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Hanshin Tigers Series 2024

1日遅れのウイニングボール(31日・京セラドーム)

2012-04-02 18:31:32 | Osaka DOME
【プロ野球オーナーズリーグ】スタンリッジ 阪神タイガーズ スター 《OWNERS LEAGUE 2011 04》ol08-081【プロ野球オーナーズリーグ】スタンリッジ 阪神タイガーズ スター 《OWNERS LEAGUE 2011 04》ol08-081
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 初回2-OUTからベイスターズの2番・石川雄洋にライト前ヒットを浴びた、タイガース先発ジェイソン・スタンリッジ。続く3番打者に初球を投じる前に、一塁へ牽制球! 虚を突かれた、石川。完全に「OUT」のタイミングだったが、判定は(あろうことか)「セーフ」。
 一塁・塁審=柿木園悟(32年目)。審判も“虚”を突かれたのだろう。VTRで観れば、明らかに(一塁手の)タッチの方が速かった。このランナーが4番・中村紀洋の右中間へのヒットで還ってきてしまうのだから……(先制点)

【6回表】にも追加点を取られて、【5回裏】まで「0」行進(スタンリッジのヒット1本)のタイガース。嫌な感じがしたが、【6回裏】死球と四球で一二塁のチャンスを作り、2番・大和が腕を折り畳みながら、レフト線に“しぶとく”ヒットを放って、1点差! 
 3番・鳥谷敬が四球を選んで、1-OUT満塁から4番・新井貴浩がレフトフェンスに達するツーベースを放って、「3対2」逆転!! 「新井が打てば、ウチは勝つんです」と試合後の和田豊監督。「初勝利」のウイニングボールを手にした(!)。

 そのウイニングボールを(1日遅れで)手渡した藤川球児。【9回表】先頭打者に四球を与えて、ヒヤヒヤさせられたが、フォークボールを駆使して、何とか逃げ切った。やっぱり京セラドームが≪苦手≫なのか? 開幕したばかりで調子が上がらない(真っ直ぐが走らない)のか? それとも和田監督に2日続けて、マウンド上で≪檄≫を飛ばされて、入れ込み過ぎたか? 「勝つまでやる」と監督は言ったから……
 今シーズン初めて作動した、新『勝利の方程式』。【8回表】担当の左腕・榎田大樹も一二塁のピンチを招いて、ヒヤヒヤさせたが、【7回表】は左腕・筒井和也が(2奪三振)3人で抑えて、役割を果たした。今シーズン、最初の“収穫”と言っていいだろう。

阪神、ブラ緊急離脱も代役・城島が美技!(SANSPO.COM)

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球児、追いつかれて…(30日・京セラドーム)

2012-04-02 08:57:04 | Osaka DOME
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 職場のテレビ(地上波)で初回に鳥谷敬の犠牲フライで先制したのを確認して……自宅に帰って、テレビ(CS)を点けたら、「1対3」横浜DeNAベイスターズにリード(逆転)されていた。
 先発(開幕投手)の左腕・能見篤史が【6回表】に3点も取られたのか……オープン戦(終盤)で調子が悪かったからなあ~と思いつつ、試合を眺めていたら、【7回裏】に一二塁のチャンスが出来て、代打・俊介が送り(犠牲)バントを失敗して、代打・城島健司もレフトフライに倒れて、2-OUT。
 ここで誰もが、代打に桧山進次郎(“神様”)を期待する。マウンド上には(2番手の)アンダーハンドの加賀繁(3年目)。定石なら“そう”。昨シーズンまでの監督なら“そうした”かもしれないが、和田豊監督が送り出した代打は関本賢太郎。その選手会長が見事に期待に応え、レフトスタンドに弧(アーチ)を描いて、「4対3」逆転! 関本のガッツポーズ! 

【8回表】を左腕・榎田大樹が3人でピシャリと抑え、【9回表】は≪守護神≫藤川球児。「(開幕戦)勝利」を確信していたが、いきなり先頭の森本稀哲に(カウント)「2-1」ボールが先行して、4球目の速球(146km)を狙い打たれて、ライト線にツーベース!! 和田監督に(マウンドで)直接ボールを手渡され、気合を入れられた球児。それが≪逆効果≫だったか? 入れ込み過ぎたか? 入れ込み過ぎると球児は“こうなる”。あの2010年(9月30日・甲子園)矢野耀大氏の最後の試合(引退試合)のように……
 代打アレックス・ラミレス左太腿の肉離れ)をフォークボール2球で「1-2」追い込んで、4球目のインサイド速球(142km)で詰まらせながら、レフト前に落ちる“ポテン”ヒットを許して「4対4」同点に追いつかれる。

 延長【10回表】に勝ち越されたが、【10回裏】に先頭の平野恵一がライトの頭上を越して(三塁にヘッドスライディング!)チャンスメイクして、柴田講平がセンターに打ち上げて、実況のアナウンサーは「浅いフライでどうか?」と疑問を呈していたが、三塁ランナーは代走の大和。楽々(余裕で)ホームインして、「5対5」同点に追いついて、試合終了。
 現状のタイガースを≪象徴≫するような試合だった。昨シーズンから「後退」はしていないが、飛躍的な「前進」もしていない。「引き分け」(という結果)。Bクラスからの脱却、(7年ぶりの)優勝への道程は未だ長く険しい……そう≪実感≫させられるような試合だった。

阪神・岩田、イチローのバットへし折った!(SANSPO.COM)

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