【プロ野球オーナーズリーグ】新井良太 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2011 02》ol06-094
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【6回裏】2-OUTから2番・大和(打率.247)が放った打球は(投手と一塁手の間に)ボテボテのファーストゴロ。大和が“頭から飛び込んで”(ヘッドスライディングして)一塁は「セーフ」! 大和、≪執念≫でもぎ取ったヒット。ここまで「0対0」……何としても≪均衡≫を破りたかったタイガース。
そして大和。3番打者の2球目に盗塁を試みるが、福岡ソフトバンクホークスのキャッチャー、細川亨(11年目)から素早い送球で(タイミングは)完全に「OUT」。二塁塁審の判定も「OUT」だったが、滑り込んだ大和は手を拡げている。VTR(HDD)で仔細に(コマ送りで)見ると、その瞬間、土煙が上がっているから微妙……しかし大和のスライディングの左足が≪加速≫しているから「セーフ」にも見える。塁審は土煙で見えなかったけれど、タイミングが「OUT」だから「OUT」の判定を下したのだろう。昨日の塁審=杉永政信(26年目)。……しかし、このプレーが後の(試合を決定付ける)≪伏線≫となる。
依然として「0対0」で【8回裏】先頭のクレイグ・ブラゼル(打率.241)が初球(スライダー)を打って、ライト線にツーベース!! やっぱりブラゼルは「初球を打つ」に限る。追い込まれたら、高めの釣り球に手を出して空振り三振してしまうから。代走は(「たのうえ」ではなく)田上(たがみ)健一(3年目)。
7番(2試合連続)“スタメン”新井良太(打率.300)が3球目をピッチャー前に確実に送り(犠牲)バントを決めて、意外に「バントが巧い」良太。一塁側ダッグアウトで浅井良(11年目)が「ナイスバント!」と声を掛けていたが……印象的な光景だった。
ここで代打・関本賢太郎(打率.229)。2球目の外に外れるツーシームを捕球したキャッチャー細川が(右打者の肩越しに)三塁に素早い牽制球! しかし、これが帰塁する田上の左足に当たって、ファウルゾーンに大きく逸れ、田上がホームへ生還! 「1対0」! その瞬間、昨日の先発投手、左腕・岩田稔(7年目)がダッグアウトのラバーフェンスを右手でバシバシ叩いて、大喜び!
【6回裏】塁審が正確無比な判定を下していたら、ここまで強気な牽制球(ギャンブル!)を送らなかったかもしれない。【6回裏】の盗塁を見事に刺して、自信≪過剰≫になっていたのだろう。点差、状況を考えたら、“ギャンブル”に打って出る状況ではなかった。
タイガース「1対0」の勝利。連敗脱出。それを呼び込んだのも、先発して(8回3安打無失点)鬼気迫るピッチングをしていた岩田だろう。現状のタイガースは先発投手が1点以内に抑えなければ勝てない状況……Now(なう)「エース」は岩田だ。
田上“計算ずく”の大きくリード…悪送球誘い決勝点 (スポニチ Sponichi Annex)
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