野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

戻ってきた秋山(3月13日・京セラドーム)

2020-03-14 09:41:01 | Pre-Season Game


2010年に高卒ルーキーで勝を挙げて。2011年から長い低迷期に入って。春のキャンプで見る度に投球フォームが変わっていた。自分の投球フォームを忘れてしまった、秋山拓巳(11年目)。

2017年にようやく思い出して、突然12勝を挙げたが、また2年間、2017年の投球フォームを失念したのか、5勝、4勝、と期待を裏切って。

今年のキャンプを見ていても、「戻っていない」感じだったが、昨日は5回失点の好投。「無失点」という字面ほど、良いピッチングには見えなかったが。基準は2017年。2017年に比べたら、戻りつつある。まだ「つつ」の段階。





ピッチングというものを思い出した藤浪(3月11日・神宮)

2020-03-11 21:55:24 | Pre-Season Game


大胆にも、5番スタメンに打者を起用してきた東京ヤクルトスワローズ。山田哲人はスタメンから外したのに、若手には「特攻」を命じた。案の定、初回に大リーグボール1号(のような球)を投げられ、ファウル。

4回裏の第2打席では、カウント「2-2」から速球が、顔面をめて、恐怖を味わった5番打者。ヤクルト・ベンチからは「当たったら、死ぬぞ❗️ おい❗️」と怒声が飛んできた。無観客試合だから、よく聴こえる。結局、四球で一塁に歩いたが、これが唯一の四球、今日の藤浪晋太郎(25歳)。

中でも、4番(DH)村上宗隆(20歳)との対決は圧巻だった。マウンドで踊るように(回転するように)速球を投げ込んでいた。打者と勝負していた。打者との勝負を楽しんでいた。こんな藤浪、久しぶり。本人も実感していることだろう。「ピッチング」というものを思い出した藤浪。



井上、石川柊太との対決!(3月11日・タマホームスタジアム筑後)

2020-03-11 20:10:16 | Pre-Season Game


昨日(10日)とは一転、3球続けてストレート(147km~148km)を投げ込んできた。4球目はシュート(137km)。5球目(146km)ファウル。6球目カーブ。7球目(148km)ファウル。8球目(146km)を堂々見送って、四球。阪神タイガース(二軍)の4番打者、井上広大(18歳)の初回の第1打席。放送席の実況アナウンサーには「井上こうだい」とばれていたが。



第2打席は4回表。初球(143km)を見送って、2球目3球目(共にスライダー)4球目(144km)5球目(フォーク)ファウル。6球目(フォーク)7球目8球目(共にスライダー)を見送って、四球、2打席連続。福岡ソフトバンクホークスの先発、石川柊太(28歳)にれられている、18歳。



3三振の内訳を説明しろ、マスコミ(3月10日・タマスタ筑後)

2020-03-10 22:26:39 | Western League


今日の第1打席(1回表)。1アウト一塁二塁で打席に入った阪神タイガース(二軍)4番・井上広大(18歳)。初球のカーブを見送って、2球目のフォークに空振り。3球目のシュートを見送って、4球目もフォークに空振り。5球目のフォークは見送ったが、6球目(125km)を引っ掛けて、サードゴロ(ファウル)。7球目も落ちる球で空振り三振! 真っ直ぐが1球も来なかった❗️

2打席目は4回表、先頭打者で相手は左腕に代わって、カッター、カーブ、チェンジアップの3連投で空振り三振!
またしても、まともなストレートは1球も来ない❗️



6回表は1アウト一塁二塁のチャンスで初球、またしても、チェンジアップで落とされ、空振り。プロで生きていくことは、如何に変化球を打つことかと、悟りの境地に入っているかもしれない。2球目はカーブ、これが高く甘めに入った。これを逃さず打って、左中間を深々と破って、同点のタイムリーツーベース❗️❗️ 勝負強い❗️

8回表の第4打席は3球スライダーを続けられて、空振り三振! まるでタイミングが合っていなかった。これがプロの洗礼か。真っ直ぐが1球も来ない、洗礼。



只者じゃない井上(3月8日・甲子園)

2020-03-09 15:56:24 | Pre-Season Game


前日(7日)のプロ初打席。前の打者の新外国人(サンズ)が外角低めの真っ直ぐ(145km~146km)を3球見逃し、4球目(147km)を空振り三振に倒れた後、その同じ球=初球を狙って打って、ライトフライに倒れた井上広大(18歳)。……この時点で既に新外国人(韓国リーグ打点王)を実力で上回っているのでは? と思わせた。

