「戦力外」通告された男が「戦力」になる日（26日・ナゴヤドーム）

【プロ野球オーナーズリーグ】加藤康介 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2011 02》ol06-096
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「1対3」（中日ドラゴンズに）2点リードされた【8回裏】のマウンドに上がった左腕・加藤康介（34歳）。彼の存在は大きい。今までは（この点差だったら）左腕・筒井和也（29試合）が投入されていた。『勝利の方程式』＝『T.E.K』の一員なのに、勝ち試合でも負け試合でも投入（酷使）されていた。その疲労が祟ったのか、最近は打ち込まれ出していた。2010年の西村憲（65試合）、2011年の榎田大樹（62試合）と≪同じ轍≫を踏むところだったが、この加藤が≪救済≫。
　先頭の代打・山崎武司（44歳）に「0-2」から速球（141km-142km）で「2-2」にカウントを整え、「3-2」からの6球目（141km）で空振り三振！　1番・荒木雅博（打率.263）は（2-1から）スライダーを打たせて、セカンドゴロ。2番・大島洋平（打率.287）はスライダーと速球（140km）で追い込み、最後（5球目）は速球（144km）で空振り三振！　

「4対9」と5点リードされたのは昨日（27日）の試合。【7回裏】マウンドに上がった加藤は（前日と同じく）先頭打者に代打の山崎を打席に迎え、昨日は2球目（143km）を叩かれ、ライトフェンス直撃のツーベース!!　26年目のベテランに仕返しをされた12年目の左腕。続く荒木にファーストに転がされ、1-OUT三塁。
　追加点を奪われるピンチを迎えたが、2番・大島を2日続けて（昨日はスライダーで）空振り三振に討ち取り、3番≪怖い≫和田一浩（打率.274）を「2-2」に追い込み、最後はスライダーを打たせて、平凡なショートゴロ！　安定感≪抜群≫！　2010年のオフに「最下位」横浜ベイスターズ（当時）から解雇（戦力外通告）された男が（Bクラスの“Go for the Top”）阪神タイガースで立派に戦力になっている。

久保田150キロ！１年ぶり復活１回０封 （デイリースポーツ）

【オーナーズリーグ】[久保田　智之] 阪神タイガーズ ノーマル 《OWNERS LEAGUE 2012 02》ol10-118
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