私的図書館

本好き人の365日

第162回芥川賞・直木賞発表

2020-01-19 18:22:39 | 本と日常

第162回芥川賞・直木賞が選ばれましたね。

芥川賞は古川真人さん(31)の『背高泡立草』(すばる10月号)

直木賞は川越宗一さん(41)の『熱源』(文芸春秋)

が、それぞれ選ばれました。

 

古川さんは前回に続き4回目の候補入りでの受賞。川越さんはデビュー2作目での受賞です。

 

今回芥川賞の候補には、木村友祐さんの『幼な子の聖戦』(すばる 11月号)も入っていました。

前回芥川賞候補に選ばれながらも、古典でもない小説を参考文献として取り上げ、創作者としての矜持を選考委員から散々なじられた古市憲寿氏が、作品『百の夜は跳ねて』で参考文献にしたのが、この木村友祐さんの別の作品『天空の絵描きたち』です。

ある意味、古市騒動のおかげで発見された作家さんみたいになっていて気の毒といえば気の毒ですね。

 

受賞作はそれぞれ福岡や長崎の島が舞台だったり、北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)が舞台だったりするみたい。

本屋さんにまたたくさん並ぶと思うので、チラッとのぞいてみたいと思います。

 


Sogni d'oro.(ソンニ・ドーロ)=良い夢を

2020-01-11 06:19:34 | 本と日常

明けましておめでとうございます。

 

初夢はみました?

 

私のはよくわからなくて(ま、夢ってだいたいそんなものですが)

友達に頼まれてパーティの余興で演奏するためにバンドかなにかの仲間で車に乗っている(バンドなんか組んだことありません)

ついてみると子供の頃の通学路にすんげぇいかつい男たちがたくさんいて銃なんかもって対立していて、警察もわんさか。

通学路のよく知る隣同士の建物は、日本のヤクザとイタリアンマフィアで、両家は対立していて一触即発、真新しい家具を積んだトラックに花を抱えた花屋も近づけない。

車を停めようにもどちらにもニラまれて押し返され右往左往。

そのうち仲間(自分)の1人が車の屋根をたたいてリズムを取りながら即興で歌い出す(サンルーフかなんか)

仲間が次々と入れ替わり(ぜんぶ中身は自分)即興でやけに明るいブラジルあたりのリズムの歌をつなぎながら歌って男たちの注意をひく。

その間に、急いで家具を運び込んだり、花屋が花を抱えて家に入ったり(ミュージカル?)

中学時代の友達がヤクザの中にいて協力してくれたり、かと思えばドラムの音が銃声に勘違いされたり、つかみかかろうとする男たちを車でかわしたり。

即興のイタリア語もあやしくなってきて、ごまかしたり、踊ったり、コーラスが入ったりでもうめちゃくちゃ。

そのうちパートが変わり、ウェディングドレス姿の友達(ヤクザの娘)の独唱、語りが入り、結婚式の両親への手紙みたいになって大人たちがうるうる。

そこへ両家の女たちが大鍋の料理を持って男たちをかきわけ登場。どかんどかんと料理をテーブルに並べ、両家が合流。結婚披露宴が始まり、演奏再開。

めっちゃ盛り上がる中ドレス姿の友達が笑顔で泣いている・・・というところで目が覚めました。

 

何の映画だ??

 

YouTube見ながら寝落ちしたのがいけなかったか・・

ロミオとジュリエットみたいだったけれど、元ネタなんだろう?

職場の人間関係や仕事上の対立をイメージしてる?

イタリア語全然しゃべれないけれど、イメージでマンマミーアとか言いながら歌ってたな。

今年はもう少し落ち着いた年にしたいんだけど・・

 

お正月は友達と遊んだり、家でゴロゴロしたりで少し太りました。ヤバイ!

本屋さんにも行って来て、買ったのはこの2冊。

 

著者 : 高畑勲
岩波書店
発売日 : 2019-07-03

 

著者 : 永野護
KADOKAWA
発売日 : 2019-12-09

 

本屋さんで小学生くらいの女の子がお父さんと「鬼滅の刃」(集英社)のコミックを買いに来ていたのですが、最新18巻のうちところどころ売り切れで(1巻から5巻くらいまでが無いのが致命的)残念そうにしていました。

そんなに人気!?