活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

「活版印刷紀行」はアシが大変

2007-01-24 11:57:43 | Weblog
 私は「キリシタン版」ゆかりの地を訪ねて、内外各地を歩きました。海外の場合は下調べも綿密にして出かけますし、あらかじめ、心構えもをしていますから、意外にスムーズに廻れました。
 
 ところが、アニハカランヤ、日本国内の方が大変でした。おおざっぱにいいますと、主たる紀行先は「長崎県」と「熊本県」、あとは「大分」を少しということにしましたが、同じ長崎県でも、長崎市内は別にして、加津佐や有馬のような島原半島の土地、土地と、これから訪ねる原マルチノや中原ジュリアンゆかりの西彼杵半島とでは、場所がかなり、あっちこっちしております。

 やっぱり、欲ばって、いっきょにという計画は無理です。
1日にバスが4,5本という辺鄙なところもありますから、前もってバス会社の時刻表をインターネットで調べて行動するのがよいと思います。
 タクシーは不経済ですし、おすすめとしてはレンタカーを使う手もあります。

 私はノー・ハンドルですから、もっぱら、バスや電車でオッチラ、オッチラ動きましたが、そのほうが自然や人情や思わぬ「拾いもの」に接することができます。

 あとは、団体でという手があります。
 写真は2005年6月に、私が属する印刷文化史の研究サークル「大曲塾」で「印刷文化のふるさと探訪、キリシタン印刷街道を歩く天草・島原・長崎」というツアーを催したときのバスの横っ腹です。
 東京から25人で2泊3日でしたが、効率的で楽しく、ワイワイと歩きました。あちこちで、現地の役場や教育委員会や図書館の方々にご案内いただいて忘れがたい勉強会になりました。


 
コメント
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