私的図書館

本好き人の365日

スキマテープで地球を考える

2005-03-30 23:59:00 | 日々の出来事
今日は、会社でスキマテープを作りました。

窓やドアのスキマ風を防ぎ、断熱性を高めるために貼るテープ。
ホームセンターで丸く巻かれて地味に売られているアレです*(庭)*

大きな材料を細かく切断して、ドアの厚みに合うサイズに加工せよとのこと。

そういえば、そんなの作ってたっけ?

スキマテープといえば、冬の初めに買って貼り付けた覚えが…

うちの会社は、自動車や家電の断熱、防音材を加工する仕事もやっているのですが、スキマテープも、それと同じ材料で作られているそうです。

エアコンの部品から、電気炊飯器の釜、ゲーム機の一部と、節操のない事業展開をしている会社なので、なかなかすべての商品を把握するのは難しくって、すっかり忘れていました。

商品サイズに合わせるために材料を切断すると、大量に寸法足らずのゴミが出ます。

ゴミといってもサイズが合わないだけで、もちろん充分使えるものばかり。
捨てるなんてもったいない。

この間買ったテープの何十倍もありそう…

商品としての規格を統一したほうが売り易いのはわかるけど(スキマテープのはかり売りなんて聞いたことないし…)、この資源の無駄使いって、ちょっと恐怖。

地球の資源が限られていることはわかりきっているのに、商品にならないからというだけで使われずに燃やされていく資源。

このゴミの分の材料代も値段に反映されているんだろうし、燃やした二酸化炭素で地球温暖化も促進されてしまうから、お金のもうかる企業は別にして、いいことなんて何にも無いはずなのに。

別にスキマテープを作るなとはいわないけれど、あまりに商業的で、虫食い野菜は商品にならないからって捨ててしまうのと同じでしょ?

う~ん、必要なものを必要なだけ作り出せれば一番いいのだけれど…

かといって、いいアイディアも浮かばないし、とりあえず、すぐに出来る対策として、ゴミになったスキマテープをもらって来ました*(音符)*

どうせ捨てるだけだし、ドアは無理でも窓ぐらいはいけるでしょう。

問題なのは、いくらたくさんあるからって、そんなにスキマテープは必要じゃないってこと…

まだ虫食い野菜のほうがよかったかも*(涙)*




先祖孝行

2005-03-27 23:44:00 | 日々の出来事
亡くなった祖母が夢の中に出て来ました。

家の明りがもれる夜の庭に長いすを持ち出して、幼い女の子と二人で腰掛けていました。

その女の子が誰なのか。
最初は小さい頃の妹かと思ったのですが、今思えば幼い頃の祖母なのではないかと思います。

…やれやれ、言いたいことはわかってるよ。
わざわざ夢に出てこなくてもいいって。

と、いうわけで、今日はお墓参りに行って来ました☆

たまには御先祖様にも愛想を振りまいておかないと*(ハート)*

ドラマなんかで墓石に話しかけるシーンを良く見るので、感傷にふけった感じでやってみようと思い、南無阿弥陀仏と彫られた墓石を眺めてみたのですが、かけるべき言葉が何も浮かばない。

彫られた文字の溝の汚れとか、他のお墓の立派さには目がいくのに、墓石に話しかけることだけは出来ない。

…だって石だもん*(汗)*

ま、頭の中で祖母や祖先のことをどう考えているのかが問題なわけだから、格好なんてどうでもいいか。と、理想的なお墓参りの人物を演じるのを諦めて帰って来ました。

決してふざけた気持ちではないのですが、ついついその場の状況で遊んでしまうのが悪いクセです☆

いちおう形通り、掃除して、持参した花と水を供えてお線香をあげてきました。
祖母が亡くなってから二年がすぎて、ようやくできた墓参り。

でも先祖を敬うって、ようは気持ちの問題なんだから、その点では何も不義理はしていないはず(言い訳?)。

おばあちゃんは、わかってくれてるよね?



