水田圭介って誰？（11日）

西武ライオンズ30年史―HISTORY1979-2008 常勝軍団の軌跡 (B・B MOOK 552 スポーツシリーズ NO. 426)
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　水田圭介って誰？　一応名前は知っていたが、埼玉西武ライオンズ（内野手）。2000年に廃部（解散）された（社会人野球）プリンスホテルの出身。“親元”のライオンズが引き取る形で、その年のドラフト7位で入団した。……その程度の知識。

（正直）すぐ消える選手だと思っていたが、9年間も在籍して、バッティングは良くないものの、守備と走塁に持ち味があるらしい（特に足はスペシャリスト級）。タイガースでは（若手の）大和（4年目）が伸び悩み、早稲田大学出身のルーキー「背番号4」上本博紀が≪即戦力≫にならなかった。……その誤算「分」の補填というところだろう。

　それにしても、藤田太陽（9年目）。トレードに出されるとしたら、太陽だと思っていたが、遂に「その時」（＝別れの時）が来た。2000年のドラフト1位。ドラフト前から右肘を痛めていて、不安視されていたが、翌年のキャンプ中に再度痛め、これが≪致命傷≫になったか……右の本格派投手として、先発ローテーションに定着して欲しいと思っていたが、遂に（そういう）ファンの願いは叶わず。

　昨シーズンから横手投げ（スリークォーター～サイドスロー）に転向して、150kmの速球を投げていたが、その“分野”には既に桟原将司（6年目）がいて、持ち味が重なる。その桟原は（3日に）1軍に引き揚げられ、太陽は新天地へ……中継ぎに人材が不足しているライオンズならば「働き場所」が与えられるだろう。（お互いにとって）良いトレードだと思う。

阪神・藤田、西武・水田のトレード成立（デイリースポーツ）

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