残暑お見舞い申し上げます。
甲子園では三重県代表の三重高校が59年ぶりに決勝進出し、東海地方に住む者としておおいに盛り上がりました♪
惜しくも敗れてしまいましたが、準優勝だってたいしたものです。
やっぱり高校野球は面白いですね~
深夜ドラマも面白い!
漫画家、島本和彦の自伝的ドラマ「アオイホノオ」と、深夜の飯テロ「孤独のグルメSeason4」
どちらもマンガが原作ですが、「炎の転校生」を読んでいたサンデー派の私としては「アオイホノオ 」は見逃せません。
アニメ制作会社「ガイナックス」の面々も登場するので面白いんですよね~
マクロスの石黒昇さんとか、板野サーカスと言われた板野一郎さんから直接お話をうかがったこともありますし、庵野秀明さんには一度だけお会いしたり、知り合いがガイナックスに一時勤めていたこともあって、個人的に「そうそう」とうなずくシーンが多くて笑えます。
演出もそれっぽくて面白い!
『赤毛のアン』の翻訳者、村岡花子さんを取り上げた朝ドラ「花子とアン」も見ています。
村岡花子さんが主役というよりは、「アンをめぐる人々」という感じで、村岡花子さんの周りの人のドラマばかりが目立っていますけどね。
兄やんと醍醐さんは架空の人物ですけどね。
特に「翻訳家になりたい!」という想いが伝わってこないので、ストーリー重視の人には辛いかも知れませんね。
ようやく「ラジオのおばさん」まできましたが、まだまだ「赤毛のアン」は登場しません。
いつになったら「花子とアン」になるのやら。
最近読んだのは、積読状態だった『ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~』(アスキー・メディアワークス)
登場人物の意外な過去がわかったり、イライラするくらい進まない二人の仲に進展(?)があったりと物語的にも面白いのですが、やっぱり本についてのお話が興味深いですね。
手塚治虫のエピソードはよかった。
でも栞子さん、かわいいというより、だんだん面倒くさく思えてきた(苦笑)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
発売日 : 2014-01-24
|
もう一冊は、明木茂夫さんの『中国地名カタカナ表記の研究』(東方書店)
地図帳のカタカナ表記から始まり、国語審議会の漢字追放や文部省などの資料も紹介されていて、知的好奇心を刺激されました。
中国では川の名前に、◯水、◯江、◯河とつくので、日本語表記にした際、例えば漢水(ハンシュイ)なら「ハン川」とカタカナ表記になる。華北平原を南北に走る大運河は大(ター)だから日本語表記で「ター運河」(笑)
これは例えば日本で地名の白浜を「sira beach」と訳すようなもの、と紹介されていました。
いや、sira て何だよ?(笑)
何か道路標識でも誰のための標識なのかわけのわからないものがありましたね。
「~公園」を「~koen」と書いたり「~通り」を「~dori」と、そこはローマ字じゃなくて英語だろ、という標識。
カタカナって日本人は普通に使っていますが、そのルールってあまり意識しないですからね。
「カルフォルニア」も「カリフォルニア 」も同じ地名だと判断しちゃうし、「ロスアンジェルス」も「ロサンゼルス」も同様。
ただし政府機関で使う言葉はさすがに統一しようと、変なルールが決められていて、例えば「ロサンゼルス 」が一応政府公式。
「テストで 『遼東半島』 を 『リャオトン半島』 と書いたら×で、正解は 『リヤオトン半島』 だった」なんて話も。
ずいぶん前からこのカタカナ表記ってあったそうで、私も地図帳眺めるのは好きですが、そこまで意識したことがありませんでした。
エベレストのチベット側の呼び名、チョモランマもやっと違和感無く受け入れられるようになったのに。
東方書店
発売日 : 2014-04
|
あと読んだのは、瀧波ユカリさんの『はるまき日記: 偏愛的育児エッセイ』(文藝春秋)
こちらはちょっと毒舌なマンガ家さんの子育てエッセイ。
読みやすいのでスラスラ読めました。
文藝春秋
発売日 : 2012-06-29
|
現在読んでいるのは、お気に入りのマンガ『草子ブックガイド 3』(講談社)と、ボルヘスの『伝奇集』(岩波文庫)。
本を読んでいると一時的に暑さを忘れます。
それだけならいいのですが、やらなきゃいけないこともたまに忘れます。
洗濯の途中だったりすると、いつの間にか洗濯が終っていて干すの忘れたり(苦笑)
あれスマホの時計みたいにスヌーズ機能とか付けてくれないかな?
洗濯が終ったら「洗濯が終了しました」→(5分後)「早く干して下さい」→(さらに3分後)「早く干せ!」みたいな音声ガイドとか(笑)
人間そこまで落ちぶれたらダメでしょうか?
私はすごく必要としているんですけど・・・