三月の本棚 3 『スノーグース』

2005-03-27 01:22:00 | 日々の出来事
季節はずれの雪が降っています。

三月の終わりに雪がこんなに積もるなんて驚きです。
嬉しいような、迷惑なような*(結晶)*

しんしんと降る雪の気配に耳を澄ませていると、本棚の一つから、物語の吐息が聞こえてきます。

ふむふむ、どうやら冬の終わる前にどうしても紹介してもらいたいらしい*(ダッシュ)*

そういう訳で今回は、冬のある日に少女と共に現れた雪のように白い一羽のグース(雁)の物語。

ポール・ギャリコの初期の代表作。
『スノーグース』をご紹介します☆

動物達との不思議な絆を集めた短編集。

実は私も、体験があります。

以前にも一度書いたのですが、何年か前、母親が乳ガンと宣告され、いよいよその手術の当日という朝。
家で飼っていた犬が死んでいたのです。

悲しむ暇もなく、裏山に埋葬して病院に行ってみると、母親の手術は中止。
執刀医の先生が触診した結果、疑問点があるとのことで再検査。
結果的に乳ガンではなかったことが判明しました。

母親などは、犬が身代わりになってくれた、と言っていましたが、偶然とはいえ確かに不思議なめぐり合わせを感じました*(星)**(キラキラ)*

「スノーグース」の主人公ラヤダーは生まれついての”せむし”男。

おまけに左腕が、まるで鳥の鉤爪のように手首から折れ曲がってしまっています。

一人世間から離れ、灯台小屋で絵を描いて暮らす彼の友達といえば、周りに広がる大沼にやってくる野性の鳥だけ。

孤独とはいえ、自然を愛し、心根の優しい彼は、小さなヨットに乗って鳥たちを訪ね、鳥たちの良き保護者となることに満足していました。

そんなある年の冬。
めったに人間の訪れない灯台小屋に、一人の少女がやむにやまれずやって来ます。

少女の名前はフリス。
彼女は抱えた傷ついた鳥を助けるために、怖さも忘れてこの人食い鬼とウワサされる男の住みかにやって来たのです。

せむし男と少女*(びっくり2)*

これはどこかで聞いたことのありそうな、よくある恋物語になるのでは?

と、早合点してしまうのが、やたら数だけは読んでいるエセ読書家の悲しい浅はかさ。

とんでもない。
確かにラヤダーはいい奴だし、フリスもしだいに惹かれてはいくみたいだけれど、この物語はそう簡単には終わらない。

フリスの連れてきた鳥。
スノーグースを「迷子の王女さま」と呼んで世話をする二人。

しかし時あたかも第二次世界大戦。
ドイツ軍の猛攻に追い詰められ、フランスのダンケルクの海岸で孤立するイギリス軍。
海峡を渡り、兵士たちを助け出すためには舟がいる。
それも、浜辺に近づける小型のヨットのような船が…

傷ついた鳥がいたら、見捨てることのできないラヤダー。
いまやすっかり慣れて彼の周りを飛ぶスノーグース。

そして兵士たちは見るのです。
砲弾の飛び交う中、ゆっくりと近づいて来る小さなヨットと、その上を天使のように飛ぶ白いグースの姿を☆

短い作品ですが、その中に込められたメッセージは爽やかに透き通った冬の空のように読んでいて気持ちがいい。
しかも、心の奥底にあったかい温もりを残していってくれます。

ハッピーエンドではないけれど、ある意味、これ以外にない終わり方なのかも知れません。
うん、これが「物語」っていう終わり方です☆

この他に、身寄りはなくても、兄弟のようなロバ、ヴィオレッタと共に懸命に生きる十歳の少年が、ついにはヴァチカンの法王庁をも動かす「小さな奇蹟」*(音符)*

どうしても「今年もっとも優秀な牝牛」として、その身に花飾りを纏いたいと願う乳牛を主人公にした、可笑しくも心に残る物語「ルドミーラ」*(星)**(キラキラ)*

どれも動物たちが活躍する三編を収録した短編集。

動物たちを人間と同じように見ることのできる作者の視点がとっても好感が持てます*(音符)*

なんでも無類の猫好きで、猫を主人公とした小説でも有名なんだとか。(夏目漱石とはちょっと違う)

人間だけの世界に飽きたら、ちょっと周りを見渡して、この世界の住人が、人間だけではないのに注意を向けたら如何ですか?

