野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

R.ハワード2打席連発!(4日・東京ドーム)

2006-11-06 23:18:59 | Nichibei-Yakyu
 この試合は観に行っていたが(個人的には)お目当ての左腕ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズ)や“K-ROD”フランシスコ・ロドリゲス(ロスアンジェルス・エンジェルス)が出場を辞退したので、気持ち的にはトーンダウン。試合も「8対6」随分な≪乱戦≫になった。日本選抜には本来、選抜されるような選手ではないピッチャーが投げていたし。

 日本選抜は【2回表】に先制を許した後の【2回裏】2-OUT2塁で、8番スタメン、選抜されるような選手ではない、ファン投票で選出の藤本敦士(阪神タイガース)がライト前ヒットを放って、「2対1」。伏兵・藤本は「おいしいな」と思った。今年は(夏の)オールスターゲームでもタイムリーヒットを放って、≪MVP≫をせしめている。意外にこういう大舞台には「強い」のかもしれない。

【5回表】には3番手で、選抜されるようなピッチャーではない「本命」の左腕・三井浩二(西武ライオンズ)が、2打席連続ホームランを放っている4番ライアン・ハワード(フィラデルフィア・フィリーズ)にストレートのフォアボール(四球)。あろうことか、5番アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーヴス)にも1球もストライクが入らず、堪らず場内の観客(39,077人)から(不馴れな)ブーイング! 

 先発の西村健太朗(読売ジャイアンツ)も【2回表】途中(3/1)7失点でKO! メジャーリーグ選抜のスターター、ブロンソン・アローヨ(シンシナティ・レッズ)も4回4失点だったから、随分と締まりのない試合になった。それにしても、3試合連続でジャイアンツのピッチャーが先発を務めて、東京ドームとはいえ、この選考には辟易。
 そういえば、“壊し屋”の久保裕也(読売ジャイアンツ)も5番手で出てきて、6番ライル・オーヴァーベイ(トロント・ブルージェイズ)に一発を食らっていた。到底「全日本」とは呼べないようなメンバーを揃えて、2連敗。この結果も当然か……日米野球の意義が問われても仕方がないなっ、と思った。

井口が2点適時二塁打、メジャー選抜連勝 (MAJOR.jp)