ちょっとした検査を受けに病院に行って来ました。(たいした病気じゃありません☆)
…結果、どの数値も前回と比べてすごくよくなっていました!
やっぱり仕事しないで三度三度きちんとご飯を食べて、しっかり寝てると健康にいいんだ♪
休みの間は旅行にも行って、観光はほとんど徒歩だったから、運動もバッチリ。
実は私の病気って「仕事をしてはいけない病」なんじゃ…
スミマセン。
ただの「なまけ病」です。
お休み気分から抜け出せていないだけです。
でも…
毎月ゴールデンウィークをやってくれないかな…
弘法大師空海が今からおよそ1200年前に標高900mの山頂に開いた真言密教の聖地、高野山に行って来ました☆
歴史物としての空海は好きですが、現在の宗教にも現在のお坊さんにもあまり興味がないので(不信心者でスミマセン)、目的は高野山の奥の院というところにある、戦国武将のお墓や霊廟、供養塔を見学すること♪
けっこうミーハーなのです。
織田信長や豊臣秀吉、明智光秀に石田三成。
上杉謙信に武田信玄。
伊達政宗といった歴史上の人物のお墓や供養塔を見学して来ました~
本能寺で織田信長を討った明智光秀の石塔は、何度作り直しても割れてしまうんだそうです…
実際割れてました(汗)
うっそうとした杉の木立に囲まれた昼なお暗い奥の院には、20万基を超える墓石があると聞きましたが、中には朽ち果てたお墓もあったりして、独特の雰囲気です。
外国人の観光客も多く、さすが「世界遺産」に登録されているだけはあります。
ちょっと離れたところには、徳川家康と2代将軍徳川秀忠の祭霊屋が並ぶ徳川家霊台がありますが、ここは眺めるだけで入場料200円が必要。
高野山は紅葉にはまだ少し早かったのですが、歴史を身近に感じられて、とっても有意義な旅行になりました☆
国破れて山河あり ~杜甫「春望」~
兵どもが夢のあと ~芭蕉「奥の細道」~
人間ってたくさん生まれてたくさん死んで、それで”今”があるんですね。
こんなにたくさんお墓を残して、大きなお寺を建てて、仏に祈って。
それでもあと何百年かすると、朽ち果てて忘れ去られてしまうのでしょう。
形あるものはいつかは崩れる。
…諸行無常。
今日の自分は昨日の自分ではない。
明日の自分が今日の自分と同じだと思うから「苦」が生まれる。
日々、時々の自分が唯一無二の自分自身である…
過去の自分を後悔したり、未来の不安におびえたりして…
でも、”今”すべてを変えてはいけないないんて法はないはず…
たまに旅に出て、自分と向き合ってみるのもいいものです。
そうそっちゅう向き合っていたら疲れちゃいますけど☆
自分はお墓はいらないから、遺灰は海にでも撒いて欲しいなぁ。
シルバーウィークとかいう降って湧いたような連休を利用して、紀伊半島をグルッと回って来ました☆
友達と遊んで、パンダとイルカを見に行って、温泉に入って、高野山で戦国武将のお墓巡りをして来ました♪
おかげでしばらくはキャベツがメインの食生活になりそうです…
和歌山県って海と山があっていいですね~
海のない県に生まれた者は、海を見るとテンションが上がります!
南紀白浜にある「アドベンチャーワールド」というところに行ったのですが、ここは、陸の動物、海の動物、空の動物を見ることができて、遊園地のような施設も併設された動物好きにはたまらない施設☆
双子のパンダが可愛かったです♪
いま、日本にはここと神戸の動物園の2ヶ所にしかパンダっていないんですね。
あの目の周りの黒いのは反則!
イルカとクジラのショーや、最強の動物(と自分では思っている)カバや、目つきの鋭いペンギンも見て来ました♪
自分でジープを運転して、サファリ体験もできるようなのですが、今回は時間の関係でスルー。
温泉は、日本三美人の湯といわれる「龍神温泉」に入って来ました☆
ものすごい山奥にあるのですが、お湯はちょっとヌルっとしていて、肌がスベスベになります♪
紀州のお殿様も泊まったという温泉宿に宿泊して、ちょっと贅沢もして来ました。
黙っていても食事が出てきて、片付けてくれて、布団も敷いてくれて、朝になったらたたんでくれて…
大切にされるっていいものですね☆
ま、それなりにお金はかかるのですが(苦笑)
露天風呂に入って、畳に寝転んで、の~んびり本を読んで過ごしました。
夏目漱石の『夢十夜』
全国チェーンの古本屋さんで叩き売られていた昭和41年初版、昭和47年に重版された旺文社文庫版、
恩地三保子さん訳の『若草物語』
マンガ家、川原泉の作品などからその言葉を集めた、
川原泉『本日のお言葉』
アーシュラ・K・ル=グィンの長編SF『所有せざる人々』
そして、これは一度ちゃんと読みたくて、
新約聖書『ヨハネの黙示録』
食べて、本を読んで、温泉に入って、寝る。
とってもシンプルで贅沢な時間を過ごすことができました☆
龍神温泉から高野山までは、だいたい車で1時間くらいの距離だったのですが、それはまた明日書くことにします。
弘法大師空海が開いた真言密教の聖地、高野山。
「紀伊山地の霊場と参詣道」ということで、熊野古道などと共に世界遺産にも登録されています。
ここも面白かったです♪
小学生くらいの男の子でした。
本屋さんのレジで、私の前に並んでいた彼は、店員にポイントカードを作りませんか? と聞かれて、すすめられるままその場で手続きを始めたんです。
レジには店員が1人しかいなくて、しかも見るからに「新人」といった感じの青年。
手際が悪くてどんどん時間が過ぎていきます。
その時、申込書を書いていた少年が、
「後ろに並んでいる人に悪いので、先にレジを済ませて下さい」
と申込書を持って隣の空いているレジに移動してくれました。
おぉ~、なんていい子なんだ!
