野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

涌井、チェンジアップ、キレまくり!(3日・東京ドーム)

2006-11-05 12:38:34 | Nichibei-Yakyu
 日米野球の正式な開幕戦、11月3日(金曜日)の東京ドーム。メジャーリーグ選抜が【2回裏】に早くも先制点を挙げて、【3回裏】にも今シーズンのアメリカン・リーグの≪MVP≫候補、ジャーメイン・ダイ(シカゴ・ホワイトソックス)の2ランで「3対0」。日本選抜も【4回表】4番「旬の人」小笠原道大(北海道日本ハムファイターズ)のタイムリーで1点を返して「3対1」。

【7回表】にも1点を返して、「3対2」1点差に迫った日本選抜は【7回裏】から2番手に涌井秀章(西武ライオンズ)を投入。先頭のホゼ・レイエス(ニューヨーク・メッツ)を高めの速球(138㎞)で詰まらせ、サードファウルフライ。2番ラファエル・ファカール(ロスアンジェルス・ドジャース)を112㎞のチェンジアップで見逃し三振! 3番ダイも(逆球で)空振り三振!!

【8回裏】先頭の「58本塁打」ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)を高めの速球(139㎞)を打たせて、ピッチャーゴロ。5番「昨シーズン二冠王」アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)をチェンジアップ(117㎞)で空振り三振! 6番「首位打者」ジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)には警戒しすぎたのか、「0-3」にして、4球目の甘い球をレフトフェンス直撃されるが、7番「NYの若大将」デヴィット・ライト(ニューヨーク・メッツ)を見逃し三振! 

 出場辞退した先輩、松坂大輔(西武ライオンズ)の代役を見事に果したとも言える。松坂がいなくなった後のライオンズの次期「エース」となるだろうし、メジャーリーグも松坂の「次」に狙う逸材として<チェック>を入れただろう。真っ直ぐはさほど速くなかったが、チェンジアップのキレはメジャー級。2年後の(開催されるかどうか判らないが)日米野球、あるいは第2回(2009年)『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)までに、どれだけ成長できるだろう? 

メジャー選抜が先勝、城島と井口は出番なし (MAJOR.jp)