岩手県から書き込んでいます。
元気で頑張っています。
20人が寝袋でザコ寝なので今日はこの辺で。
このたび震災ボランティアとして岩手県のほうで一週間ほどお手伝いをさせてもらうことになりました。
ここ2ヶ月ほど、ずっと迷っていたのですが、ガソリンや物資の物流もある程度回復してきたこと、GWが過ぎてボランティアの減少が心配されること、また個人ボランティアを受け入れてくれる団体が見つかったことなどもあり、思い切って申し込みました。
最初は震災ボランティアの経験のない自分など被災地の迷惑になるのではないか?
自分のどこかに親切心の押し売りのような気持ちがあるのではないか?
たった一週間で何ができるのか?
自分の行動がかえって被災地の人を傷つけやしないかと、様々な葛藤がありました。
ここにこうして書くことにも抵抗があり、自分の中に誰かにホメてもらいたい、認めてもらいたいというエゴがあるのでは? と考えたりもしました。
でも結局、たいした人間じゃない私にあれもこれも求めるのは無理。そういう感情が心のどこかにあったとしても、私の手と足を使ってもらおう。人手が足りないのなら、上に乗っている頭なんかどうでもいいじゃないかと決断しました。
相変わらず面倒くさい性分です。
『五体不満足』を書いた乙武洋匡さんがツイッターで「自称ボランティアが一番邪魔で迷惑」と書かれたり、ボランティア=自己満足というネットの中の風潮、政府の「個人のボランティアは現場を混乱させる」といわんばかりの発言にも、二の足を踏んでいました。
ですが現場のボランティアの方々が現地で発行している壁新聞に(ネットで公開されていました)「素人が行っても受け入れ体制の負担になるからやめた方がいい」というのは都市伝説! 「受け入れ体制」なんてものは元々無い。無いから自分たちで作った…と書かれていて、「まだまだ人手は不足している」と書かれていたのが強力な後押しになりました。
支援の方法はたくさんあります。
私はたまたま体が空いていて、生活に支障が出ないので現地に行くことを選んだだけです。
この一週間、できるだけ準備をしてきました。せめて現地の皆さんに迷惑をかけないように心がけるつもりです。
もうすぐ出発なので、不安になっていろいろ書いてしまいました。
こんなんで不安になっていたら笑われそうです。
笑顔、笑顔。