昨日(8日)の8回裏、髙山俊(オープン戦の打率.400)が内野フライに倒れた後の1アウト一塁で打席に入った背番号「32」。1球、2球、インサイドを攻められた後、空気を読めないベンチサイドレポーター(GAORA)が喋っている最中、3球目の低めのツーシームを打って、レフトの頭上を越す同点タイムリーツーベース❗️ 只者じゃない❗️








中田を崇める愚かな人たち(3月7日・甲子園)

2020-03-08 10:02:39 | Pre-Season Game


阪神は開幕カード2戦目の21日ヤクルト戦(神宮)の先発候補に浮上している中田賢一投手が、6回から3イニングを投げた。登板直後に3与四球と2被安打で3失点。

ご冗談でしょ。昨日も6回表から2番手で登板して、1アウト後、四球。総じてボールが高めに上ずっている。三人目の打者(右)には初球の(甘く入った)スライダーを狙われ、三遊間を割られる。
3番・近藤健介を「1-2」に追い込みながら歩かせ、1アウト満塁。どうなってるんだ、15年目のベテラン? 放送席(GAORA)では、この現実を見たくないのか、日本ハムのドラフトの話で盛り上がっている。
4番打者(左)にも四球で押し出し。「0対8」。2アウト後、5番打者(右)に三遊間を割られ、「0対10」。……こんな投手を開幕(神宮)第2戦に起用?








戻らない小野(3月6日・甲子園)

2020-03-07 22:42:22 | Pre-Season Game
「投げる球はエゲツないですからね」「ルーキーで来たとき、ビックリしましたね」「力感はないんですけど、物凄い真っ直ぐ投げますからね」…7回表から3番手で登板、小野泰己(4年目)の“過去の栄光”を語る放送席の下柳剛(51歳)。今やその見る影もない、が。

それでも、先頭(左)打者は148kmで空振り三振を奪い、二人目(右)の初球(147km)に外角低めに決めて、「これでカーブか何かで簡単にストライク取れるようになったら鬼に金棒」と下柳が言ったら、本当にカーブを投げたが、ワンバウンド。ルーキー時代は、このカーブが面白いように決まっていたのだが……「こうなったら、また真っ直ぐになって狙われる」「今度は狙ってカウントを悪くする」と予言したら、その通りになった。カウント「2-1」から(甘く入った)4球目(146km)を狙われて、センター前に抜けるヒット!

三人目(左)の打者は「1-2」に追い込むが、4球目(147km)を叩かれ、ショートライナー! 完全に芯で捉えられていた。そりゃ真っ直ぐばかり投げていたら、狙われる。小野の持ち味=カーブが甦らない。カーブが決まらない限り、小野の2018年(7勝)は戻ってこない。






飯田と岩貞、分かれた明暗(3月1日・タマスタ筑後)

2020-03-04 22:01:13 | Western League


「もうチョッとストレートが速いイメージがあるんですけどね……」と放送席(BSスカパー)でも解説者(坊西浩嗣)が首を捻っていた。本人は「満足のいくボールは多かったです」と言っていたが、35安打で5失点、二番手の岩貞祐太。背番号三桁の選手にも痛打を浴びていた。

ライトを守った高卒ルーキー(背番号32)の二つのい守備もあったが……2016年の岩貞は、もう戻ってこないのか……

一方、先発の飯田優也32安打2四球。彼の方がのある球が投げられていた。岩貞がこのままの調子なら、先発ローテーションの左腕をもぎ取りそうだ。





スアレス、先発へ(3月1日・ペイペイドーム)

2020-03-01 21:36:13 | Pre-Season Game


エドワーズP.J(ジョンソン)の抜けた穴を埋めるべく、セットアッパーの座を争うのかと思ったら、スアレス。今日のピッチングを見たら、意外に先発も「いける」と思った。ガンケルと二人、10日間の抹消を交互に繰り返しながら、先発ローテーションを守っていくことになりそうだ。

方針が変わったのは、藤浪晋太郎がまた今年も駄目そうだと首脳陣が判断したためだろう。藤浪の身代わり。藤浪が奇蹟の復活を遂げて、開幕に間に合えば、ブルペンに回ることになるかもしれない。もはや、藤浪の復活の可能性は奇蹟の部類。奇蹟を計算に入れるわけにはいかない。