BBH3 SPウィリアムス(阪神)コナミ
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ようやく“安芸の呪縛”から解放されて、沖縄・宜野座で一ヵ月（29日間）キャンプを張れた、阪神タイガース。しかし、その安芸には“お礼参り”でオープン戦（対オリックス・バファローズ）。宮崎や日南や高知の“呪縛”から解放されないチームに較べたら、タイガースは≪幸福≫だ。
先発の鶴直人（5回3失点）は兎も角（？）。2番手に「育成枠」の外国人左腕、ロバート・ザラテ（背番号「116」）が登板。先頭打者に速球（145km）を弾き返されたが、ショートライナー。続く4番打者（T-岡田）5番打者（アーロム・バルディリス）を速球（142km）（144km）で“連続”空振り三振！
変化球（スライダー）でも簡単にストライクが取れるし。真っ直ぐが速くて、威圧感がある。何で、こんな良いピッチャーが未だに「育成枠」なのか？ 全ては外国人選手登録枠の問題だが、昨シーズンのジェイソン・スタンリッジが夏場以降に調子を落とした際には、このザラテを昇格させるべきだった。そういう巧みな運用が、前監督あるいは投手コーチには出来なかった。その二人がいなくなったから、ザラテにもチャンスが巡ってくるだろう。
その座羅手（ザラテ）。昨日の春野（4日）にも【8回裏】から（4番手で）登板して、3者連続三振！ 彼は「使える」×「使うべき」だ。『勝利の方程式』に組み込みたい人材。（タイガースが）長年、求めてきた「ポスト」ジェフ・ウィリアムス（2003-2009）の“解答”が、彼のピッチングの中には「ある」。
3者連続三振といえば、3番手で登板した二神一人（3年目）も【7回裏】を3者連続三振！ 練習試合と紅白戦でも“ずっと”良いピッチングを続けていた二神。今シーズンこそ、開幕一軍、プロ入り初登板が実現するだろう。貴重な中継ぎの戦力として≪重宝≫されることになるかもしれない。ドラフト1位（2009年）の≪本領発揮≫のシーズンとなるか？
ついに開花！阪神・野原将、魂の２安打（SANSPO.COM）
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