私的図書館

本好き人の365日

とんてきの夜

2009-07-30 23:59:00 | 本と日常
最近ロクなものを食べていなかったので、今日は奮発して肉を買いました。

奮発したといっても豚の肩ロース肉、100グラム228円です。

「とんてき」にして食べたかったので。

はたして「とんてき」という呼び名は全国区なのかな?

分厚く切った豚肉を、ウスターソースをベースにした濃い目のタレをからめて焼いたもので、三重県の四日市市がご当地グルメとして売り出しているらしいです。

それ用のタレが売られていたので、キャベツと一緒に購入してきました。

「とんてき」にはやっぱりキャベツですね。

久しぶりに美味しかった~


皆既日食

2009-07-22 22:27:00 | 本と日常
皆既日食、見ることができました?

東海地方はあいにくの曇り空だったのですが、雲の切れ間からちょっとだけ見ることができました。

う~ん、みんなほど感動できてない。

部分日食だから?

太陽が月の影に隠れているんですよね。

もっと感動するかと思っていたのに、自分の感性大丈夫かな?

日本の陸地から見ることのできる皆既日食としては46年ぶり。

次の機会は2035年、26年後だそうです。


『宇宙船ビーグル号の冒険』

2009-07-21 20:43:00 | 本と日常
映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を映画館で観て来ました☆

今までのシリーズはどれもレンタルだったのですが、原作を読んでしまったので、どうしても早く観たくて。

やっぱり大きなスクリーンは迫力ありますね。

面白かったです♪

お昼をまたいでの上映だったので、途中でお腹が鳴って困りました。

聞こえたかな? と心配していると、隣の女性のお腹も鳴ったので思わず笑いが。

もちろん聞こえていないふりをしましたよ。

ついでに本屋さんにも寄って買い物をして来ました。

購入したのは…

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの

*(キラキラ)*『魔法の館にやとわれて』*(キラキラ)*

と、

*(キラキラ)*『海駆ける騎士の伝説』*(キラキラ)*

『魔法の館に…』は「大魔法使いクレストマンシー」シリーズの一冊です☆

あとはSF作品。

A・E・ヴァン・ヴォークトの

*(キラキラ)*『宇宙船ビーグル号の冒険』*(キラキラ)*

いろいろな本にパロディとして登場するほどの古典なので一度読んでみたかったんですよね。

もう一冊は、

シャンカラ著

*(キラキラ)*『ウパデーシャ・サーハスリー』*(キラキラ)*

の全訳本。

ヒンドゥー教の哲学者シャンカラが紀元8世紀に書いた教説集で、表題は「千の詩節からなる教説」という意味らしいです。

あとこれは眺めただけですが、尾崎翠の『第七官界彷徨』の文庫本!!

なぜ今、尾崎翠!?

河出文庫から新しく出たみたいなんです。

『第七官界彷徨』は好きな作品なので、これで読者が増えたら嬉しいことは嬉しいのですが、果たして売れるのかな?

余計な心配とは思いつつ、やっぱり心配してしまいます。

そういえば、今日ついに衆議院が解散しましたね。

なぜ解散したのかさっぱりわかりませんが、これでようやく選挙が行われます。

長かった~

別に野党に期待しているわけではありませんが、選挙には絶対行きます!

みてろよ自民党!!


土用の丑の日

2009-07-19 23:38:00 | 本と日常
ウナギ食べてません…

もう何年も前に上司のおごりで食べたな~

専門店のうな重。

友達と食べに行った名古屋のひつまぶしも美味しかった~

あれから何年たったことやら。

そりゃあ一応社会人なので無理すれば食べれないこともないのですが、どうせ混んでるし…と思うと面倒くさくて出かけられないのです。

ちなみに私は尻尾が好きです☆

昨日は浦沢直樹さんのマンガ*(キラキラ)*『プルートウ』*(キラキラ)*を読んで感動していました。

手塚治虫さんの名作『鉄腕アトム~地上最大のロボット~』を大胆にリメイクした作品。

いよいよ最終巻!
アトムVSプルートウの戦いが描かれます!

