』（国際野球連盟）は野球の素人か？　

　しかし、この活躍で（広島東洋カープの）新井も「全国区」になった。韓国戦の視聴率23.7％、そして台湾戦が27.4％！　瞬間「最高」視聴率が（午後10時3分の）40.8％で、【9回表】の新井の2ランホームラン！　の場面だった。
　新井自身もこの大会で「自信」を深めたことだろう。FA（フリーエージェント）を宣言して、タイガース入りを決めたが、この実力なら、メジャーリーグでもやれるかもしれない。決断を少し逸ったかな、と思っているかも知れない。
　しかし、そんなの関係、ない!!　日本代表の「4番」が、タイガースの「4番」。僕らの新たな誇り、だ。

新井 虎でも４番…岡田監督が構想披露 （デイリースポーツ）

星野流