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隼太、打撃開眼の7年目。(3月16日・静岡)

2018-03-18 11:39:25 | Pre-Season Game


 安芸(二軍)キャンプで打ちまくっていた、伊藤隼太(2011年ドラフト1位)と荒木郁也(2010年ドラフト5位)。3月12日に揃って一軍に昇格し、13日の東京ヤクルトスワローズ戦「010」(!)とリードされた【6回裏】0-OUT一二塁で先ず(代打)隼太が打席に立ち「1-2」と追い込まれながら、4球目(141km)を引っ張って、一二塁間を破るライト前ヒット! 
 第2打席は【7回裏】1-OUT一塁で3球目のチェンジアップを拾い上げて、ライト前へ技有りのヒット! 一二塁になって(途中から守備に入っていた)荒木の初打席。2球目(144km)を捉えて、一二塁間を破るライト前ヒット! 
 その荒木。【9回裏】に第2打席が回ってきて、3球目(136km)を流し打って、ショートの横を抜けるヒット! 「」荒木。8年目にして打撃したか? 

 翌14日のスワローズ戦は「1対1」同点で迎えた【6回裏】2-OUT一塁で(代打)打席に立った隼太。初球(140km)を打って、一二塁間に打球が飛んで、回り込んだ二塁手が一塁に送球して「OUT」の判定が下ったが、隼太が一塁にヘッドスライディング! セーフになりたい必死のプレーというよりも、あのまま一塁を駆け抜けようとしたら、ベースカバーに入った投手と確実にしていたから、一瞬の判断で身体を沈めたのかもしれない。走りこんだ方が「セーフ」になる確率は高かった。交錯して二人とも怪我をしていた可能性も高いが。

 そして16日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦。隼太は6番レフトで“スタメン”起用され、【4回表】の第2打席でショートへの内野安打を放ち、【6回表】の第3打席には、2球目(144km)を捉え、無人のライトスタンドに飛び込むホームラン! あの則本昂大(27歳)から打った価値ある一発。
【7回裏】の第4打席は0-OUT二塁三塁から初球(142km)の高めの“クソボール”を強引に打ちかまして、ライト前に2点タイムリーヒット! こんなバッティング、見たことない。“悪球打ち”隼太。
【8回裏】の第5打席でも高めのボール球(141km)を強引に被せて、一二塁間を抜けるライト前ヒット! 隼太も完全に打撃開眼。……と言うより、東京六大学(春のリーグ戦)で三冠王を獲った頃のバッティングをようやく思い出したか? 7年目にして、ようやく……。

阪神・隼太、則本撃ち1号含む4安打!「1打席目から代打のつもり」(SANSPO.COM)