野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

この日を待っていた…林の大爆発!(7日・東京ドーム)

2007-04-09 13:17:58 | Tokyo Giants
 この日を待っていた……初回にジャイアンツに2点を先制された≪嫌な流れ≫の【2回表】1-OUTから、今シーズン初スタメンの6番(ライト)林威助が(第1打席で)ライトスタンドへ第1号ソロホームラン! 【3回表】の2-OUT_2,3塁のチャンスでも、センター前に弾き返して、2者を迎え入れ、3打点を挙げる大活躍! 「4対3」で逆転勝ちして、林をスタメンで使わなかったら、どうなっていたことか……

 1、2番が「左」。「右」を一人挟んで4番に「左」。そして5番以下が全て「右」。こんな歪(いびつ)な打順構成……6番に「左」が入ることで、こんなにも劇的に試合展開が変わる! しかも、その左が「打つ」!! 追撃のソロホームランと2点タイムリーの計3打点。守備の≪不安≫はあるが、それに目を瞑ってでも、6番ライトに起用する価値はある。問題は打率.087の浜中治……この際、ファームに落として、徹底的に鍛え直すしかない、と思う。こんな浜中、ファンも見たくない。

我慢の能見 ピンチ連続踏ん張った(デイリースポーツ)

金本、39歳の満塁弾で3連勝!(3日・神宮)

2007-04-05 13:55:46 | Tokyo Swallows
 その日が39歳の誕生日だった「4番」金本知憲の一振りで勝ったタイガース。【5回表】1-OUT後、9番エステバン・ヤンが叩きつけて(人工芝)ショート内野安打で出塁して、2-OUT後、2番・赤星憲広が初球を打って、1,2塁間を抜いて、3番アンディー・シーツがサード強襲! そして「4番」金本が(東京ヤクルトスワローズ)先発(左腕)石川雄規の真ん中に入ったスライダーを叩いて、センターバックスクリーンへ! 主砲の満塁弾で4点を先制。これが決勝点になった。

 先発のヤンは初回に1-OUT後、2番・田中浩康に1塁線を破られたが、3番アダム・リグスが初球を打って、サードゴロ。4番アレックス・ラミレスがチェンジUpを打ち上げて、ファーストフライ。持ち味の打たせて取るピッチングが、初回から≪全開≫!!

【2回裏】先頭の「新外国人」アーロン・ガイエルには「0-2」からカウントを整えて、最後はチェンジUpで空振り三振! 6番・宮出隆自は初球を打って、ライトフライ。7番・宮本慎也はチェンジUpを打ち上げて、センターフライ。
【3回裏】先頭の福川将和、9番・石川をスライダー。チェンジUpを打たせて、ショートゴロ、セカンドゴロ。1番・青木宣親には「2-3」になるが、最後はチェンジUpで翻弄して、空振り三振! 

【4回裏】先頭の田中に(今度は)1,2塁間を破られるが、3番リグスを注文通りに速球(143km)でショートゴロ併殺に打ち取り、4番ラミレスを高めの速球で空振り三振に打ち取り、ここまでは最高のピッチングだったのだが……
【5回裏】先頭のガイエルに四球(フォアボール)を許し、ここから(ボークを挟んで)1-OUT後、3連打を許して、さらに2-OUT後、またしても2番・田中にセンター前ヒットを浴びて、この回3失点! 1番の青木は封じて見せたのに、同じ早稲田(大学出身)の田中には3安打を喰らった。

 しかし、この後【6回裏】から橋本健太郎プラス『JFK』のリレーで逃げ切り、ヤンは「来日」初登板、初先発、初勝利! 1日(京セラドーム大阪)のルーキー小嶋達也に続いて、快挙が続いて、タイガースは3連勝!! 中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツと並んで、3勝1敗で首位キープ! やはり<クライマックス・シリーズ>に進出するのは、この3チームか……問題は≪一等賞≫を獲れるかどうか、だ……

ジャン汗った~…ヒヤヒヤ来日初星 (デイリースポーツ)

小嶋、開幕カード初登板初先発初勝利!(1日・京セラドーム大阪)

2007-04-03 12:32:03 | Osaka DOME
「4番」金本知憲が打てなかった第3戦(1日)。しかし、その代わりに「3番」アンディー・シーツに初ヒット初タイムリーが出て、初回に先制したタイガース。これが大きかった。プロ入り初登板「初先発」のルーキー(左腕)小嶋達也に何よりの援護になった。そして【3回裏】にもシーツがセンターのフェンスにぶつけて、一人置いて、5番・今岡誠のライト前ヒットと7番・矢野輝弘のセンター前ヒットで4点をもぎ取った。

 追加点は取れなかったが、【8回裏】にはレフト前ヒットで出塁した今岡の代走、赤松真人が初球に果敢に盗塁を決めて、今シーズンのタイガースの野球を垣間見せたくれた瞬間。【7回裏】にも赤星憲広が初盗塁を決めているから、ようやくタイガースの戦いのリズムが作れてきた。先頭打者=鳥谷敬も打率.444で機能しているし……

 先発の小嶋は5回を投げて、2失点。その後を覚束ないながらも、橋本健太郎が繋いで、【7回表】からは『JFK』の投入=勝利の方程式。これで小嶋にプロ入り初勝利をプレゼントした。誰よりも速い、ルーキー初白星。ドラフト前に小嶋のことを酷評していた(ドラフト評論家の)小関順二氏には<バリカン>を! 

小嶋が勝った!さすが黄金ルーキー (デイリースポーツ)

金本、逆転2ランで初勝利!(31日・京セラドーム大阪)

2007-04-01 13:55:55 | Osaka DOME
 やはり「4番」金本知憲「頼り」の打線は今シーズンも相変わらず……金本が打てば「勝つ」(31日)金本が打てなければ「負ける」(30日)。【3回裏】ライトスタンド(5階席)に叩き込む、逆転2ランホームラン! 
【4回表】に先発の左腕・能見篤史が同点に追いつかれたが、【7回裏】2-OUT満塁、押し出しで勝ち越し! 2-OUT(1塁)からチャンスを拡大したのは、代打・林威助のツーベース(2塁打)だった。初戦(30日)に続く林の代打ヒット!! 
 広島東洋カープの先発が(左腕の)青木高広だった昨日(31日)は兎も角、開幕戦(30日)は先発・黒田博樹に対して、林の先発でも良かったのではないかと思った。浜中の「開幕先発」に「拘り」過ぎた岡田彰布監督。林と浜中、この二人は併用が良い、と思う。

 先発の能見は5回を2失点。まずまずの内容で先発の役割を果たして、2番手の久保田智之が2回を封殺して、これが大きかった。≪勝利の要因≫。試合を壊さずに「次」に繋げることが出来た。その「次」=ジェフ・ウィリアムスが繋ぎ、最後は真“守護神”藤川球児
 球児は「完調」には見えなかったが、今シーズンの≪勝利の方程式≫を完成させて、阪神タイガース2007年の初勝利! さあ今日(4月1日)は、ルーキー小嶋達也の出番、だ!!

福原1軍へ大前進!早期昇格にメド (デイリースポーツ)