私的図書館

本好き人の365日

『クマのプーさん』のある床屋

2006-03-05 22:21:00 | 本と日常
髪が伸びた。
床屋に行かなくっちゃ。

昔から床屋というと、『クマのプーさん』を思い出す。

2年先輩の家が床屋さんで、高校生になるまでそこに通ったんじゃなかったかな。

その店に置かれていた数少ない本の一冊が『クマのプーさん』で、あと面白いものといえば、おしゃべりをするインコ(?)と汚れた水槽の中で泳ぐデメキンくらい。

よく読んだな~
他に読むものなかったし。

プーさんが腕ごと木のウロに突っ込んですくい出す、金色のハチミツのおいしそうなこと!

その床屋さんは普段はお店のすぐ上にある園芸農家で働いていて(この辺りはシクラメンの栽培で有名)、お客さんが来ると降りて来て、頭を刈ってから、また仕事に戻って行く。

だから床屋さんに入っても、誰もいないことのほうが多くて、そんな時はお客さんが呼びに行く(笑)

なんか、今考えるとずいぶんのんびりしたことやってたな☆

先輩(一人娘)が結婚してお婿さんをもらった時に、家とお店を改装して、今ではおしゃれなたたずまいになっちゃったけれど、床屋自体はまだやっているみたい。

何だか思い出してしまった。
あの『プーさん』はまだあるかな?



谷山浩子と新井素子と『ゲド戦記』

2006-03-03 23:55:00 | 本と日常
今年も風邪でダウンしてしまいました。

毎日うがいと手洗いをかかさなかったのに、会社でうつされたんです。間違いありません。

二日も寝込んでしまった。
頼むからみんなマスクしてくれ*(汗)*

それでもお腹は空くし、家賃は振り込まなきゃならないし、こういう時、一人暮らしは…ほんとにつらい。

なんとか起き出して、二日もお風呂に入ってなかったけどさすがにいま入ったら死ぬなと思って、少し強めの匂いの整髪料をつけて、帽子もかぶって外出。

家賃を振り込み、薬屋さんにより、食料を買い込んでソッコウで帰って来ました。

それでもなんとかCDショップと本屋さんに寄ることはできたので、すかさず狙った物だけはゲット。

映画『ゲド戦記』ネタで話題にした谷山浩子さんの最新ベストアルバム「白と黒」(二枚組全17曲収録*(音符)*)。

いつもここで取り上げている名言の宝庫。
斎藤茂太先生の「いい言葉は、いい人生をつくる」の続編「続・いい言葉はいい人生をつくる」(成美文庫)*(星)*

そして今一番心待ちにしている映画、『ナルニア国物語』(3月4日公開*(びっくり2)*)を総力特集している白泉社の雑誌「月刊MOE4月号」*(ハート3つ)*

これには様々な作家さんが「ナルニア」についての質問にコメントを寄せている特集ページがあるんだけど、その中に私の大好きな作家、新井素子さんのコメントが載っていたのですごくラッキー♪(コメントのスペースが小さくて、他の作家さんはちゃんと納まるように五つある質問のすべてに短く答えているのに、彼女だけ一つの答えですべてのスペースを使ってしまっている(笑)…そんなところも好きかも*(ハート)*)

あと、谷山浩子さんのベストには、好きな歌がたくさん入っていたのでこれもよかった*(音符)*

「まっくら森の歌」「MOON SONG」「恋するニワトリ」「そっくり人形展覧会」「意味なしアリス」などなど☆

「王国」という歌が『ゲド戦記』の第二部「こわれた腕環」のイメージからきているなんて知らなかった。

そうか、今回のジブリ映画『ゲド戦記』の作曲を手がける前からつながりはあったんだ。
あらたな発見*(びっくり2)*

今回は短い時間に収穫の多い買い物でした。

あとは、早く風邪を治して会社に出ないと、自分の仕事を片付けないと映画を観にも行けない…頑張ろう☆