オーナーズリーグ 03-078 ST 加賀繁(横浜)
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職場のテレビ(地上波)で初回に鳥谷敬の犠牲フライで先制したのを確認して……自宅に帰って、テレビ(CS)を点けたら、「1対3」横浜DeNAベイスターズにリード(逆転)されていた。
先発(開幕投手)の左腕・能見篤史が【6回表】に3点も取られたのか……オープン戦(終盤)で調子が悪かったからなあ~と思いつつ、試合を眺めていたら、【7回裏】に一二塁のチャンスが出来て、代打・俊介が送り(犠牲)バントを失敗して、代打・城島健司もレフトフライに倒れて、2-OUT。
ここで誰もが、代打に桧山進次郎(“神様”)を期待する。マウンド上には(2番手の)アンダーハンドの加賀繁(3年目)。定石なら“そう”。昨シーズンまでの監督なら“そうした”かもしれないが、和田豊監督が送り出した代打は関本賢太郎。その選手会長が見事に期待に応え、レフトスタンドに弧(アーチ)を描いて、「4対3」逆転! 関本のガッツポーズ!
【8回表】を左腕・榎田大樹が3人でピシャリと抑え、【9回表】は≪守護神≫藤川球児。「(開幕戦)勝利」を確信していたが、いきなり先頭の森本稀哲に(カウント)「2-1」ボールが先行して、4球目の速球(146km)を狙い打たれて、ライト線にツーベース!! 和田監督に(マウンドで)直接ボールを手渡され、気合を入れられた球児。それが≪逆効果≫だったか? 入れ込み過ぎたか? 入れ込み過ぎると球児は“こうなる”。あの2010年(9月30日・甲子園)矢野耀大氏の最後の試合(引退試合)のように……
代打アレックス・ラミレス(左太腿の肉離れ)をフォークボール2球で「1-2」追い込んで、4球目のインサイド速球(142km)で詰まらせながら、レフト前に落ちる“ポテン”ヒットを許して「4対4」同点に追いつかれる。
延長【10回表】に勝ち越されたが、【10回裏】に先頭の平野恵一がライトの頭上を越して(三塁にヘッドスライディング!)チャンスメイクして、柴田講平がセンターに打ち上げて、実況のアナウンサーは「浅いフライでどうか?」と疑問を呈していたが、三塁ランナーは代走の大和。楽々(余裕で)ホームインして、「5対5」同点に追いついて、試合終了。
現状のタイガースを≪象徴≫するような試合だった。昨シーズンから「後退」はしていないが、飛躍的な「前進」もしていない。「引き分け」(という結果)。Bクラスからの脱却、(7年ぶりの)優勝への道程は未だ長く険しい……そう≪実感≫させられるような試合だった。
阪神・岩田、イチローのバットへし折った!(SANSPO.COM)
BBH2011 黒カード 森本稀哲(横浜)
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職場のテレビ(地上波)で初回に鳥谷敬の犠牲フライで先制したのを確認して……自宅に帰って、テレビ(CS)を点けたら、「1対3」横浜DeNAベイスターズにリード(逆転)されていた。
先発(開幕投手)の左腕・能見篤史が【6回表】に3点も取られたのか……オープン戦(終盤)で調子が悪かったからなあ~と思いつつ、試合を眺めていたら、【7回裏】に一二塁のチャンスが出来て、代打・俊介が送り(犠牲)バントを失敗して、代打・城島健司もレフトフライに倒れて、2-OUT。
ここで誰もが、代打に桧山進次郎(“神様”)を期待する。マウンド上には(2番手の)アンダーハンドの加賀繁(3年目)。定石なら“そう”。昨シーズンまでの監督なら“そうした”かもしれないが、和田豊監督が送り出した代打は関本賢太郎。その選手会長が見事に期待に応え、レフトスタンドに弧(アーチ)を描いて、「4対3」逆転! 関本のガッツポーズ!
【8回表】を左腕・榎田大樹が3人でピシャリと抑え、【9回表】は≪守護神≫藤川球児。「(開幕戦)勝利」を確信していたが、いきなり先頭の森本稀哲に(カウント)「2-1」ボールが先行して、4球目の速球(146km)を狙い打たれて、ライト線にツーベース!! 和田監督に(マウンドで)直接ボールを手渡され、気合を入れられた球児。それが≪逆効果≫だったか? 入れ込み過ぎたか? 入れ込み過ぎると球児は“こうなる”。あの2010年(9月30日・甲子園)矢野耀大氏の最後の試合(引退試合)のように……
代打アレックス・ラミレス(左太腿の肉離れ)をフォークボール2球で「1-2」追い込んで、4球目のインサイド速球(142km)で詰まらせながら、レフト前に落ちる“ポテン”ヒットを許して「4対4」同点に追いつかれる。
延長【10回表】に勝ち越されたが、【10回裏】に先頭の平野恵一がライトの頭上を越して(三塁にヘッドスライディング!)チャンスメイクして、柴田講平がセンターに打ち上げて、実況のアナウンサーは「浅いフライでどうか?」と疑問を呈していたが、三塁ランナーは代走の大和。楽々(余裕で)ホームインして、「5対5」同点に追いついて、試合終了。
現状のタイガースを≪象徴≫するような試合だった。昨シーズンから「後退」はしていないが、飛躍的な「前進」もしていない。「引き分け」(という結果)。Bクラスからの脱却、(7年ぶりの)優勝への道程は未だ長く険しい……そう≪実感≫させられるような試合だった。
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