3月4日の教育リーグ、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガース戦をスカパー!(FOXスポーツエンタ)で観ていたら、実況アナウンサーが「大和の人的補償で獲得した山崎」とコメントしていた。タイガースOBの解説者も相槌を打っていたが、実際には横浜DeNAベイスターズから戦力外通告を受けた山崎憲晴(31歳)をタイガースがトライアウトを経て獲得した。完全に勘違いだが、実際に人的補償で移籍した人物が全く目立たないから、こんな誤解を生む。誰だったっけ?
その山崎。7日のベイスターズ戦の【9回裏】(2-OUT)の打席に入って、初球(135km)を打って、ライト前ヒット! タイガース(移籍後)初ヒット。この後、陽川尚将(打率.182)のライトフェンスに達する三塁打でホームに還ってきて、タイガースに貴重な1点をもたらす。“人的補償の相手とされる”大和(30歳)がオープン戦「16打数0安打」の不振を極めているだけに、山崎の獲得は正解だった。
昨日の中日ドラゴンズ戦でも【9回裏】2-OUTから打席に入って、初球(141km)を打ってセンター前ヒット! この後、大山悠輔(.187)のレフト前タイムリーヒットで山崎が還ってきて、1点を返した。山崎の存在がなければ、タイガースは2試合連続完封負けを喰らっていたかもしれない。糸原健斗(.250)がボヤボヤしていると、山崎が開幕スタメンを掠め取っているかもしれない。否、獲るべきだ、山崎。
阪神・小野、斧フォークで筒香K斬り5回0封!実戦5戦14回で防御率0・00(SANSPO.COM)