第2クール3日目に岡田彰布元監督が放送席(猛虎キャンプリポート)へ。相手をする(ABC朝日放送の)実況アナウンサーの名前を見た時、寒気(嫌な予感)がしたが……
「一番心配な藤浪は昨日2イニング投げたんですけど…昨年が悪すぎたんで、どういう今年、姿というか…昨日1試合じゃ分からないんですけどね…」「空振り取れないんですよね、昨日ストレートでね。変化球は本人が言ってる通り、置きに行くっていうかね、まだ不安というか、そんな感じで投げてる(感じですよね)」
「(前日の紅白戦の4回裏の坂本の打球)あの高めのボールをね、あそこまで飛ばされる藤浪もね…2-3ですよ、あれね。高めのボールをあの打球打たれるってことは、ストレート走ってないってことやからね」
「(新外国人モレノは)マテオよりは安定感ありますよ。マテオは怖さありますもんね。ボールのバラつきありますから。ボールの力はありますけど」「ドリスは今年、無茶苦茶いいですよ。ドリス打てないね、あれね」
「マテオは使うの怖いっすね」「このポジションに投げる割りには、打てるなら打ってみろって投げるから怖いんですよ」「もうチョッと繊細にコントロールとかね、悪い言い方すると、怖さを知ってほしいんですよね。チョッとイケイケで行かれる時があるでしょ? 一番怖いんですよ。後ろのピッチャーは小心者でいいんですよ」…ファンが(何となく)感じていたマルコス・マテオ(33歳)の怖さを岡田元監督が代弁してくれた。
「(新人の熊谷は)ショートの守備は一番巧いんちゃう? 最初、シートノック、北條と糸原と3人入ってたけど、ショートの守備はたぶん一番巧いと思うよ」
「昔スイッチのヤツは、よう試合前に揉めとったもんな。だから練習時間がフリーバッティングの時間ね、限られるからさ。俺はスイッチやから二人分打たせてくれ言うて、揉めてたわ。阪神におったスイッチの人がおったから」…阪神タイガースにいたスイッチヒッターか…引間克幸さんのことかな。
「(キャッチボールを見ながら)網の方ばっかり入ってるもんね。手の平でパチンパチンと衝突するようにやらないと。皆、網でボソッというけど、内野手は網で捕るのは、二塁盗塁でランナーに脚にタッチする時だけよ。捕る時は網を使わなあかん。蹴られたら出るからね。網はそのためにあるんよね、二遊間は」「殆どポケットの中に入ってるもんね。だから直ぐ握れない」…岡田元監督の基本的な話だけど、その基本ができてないプロ野球選手が居るのか……
「やっぱり、バッティングですよ、高山はね。何でこんなんになったんやろね? 何をしたいんだろうって思ったね、2年目。インコース打てないから、インコース打てるようにするって、インコースなんて、じゃあ誰が打てるの? って俺もいつも言う。インコースもアウトコースも全部打てたら、5割打てます。打てんとこあっても良いやないのって…結局インコース打てるようになったかというと、打てない。自分の得意のアウトコースも打てなくなった。当然ヒット打てないようになる。打率下がる」…誰が高山俊(24歳)をこんなにしたんだろう?
能見×岡田彰布氏(2)点を取られないピッチャーが一番助かる(デイリースポーツ)