図書館のレファレンス・サービスを扱ったマンガ、埜納タオさんの『夜明けの図書館 3』を読みました。
今回で3巻目。
1、2巻ほどのインパクトはありませんが、主人公の小学生時代や、先輩司書のプライベートが描かれるなど、物語に深みが出てきました。
双葉社
発売日 : 2014-08-16
|
本と人をつなげる仕事。
読書が個人で楽しむだけではなく、周りの人や、地域、歴史や文化との架け橋になることを教えてくれて、読んでいての共有感がスゴい! 楽しい!
図書館の司書ってなかなか求人がないみたいで大変みたいですね。
予算削減とかでどこぞやの自治体では「あかずの図書館」なんてのもあるんだとか。
運営に民間の力を借りるとか、図書館側もいろいろ工夫はしているみたいですが、そもそも本を読む人が減っているそうですし。
田舎の図書館はそこそこ人がいて、でも座る場所はたくさんあって、けっこう快適なんですけどね。
小学生の頃は学校の図書室よりもくだけた感じの児童書が多かったので入り浸っていましたが。
その頃にこんなマンガがあったら、もっと有効に図書館を活用できていたかも知れません。
当時は図書館にいる大人はみんな、学校の図書委員みたいなものだと思っていましたから(笑)
司書教諭なんて存在も全然知りませんでした。
図書館も外で見ているだけじゃわからないことがたくさんあって、こうして紹介してもらえるとすごく楽しいです。
こういう職場を舞台にした作品大好き。
早く4巻が読みたくなりました。