野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

藤川、5連投で5連勝なのに、セーヴが付かない大チョンボ!(4日・甲子園)

2007-09-05 22:21:17 | Koushien Stadium
 昨日(4日)は【tvk】(旧テレビ神奈川)で観ていたので、pm9時25分で放送終了……【9回表】タイガースの4番手、橋本健太郎が、ベイスターズの代打・佐伯貴弘に第1球を投げて、打球がレフト方向に飛んだ瞬間! 画面が途切れた。あの後、どうなったのか? 携帯のサイトで調べてみたら、橋本がその1球だけで交代している。何故? また腰痛でも再発したのか? と心配になった。 

 タイガースの先発は左腕・能見篤史。初回にいきなり先頭の仁志敏久に3塁線を破られて、ボール球も先行して、不安な立ち上がりだったが、何とかノラリクラリのピッチングで乗り切って、【1回裏】相手のエラーに附け込んで、3点の先制点! 
【3回表】に1点は返されたものの、【3回裏】には4番・金本知憲、5番・桜井広大の「新旧」主役の連打と7番・矢野輝弘の内野安打で「4対1」! 

【6回裏】先頭の関本健太郎がライト前ヒットで出塁して、能見の代打・藤原通が確実に送って、1番・鳥谷敬が(ベイスターズの3番手)やけに足の長い左腕(那須野巧)からレフト前に流し打って、1-OUT_1,3塁。相手のバッテリーエラー(暴投)で1点を追加して2-OUT後、初回に先制タイムリーを放っている3番アンディー・シーツが三遊間を抜いて「6対1」! 

 2番手のダーウィン・クビアンが【7回表】をピシャリ(1安打)と抑えて、もう1イニング「行く」のかと思ったら、【8回表】から3番手に渡辺亮。防御率1.93の安定感を見せ付けたいところだったが、1点を失って「6対2」。渡辺の防御率も遂に2点台に突入してしまった(!)。
 そして【9回表】から4番手に橋本。腰痛から復帰して初戦で、最後に試合終了後の握手をさせてやろうという岡田彰布監督の“親心”かと思ったら、たった1球で交代! 

 場内が騒然とする中、何の前触れもなく、橋本の交代が告げられて、5番手のマウンドに上がったのは、藤川球児! 何故? 「6対2」4点差。セーヴが付かない場面なのに……CS(sky-A)の解説者・石井晶さんも首を傾げている。
 その藤川、結局、ランナーを出しながらも無得点に抑えたが、何の意味があったのか? 翌日の新聞を観てようやく事実が判明した。岡田監督の勘違い! 勘違いでは済まされない。大チョンボだ!! 連投が続いている藤川に無駄なエネルギーを浪費させてしまった。この“世紀の大チョンボ”が後々にチームの士気に影響しなければいいが…… 

福原が復調気配…さあ1軍秒読みや (デイリースポーツ)


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桜井、プロ入り初サヨナラ!(2日・甲子園)

2007-09-03 13:06:30 | Koushien Stadium
 ファームでも中継ぎで(最長2イニングス)しか投げていないのに、今シーズン初先発の安藤優也。大丈夫だろうか? 「試合勘」が戻るまでは(当分は)中継ぎで慣らせた方がいいのでは? と思ったが、そこは野手出身、岡田彰布監督の発想。投手出身の星野仙一(前)監督なら、復帰3試合目で(いきなり)先発はないだろう、と思った。案の定、初回に3番アレックス・ラミレスに2ランを喰らって、2失点……不安な立ち上がり。 

 しかし【2回表】以降はランナーを出しながら、何とか得点を与えずに凌ぎ切って(予定の)【5回表】まで投げきった安藤。さすが、と言うべきか、ラミレスと青木宣親以外は≪怖い≫バッターが見当たらない、東京ヤクルト・スワローズ戦だから乗り切れた、と見るべきか……
 ラミレス級のバッターが揃っている読売ジャイアンツ戦なら、こうはいかなかっただろう。そのジャイアンツ戦には、先発ローテーション通りなら、今週の日曜日(9日・東京ドーム)に先発することになる。 

【6回表】まで「0対2」。スワローズの先発は背番号「17」(右肩痛前の)≪天敵≫川島亮だから、このまま抑えこまれるのかと思ったが、しかしリリーフ(ブルペン)陣に不安があるスワローズ。このまま完封されない限り「勝機はある」と思っていたが、【6回裏】遂に打線が川島を捉える。
 1-OUT後、2番・赤星憲広が1,2塁間を抜いて、2-OUT後、4番・金本知憲が右中間にヒット! 5番・桜井広大が四球を選んで、2-OUT満塁! ここで6番「スタメン」葛城育郎がライト前にタイムリーヒットを放って、「1対2」1点差! この後、7番・矢野輝弘がセカンドライナー! 勝ち越しはならず。 

【8回裏】には先頭の金本が歩いて、得点圏打率.370の桜井がセンター前に弾き返して、0-OUT_1,3塁! ここで【6回裏】にタイムリーを放った葛城が(またしても!)前進守備の1,2塁間を破って、「2対2」遂に同点!! 
 この後、矢野が送りバントを失敗の後、空振り三振! 矢野が<ブレーキ>になった。(最近では珍しく)4試合連続でスタメン出場して、少し「お疲れ」気味なのかもしれない。後続も倒れて、この回で勝ち越せなかったのは痛かった…… 

