オークランド・アスレティックスのスターター、「エース」バリー・ジトが崩れ、【4回表】途中で降板。その後を引き継いだのが、藪恵壹。この時点で「1対6」5点のリードを許している。1アウト、ランナー1,2塁でバッターは6番、DL(故障者リスト)から復帰したDH(指名打者)スイッチヒッターのルーベン・シエラ。初球(外に逃げる)シュート(88MPH)でストライク。2球目、チェンジアップ(82MPH)を打ち上げさせて、センターフライ。
7番ホルヘ・ポサーダに初球カットボール(88MPH)でファウル。2球目スプリッター(85MPH)で空振り。3球目(84MPH)4球目(85MPH)のスプリッターは見送られ、5球目(84MPH)もスプリッターを続けて、今度はポサーダが手を出して、空振り三振。執拗なスプリッター攻め。これ以上、追加点を与えたくないキャッチャー、ジェイソン・ケンドールの強い意思を感じる。それに応えた藪。試合が壊れる危機を救って見せた。
【5回表】の藪。先頭の8番バーニー・ウィリアムスが初球を打ち上げてくれて、センターフライ。9番マーク・ベルホーンには初球ボールの後、2球目のファストボール(90MPH)で空振り。3球目のシュート、4球目のスプリッターが外れ、「3-1」。5球目のシュート(89MPH)でファウルを打たせ、勝負球のスプリッター(91MPH)が外れて、四球(ウォーク)。
1番デレック・ジーターには初球のシュートを打たせて、ファウル。2球目もシュート(89MPH)。これで完全に詰まらせて、セカンドゴロ併殺。計算通りのピッチングでこの回も難なく切り抜けて見せた。
【6回表】は2番・松井秀喜との対戦。初球(90MPH)が高めに上ずり、2球目のシュート(88MPH)も外れるが、3球目のシュートでようやく「ストライク」。4球目もシュート(91MPH)。これも外れて、「3-1」。松井には徹底したシュート攻め。外角(アウトサイド)を攻めろ、という指示が出ているのだろう。5球目(90MPH)も続けたが、これを狙い済ましていた松井。センター前に弾き返して、日本(阪神タイガース)時代からの相性の悪さを思い出させる。
3番ゲーリー・シェフィールドにも初球シュート。これも外れて、2球目は外のスライダー、3球目カットボール(89MPH)、4球目スライダー(84MPH)でファウルを打たせ、5球目のスライダー(83MPH)でタイミングを狂わせ、センターフライ。4番アレックス・ロドリゲスにも初球、“真骨頂”シュート(90MPH)で仰け反らせ、思わず打席を外して、一呼吸を置くA-ROD。2球目のシュート(91MPH)も外れるが、3球目のカットボール(88MPH)で空振り奪取。4球目のシュート(89MPH)で完全に詰まらせて、ショートフライ。
5番ジェイソン・ジアンビには初球(91MPH)2球目(88MPH)3球目(89MPH)3球高めに上ずり、4球目(91MPH)も外に大きく外れて、ストレートの四球(ウォーク)。最も警戒するバッターへの慎重な攻めが窺える。6番シエラにも初球のスプリッター(84MPH)が外れるが、2球目のスライダー(82MPH)でファウルを打たせ、3球目のシュート(88MPH)もボールで「2-1」になるが、4球目のスプリッター(79MPH)を打たせて、ファーストゴロ。
【7回表】は先頭のポサーダにも「2-0」。3球目の真ん中に甘く入った球をセンター前に弾き返され、ノーアウト1塁。8番バーニーにも「1-1」からの3球目のスプリッターを引っ張られ、1,2塁間を破られる、9番ベルホーンを「1-2」に追い込み、センターフライに打ち取る。1番ジーターの初球にも仰け反らせ、真骨頂を見せるが、「3-2」から勝負球のスプリットが外れ、1アウト満塁。ここで2番・松井を迎えたところで降板。
New York Yankees
7番ホルヘ・ポサーダに初球カットボール(88MPH)でファウル。2球目スプリッター(85MPH)で空振り。3球目(84MPH)4球目(85MPH)のスプリッターは見送られ、5球目(84MPH)もスプリッターを続けて、今度はポサーダが手を出して、空振り三振。執拗なスプリッター攻め。これ以上、追加点を与えたくないキャッチャー、ジェイソン・ケンドールの強い意思を感じる。それに応えた藪。試合が壊れる危機を救って見せた。
【5回表】の藪。先頭の8番バーニー・ウィリアムスが初球を打ち上げてくれて、センターフライ。9番マーク・ベルホーンには初球ボールの後、2球目のファストボール(90MPH)で空振り。3球目のシュート、4球目のスプリッターが外れ、「3-1」。5球目のシュート(89MPH)でファウルを打たせ、勝負球のスプリッター(91MPH)が外れて、四球(ウォーク)。
1番デレック・ジーターには初球のシュートを打たせて、ファウル。2球目もシュート(89MPH)。これで完全に詰まらせて、セカンドゴロ併殺。計算通りのピッチングでこの回も難なく切り抜けて見せた。
【6回表】は2番・松井秀喜との対戦。初球(90MPH)が高めに上ずり、2球目のシュート(88MPH)も外れるが、3球目のシュートでようやく「ストライク」。4球目もシュート(91MPH)。これも外れて、「3-1」。松井には徹底したシュート攻め。外角(アウトサイド)を攻めろ、という指示が出ているのだろう。5球目(90MPH)も続けたが、これを狙い済ましていた松井。センター前に弾き返して、日本(阪神タイガース)時代からの相性の悪さを思い出させる。
3番ゲーリー・シェフィールドにも初球シュート。これも外れて、2球目は外のスライダー、3球目カットボール(89MPH)、4球目スライダー(84MPH)でファウルを打たせ、5球目のスライダー(83MPH)でタイミングを狂わせ、センターフライ。4番アレックス・ロドリゲスにも初球、“真骨頂”シュート(90MPH)で仰け反らせ、思わず打席を外して、一呼吸を置くA-ROD。2球目のシュート(91MPH)も外れるが、3球目のカットボール(88MPH)で空振り奪取。4球目のシュート(89MPH)で完全に詰まらせて、ショートフライ。
5番ジェイソン・ジアンビには初球(91MPH)2球目(88MPH)3球目(89MPH)3球高めに上ずり、4球目(91MPH)も外に大きく外れて、ストレートの四球(ウォーク)。最も警戒するバッターへの慎重な攻めが窺える。6番シエラにも初球のスプリッター(84MPH)が外れるが、2球目のスライダー(82MPH)でファウルを打たせ、3球目のシュート(88MPH)もボールで「2-1」になるが、4球目のスプリッター(79MPH)を打たせて、ファーストゴロ。
【7回表】は先頭のポサーダにも「2-0」。3球目の真ん中に甘く入った球をセンター前に弾き返され、ノーアウト1塁。8番バーニーにも「1-1」からの3球目のスプリッターを引っ張られ、1,2塁間を破られる、9番ベルホーンを「1-2」に追い込み、センターフライに打ち取る。1番ジーターの初球にも仰け反らせ、真骨頂を見せるが、「3-2」から勝負球のスプリットが外れ、1アウト満塁。ここで2番・松井を迎えたところで降板。
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