12点リードの【7回表】から藪恵壹(オークランド・アスレティックス)登板。ニューヨーク・ヤンキースの9番ロビンソン・カノをカットボール(88mph)で空振り三振。1番マーク・ベルホーンをフォークボール(84mph)で連続空振り三振。しかし、2番マット・ロートンに高めに浮いたファストボール(91mph)を叩かれ、センター前ヒットを許し、3番ブッパ・クロスビーにもファストボール(90mph)を叩かれるが、ライトフライに打ち取り、事なきを得る。
翌日(4日)の試合の途中、ブルペンで不機嫌そうに座る藪の顔が(NHK-BS1で)映されていたが、本当にいつもどんな心境でブルペンに座っているのだろう。塗炭の苦しみか? それとも結構メジャーリーグを楽しんでいるのか? チームは調子が良いし。しかし、この調子の良さが禍して、藪にはなかなか出番が回って来ない。「これが俺の野球人生の終着点か……」
ピッチャーとしての全盛期を「最弱」の時代のタイガースで過ごし、いいピッチングをしても、打線の援護に恵まれず、いつも「0対1」で負けていた。タイガースが強くなった頃には、藪の全盛期も過ぎ、先発ローテーションからも外され、それでも「元エース」の意地で与えられた仕事を全うし、2004年春に来日したヤンキース戦のピッチングが評価され、オークランドへFA移籍。しかし……。
「対戦したの誰?」久々のヤンキース戦の登板だったが、対戦した相手は今シーズン途中までマイナーリーグにいたルーキー・カノやボストン・レッドソックスにいたベルホーン、ピッツバーグ・パイレーツ(シカゴ・カブス)にいたロートンだった。真のヤンキースとの対戦も叶わず、藪の仕事は終了した。藪よ、今、何を思う……?
k-yabu.net
翌日(4日)の試合の途中、ブルペンで不機嫌そうに座る藪の顔が(NHK-BS1で)映されていたが、本当にいつもどんな心境でブルペンに座っているのだろう。塗炭の苦しみか? それとも結構メジャーリーグを楽しんでいるのか? チームは調子が良いし。しかし、この調子の良さが禍して、藪にはなかなか出番が回って来ない。「これが俺の野球人生の終着点か……」
ピッチャーとしての全盛期を「最弱」の時代のタイガースで過ごし、いいピッチングをしても、打線の援護に恵まれず、いつも「0対1」で負けていた。タイガースが強くなった頃には、藪の全盛期も過ぎ、先発ローテーションからも外され、それでも「元エース」の意地で与えられた仕事を全うし、2004年春に来日したヤンキース戦のピッチングが評価され、オークランドへFA移籍。しかし……。
「対戦したの誰?」久々のヤンキース戦の登板だったが、対戦した相手は今シーズン途中までマイナーリーグにいたルーキー・カノやボストン・レッドソックスにいたベルホーン、ピッツバーグ・パイレーツ(シカゴ・カブス)にいたロートンだった。真のヤンキースとの対戦も叶わず、藪の仕事は終了した。藪よ、今、何を思う……?
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