 勝ち越したのは【9回裏】先頭の赤星がサードゴロエラーで出塁して、3番アンディー・シーツが三遊間を抜いて、0-OUT_1,3塁! (スワローズの)窮余の策(敬遠策)で金本が歩かされて、0-OUT満塁で「広大」。「新」“燃える男”が燃えに燃えて、≪勝負強い≫男が(見事に)「結果」を出した。センター前ヒット! 
3対2」サヨナラ勝ち! 1塁を回った桜井の飛行機ポーズ! その桜井の尻に関本健太郎の右ローキック! タイガースが(弱っている)スワローズ(最下位)を3タテ(3連勝)して、これで4連勝! 2位ドラゴンズに「0.5」差にした。 

広大 最高!プロ初サヨナラ  (デイリースポーツ)


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下柳、久々の9勝目!(1日・甲子園)

2007-09-02 22:48:32 | Koushien Stadium
 8月は0勝……7月18日以来「勝てない」ベテラン左腕・下柳剛。中「1週間」空けて先発した昨日(1日)も【3回表】2-OUT_2,3塁から、3番アレックス・ラミレスにレフト前ヒットの痛打を浴び、2点を先制された下柳。俯き、顔を歪め、怒りの言葉を吐き出す……また今日も(ひょっとしたら)勝てないのか……

 だが【3回裏】タイガースは先頭の鳥谷敬がセンター前に弾き返して、2番・赤星憲広が「2-0」からボール4つを選んで、四球。ここで「キーマン」3番アンディー・シーツがレフトフェンス「大」直撃のツーベース(2塁打)を放って、「2対2」同点! 4番・金本知憲も続いて、1塁線を鋭く破って、「3対2」勝ち越し! 

【4回裏】にも先頭の関本健太郎がセンター前に弾き返して、下柳が「2-1」から3バントを(何とか)ピッチャー前に決めて、鳥谷「四球」赤星「内野安打」で1-OUT満塁になって、シーツがセンターに大飛球を放って、これが犠牲フライになって「4対2」! シーツは(ようやく)何度目かの<スランプ>から脱出したようだ。次、いつ来るかは判らないが……

【6回裏】にも1点! 2-OUT_3塁から、金本知憲が敬遠策で歩かされて、性懲りもなく、5番・桜井広大との勝負。ここは≪勝負強さ≫を見せてくれるかと期待したが、打ち上げてセンター方向へのフライ。しかし、これを深追いしたショートの宮本慎也がグラヴに当てて落球して、これが(何故か)ツーベースになって、「5対2」! 桜井の≪勝負強さ≫は(ここでも)維持された。 

 先発の下柳が【5回表】を投げ切って、お役御免。【6回表】からダーウィン・クビアンが引き継ぎ、【7回表】も引き続きマウンドに上がって、連投(もう何連投したか判らない)の久保田智之を(1日だけ)休ませて、【8回表】ジェフ・ウィリアムス【9回表】藤川球児。“新種”の『JF.K(クビアンのK)』リレーで見事3連勝! 

ハシケンが復活登板で1回3者3K (デイリースポーツ)


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高橋光信、涙のお立ち台!(31日・甲子園)

2007-09-01 23:01:00 | Koushien Stadium
 今日(31日)は意外な人が「HERO」になった。初回に先頭の鳥谷敬が(久々に)センター前ヒットで出塁して、2番・赤星憲広が確実に送って、最近(また)「不調」の3番アンディー・シーツが巧く打球をレフト前に運んで、「1対0」! 幸先良い先制点! 
 1-OUT後、昨日の「HERO」桜井広大が死球(デッドボール)で歩いて、6番スタメン起用の(中日ドラゴンズから移籍)高橋光信が初球を打って、ライト前クリーンヒット! これで「2対0」! 

 しかし【3回表】先発のライアン・ヴォーゲルソングが、1-OUT_2塁で、東京ヤクルトスワローズの3番アレックス・ラミレスに(ストライクを取りに行った)初球の甘い変化球(チェンジUp)を左中間スタンドに放り込まれ、「2対2」……早くも楽観(楽勝)ムードは吹っ飛ぶ!  
 
 しかしタイガースも【3回裏】1-OUTから4番・金本知憲が(久々!)センターバックスクリーン(右に)豪快に(!)第27号を放り込んで、「3対2」勝ち越し! さらに2-OUT後、意外な人=6番・高橋が、スワローズの先発、左腕・石川雅規のカーヴを捉えて、レフトスタンドへ「移籍」第1号ホームラン! 「5対2」! 嬉しい一発、だ。1塁側ダッグアウト前で笑顔が弾けた。  

【4回裏】には(今度は)8番・関本健太郎がセンターバックスクリーンに放り込んで(第5号)「5対2」!
【7回表】に昨日まで「17試合連続無失点」を続けていた2番手の左腕「J」ジェフ・ウィリアムスが、ラミレスに2点タイムリーを浴びて、「5対4」1点差に迫られたが、【7回裏】代打・桧山進次郎がセンター前ヒットで出塁して(1番・鳥谷敬が送って)2番・赤星憲広がレフト線上に落として、貴重な追加点=「6対4」! 

【8回表】は「K」久保田智之が(今日は)3者凡退に抑えて、セントラル・リーグ月間「17」登板タイ記録を達成! 【9回表】は「F」藤川球児が(今日は)三振を奪わない、変化球(カーヴ、フォーク)を織り交ぜるピッチングで、しかしセカンドゴロが二つも飛んで、ヒヤッとさせたが(?)セカンド(途中出場)藤本敦士が最後は難しい高いバウンドを見事に捌いて、昨日の借り(トンネル)は返した! 連勝!! ……そして、涙のお立ち台へ…… 


待ってました!高橋光が虎1号弾 (デイリースポーツ)


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