アクションよりもドラマに重点を置いたこれまでの積み重ねが効いていて、ラストに向うにしたがって、グッと感動してしまいました。

人間よりも人間らしいロボットたちがかわいそうで…

それにしても人間ってなかなか進歩しませんね。

ウナギは食べられませんでしたが、スーパーで冷麺を買って来て作って食べました。

近所のスーパーには売っていなくて、ちょっと遠い別のスーパーで見つけたんです。

私は冷やし中華よりも冷麺が好きです。

さあ、夏を乗り切るゾー

北村薫さん、おめでとうございます

2009-07-16 11:08:00 | 本と日常
第141回芥川賞、直木賞が発表されましたね。

芥川賞は磯崎憲一郎さん(44歳)の『終の住処(ついのすみか)』。

直木賞には北村薫さん(50歳)の『鷺(さぎ)と雪』が選ばれたそうです。

北村薫さんはミステリーなどの作品が多いベテラン作家さん。

すでに十分著名な作家さんなだけに、受賞はちょっと意外でした。

受賞作は、昭和初期を舞台にした作品だそうですが、やっぱりミステリーなのかな?

磯崎憲一郎さんは現役の大手企業の商社マンで、芥川賞候補2回目にしての受賞だそうです。

会社に勤めながら小説も書くなんてすごいなぁ~

私なんて仕事だけで疲れ果ててしまうのに…

一緒にしたら失礼か。

大手企業と違って我々中小企業はまだまだ厳しい状況が続いています。

うちの会社も仕事が減ってしまって、今月は9連休(冷汗)

ちょっと早い夏休み?

ま、どんな理由にせよ休みは休みなので、どこか温泉にでも行って読書三昧してこようかな、なんて気楽なことを考えています☆


…大丈夫かな、うちの会社。


『水深五尋』

2009-07-08 14:28:00 | 本と日常
ロバート・ウェストールの

*(キラキラ)*『水深五尋』*(キラキラ)*(岩波書店)

を読みました。

訳は金原瑞人、野沢佳織。
表紙と挿絵をスタジオジブリの宮崎駿監督が書いてみえます。

舞台は第2次世界大戦中のイギリス。

その海岸近くの町に住む少年が、ドイツのUボートに密かに情報を送っているスパイを探し出そうと、友達と一緒に奮闘するのですが…

スパイが本当にいるのかいないのかは置いといて、町中の人を次から次へと疑う少年が、その人たちと触れ合うことで、戦時中の人々の心、成長する少年の心を描いています。

少年の恋も描かれていて、積極的な女の子に対して、とまどっている少年、という対比が、その年頃の少年少女の違いをよく表していて、ちょっと笑えます☆

乱暴な言葉使いの漁師たち。
権力を傘に着た警察署長。
売春宿を経営するマダム。
質屋のユダヤ人。
戦争未亡人。

日本兵も卑劣で卑怯な敵として少年のイメージの中に現れます。

誰でも少年少女の頃は、多少は大人のことを汚いとか嘘つきだとか思ったことがあるでしょう。

確かにその通りで、作品の中の大人たちも、けっして英雄でもなければ聖人でもありません。

ウェストールの作品には、そんな大人たちが、迷いながら苦悩しながら生きる姿がそのまま描かれていて、大人だからといって誰も「正解」なんて持っていないのだということがよくわかります。

ただ、ちょっとだけ少年たちより経験を積んでいるから、ほんのちょっとだけ慣れているだけ。

それとも、これは私は大人だからそう読めてしまうのでしょうか。

そんな大人たちと少年の物語。

読んでよかったと思える物語でした。


願い星

2009-07-07 19:27:00 | 本と日常
今日は七夕ですね。

こちらは生憎の曇り空で時々雨が降ったり止んだりしています。

七夕の主役は彦星と織姫。

相思相愛の二人は恋人に夢中になるあまり、自分の仕事をほっぽり出してしまったため、神さまに怒られて1年に一度しか会えなくなってしまいます。

やっぱり天の上でも仕事はしっかりしなくちゃいけないみたいですね。

さて、今年はちゃんと会えたのかな?

私も頑張って仕事しています。

年に2回しか会えないボーナスを楽しみに…

今年は地デジ対応テレビを買いたいんです!

でも不景気で減額だって聞いてるし…果たして買えるかな?

今日は二十四節気の一つ「小暑」でもあります。

梅雨明けまじか。
本格的な暑さの始まり。

働いている工場にはクーラーがついていないのでとっても暑くなります。

どうか今年はあんまり暑くなりませんように…