レジ係りの青年は、すでに打ち込んでしまった少年の会計を取り消すのにまたもモタモタ。
しかも少年にお礼のひと言も言ってない!
まったく、どっちが大人かわかりませんでした。
混んできた時はお客さんを待たせないために他の店員さんを呼び出すなりして対応するんだよ、新人くん!
それにしても、小学生の対応には感心させられました。
よくやった☆
最近、アメリカの作家ロイド・アリグザンダーの
『人間になりたがった猫』(神宮輝夫 訳 評論社)
を読みました。
魔法使いの飼い猫ライオネルが、ご主人さまに頼んで人の姿にしてもらい、人間たちの町に出かけて行くという物語。
猫のライオネルにとって、人間たちの町は見るもの聞くものすべて珍しいものばかり。
いい香りのする食べ物に、気のいい人たち。
大きな橋に、立派な建物。
ところがその町の町長は、お金のことしか考えていなくて、橋を渡る通行料を取ったり、都合のいい法律を作ったりしてやりたいほうだい。
でも、もともとが猫のライオネルには、町長の勝手なルールは通用しなくて、町に騒動が起こってしまいます。
何でも素直に口に出すライオネルがいい♪
「あなたが、ブライトフォード(町の名前)一のごろつき? なんだか、とてもちっぽけだなあ!」
人の姿になっても、あくまで自分は猫ですといい張るライオネルが可笑しいです☆
棚の上に飛び乗ったり、ネズミを追いかけたり♪
猫という視点から人間を見ることで、人間の強欲さ、思っていることを口にしないという弱さ、他人を利用しても何も感じない心の貧しさが描かれています。
もちろんロイド・アレグザンダーの魅力の一つでもある、とっても魅力的なキャラクターもたくさん出てきて、ライオネルを助けてくれるあやしい博士や、勝気ではつらつとした若い女性ジリアンなど、彼らがライオネルを助けて町長の理不尽な要求と戦う姿が読みどころです☆
個人的にはライオネルのご主人さまで、人間なんかになりたがってきっと後悔するぞ、と思っている魔法使いがお気に入り♪
たまにガッカリするような人間に出会うこともありますが、本屋さんの少年のような出会いもあって、まだまだ人間も捨てたものじゃないと思わせてくれます。
人間になった猫のライオネルは、最後、果たして人間のままでいたいと思うのか?
とっても楽しい読書ができました☆
自分の心を書きとめよう。
何気なく頭に浮かんだ文句をノートに書きとめています。
意味があるようでないような言葉の羅列の中に、その時の自分が閉じ込められているようで、なかなか捨て去ることができません。
今日はその中のいくつかをここにも書くことにしました。
意味不明でスミマセン☆
授業中に窓から外を見ていた。
校庭では体育の授業が行われている。
無意識に彼女のことを探していた。
いいことをしている時は誰も通りかからないのに、
まずいことをしている時に限って人が現れる。
世の中は不公平だ。
子供のいない伯母夫婦は、
いつも僕をドライブに誘った。
だから今でも、車に乗るとわざとはしゃいでしまう。
それが義務のような気がして。
「あの時だって…」
「どの時よ!?」
「あの時だよ! ほら…」
「やめて、もう聞きたくない」
…最初に聞いたのは彼女だ。
ウソがわかるのはつらい。
人は、ずっと同じではいられない。
懐中電灯で夜空を照らし、
星にメッセージを送った。
「ここにいるよ」と伝えたかった。
ちょっと立ち止まってもいいみたい。
大丈夫?
何があったか言ってごらん?
私は好きよ。
あなたを見てるわ。
信じてる。
仕事なんてできなくってもいいわ。
ずっと犬を飼っていた。
僕は犬が好きだ。
だけど油断はしない。
彼の爪や牙が凶器だってことを知っている。
それは彼の責任じゃない。
この世界。
現実の世界を自分の力とし、
自分の中の世界、心を豊かに満たせ。
結局、人間は単純な法則で動いている。
みんな自分を守りたいのだ。