野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

関本の2008年(1日・虎バン)

2008-12-02 18:00:19 | sky-A
 今週の『虎バン』(sky-A)のゲストは、関本賢太郎。コメンテーターは(何故か)真弓明信監督だったが、関本の適性打順を問われて、「2番」と答えた真弓監督。隣で関本も頷いていたので、関本自身も「2番」に遣り甲斐を感じているのだろう。
 ポジションの希望を聞かれたときには、「端っこの方」と答え、意外にサード(三塁手)を希望しているらしい。来シーズンも(恐らく)相手ピッチャーが左腕の場合はセカンドに回り、8番サードにアーロム・バルディリスが入る形になると思うが。

 常にバットを短く持つ関本。その切っ掛けは(意外にも)2003年の日本シリーズ(第7戦)。9番サードでスタメン出場して、福岡ソフトバンク(当時ダイエー)ホークスの左腕・和田毅から(左中間スタンドに)ホームランを放った。
 当時は背番号「44」。ホームランを打つことだけを考えて、周囲からも「長距離砲」と期待されていたが、そのときだけはヒット狙いで打席に入ったのに、ホームランになった。「ヒットの延長がホームラン」になると確信して、考え方を改め、バットを短く持つようになったらしい。

 2008年は、ヒーローインタヴュー(お立ち台)で「必死のパッチ」を流行らせたり、観客に「ゴミを持って帰ってください」と呼びかけたり。打率3割には届かなかったが(.298)初めて規定打席に到達し、充実したシーズンを送った関本。
 タイガースらしい泥臭い選手で、私も大好きな選手だが、来シーズンこそ、打率3割をマークして、本人が言うように打点も増やして、4年ぶりの≪優勝≫に貢献してほしい。……それにしても、すっかり背番号「3」が板に就いてきた。(前任者を超えつつある)

700万減の林「来年返せるようにやる」 (デイリースポーツ)

和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか (講談社現代新書)和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか (講談社現代新書)クチコミを見る