きっと新しい気持ちで、世界を眺めることができますよ☆






ポール・ギャリコ  著
矢川 澄子  訳
新潮文庫




ご注意下さい

2005-03-25 22:22:00 | 日々の出来事
*(注意)*「当たり屋」グループにご注意下さい*(注意)*

職場でそんな注意書きを渡されました*(汗)*
故意に車両事故を起こしてお金を巻き上げる「当たり屋」。
どうやら最近、山口県や関西方面の当たり屋グループが、わざわざこんな地方にまで出稼ぎに来ているというのです。

それまでに確認された犯人グループの車両ナンバーが記載されていたのですが、「なにわ」「神戸」「大阪」「和泉」「姫路」などなど。その中でもダントツに多かったのは「山口」ナンバーの車。

資料には合計84台でやって来ている、と書いてありました。

84台? 何その数?
思わずホテルの駐車場に並んだ「当たり屋」団体ご一行様のマヌケな姿を想像してしまいました。

でも、ほんと、あの手この手を使って安易にお金を手に入れようとしますね。
犯罪者って自覚して、もっと世をはばかって生きて欲しいな。迷惑にならないように。

車のナンバーも車種もわかっているのに、こうして気を付けているしかないのは、歯がゆいことですが、とりあえずの対抗策は、その場での示談や脅しに絶対に乗らないで、まず警察に連絡すること。
事故ったことで慌ててしまい、名前や連絡先などを相手の言うままに教えないこと。
免許証なども見せてはダメ!

と、いったところらしいです。

あ~あ、世知辛い世の中になって来ましたね。



弟が欲しかった…

2005-03-22 01:01:00 | 日々の出来事
あさのあつこさんの「バッテリー」読み終えました。

まずは一冊目☆

題名からすると、野球小説で少年二人の友情物語みたいですが、これがまた素直にそうでないところが面白かった♪

読んでいて、おもわず巧(主人公)に説教したくなった場面も数ヵ所。(それできっと無視されてバカにされる*(怒り)*)

いつの間にか、本気で登場する子供たちを心配している親の気持ちになっていました☆

中学生なろうとする少年たち。
その感情とちぐはぐな言動に、あるところでは同感でき、あるところでは反発したくなってしまう。

こんなに正面から少年たちの心に対峙した物語ってなかなか無いですよ。

二冊目に取りかかったので、文庫本の三冊目もさっそく購入して来ました。

仕事もまだヒマなので、会社に持ち込んで読んでいます。

続きが楽しみ☆




祝!高速二人乗り解禁

2005-03-21 23:19:00 | 日々の出来事
バイクで走って来ました*(音符)*

寒さで弱っていたバッテリーをなだめすかして、いつもの山道へ。

およそ二時間の道のりです*(山)**(山)**(山)*

対向車に注意しながらスロットルを開いて加速。調子の上がってきたエンジン音を聞きながら、カーブを描いて続く道を山頂の湖へ。
思いっきり風の中を走って来ました。
気持ち良かった☆
(もちろん、安全運転で*(初心者)*)

国道に出ると天気がいいせいか、ライダーの姿がいっきに増えていました。
みんな暖くなるのを待っていたみたい♪

車と同じで扱い方さえ間違えなければ、バイクはとっても魅力的な乗り物。
なにしろ、あの一体感と爽快感はカゴの中に入って運転していては絶対に味わえない☆

まだ乗り始めて二年目ですが、ようやく高速道路でのバイクの二人乗りが許可されたことだし、今年こそは長距離のツーリングに出かけたいです*(びっくり2)*

でもその前に、ナビがなくても目的地に着けるように道路や地図を覚えないと*(汗)*

車のナビに頼ってばかりで、最近は旅行に行くにも下調べなんて全然しなくなっていますからね。

ナビがあっても結局迷うことは迷うけど…



三月の本棚 2 『八人のいとこ』

2005-03-19 00:30:00 | 家庭小説
人間の、もっとも美しい行動とは何ですか?

あなたはそれを心の中で知っていますか?

知っているけれど、知らないふりをして生きていますか?

それとも、そんな偽りの言葉は信じていませんか?

考えないことに決心したのはいつからですか?

ハイ、お説教くさい言葉はこのくらいにして、今回は心から楽しめる、とっても愉快な一冊をご紹介しましょう♪

日本でも多くのファンに愛され、親しまれてきたアメリカの作家。

ルイザ・メイ・オルコットの『八人のいとこ』です☆

オルコットの代表作といえば「若草物語」が有名ですね。
この愛すべき四人姉妹とその母親の物語を書いた時、オルコットは三十六歳。後輩のモンゴメリよりもどこか教訓的な感じがするものの、そのユーモアとお話の巧みさ、女性だって負けていないわよ! という勢いが文章からにじみ出ている姿勢など、とっても大好きな作品です☆

貧しさの中で家族の生活を支えて筆を取っていた彼女は、「若草物語」がようやく認められ「借金は残らず返済。安心して死ねる気持ち」と日記に書いたといいます。

その「若草物語」が出版されたのが1868年、日本ではちょうど明治維新の頃ですね。

今回ご紹介する「八人のいとこ」はその八年後の1876年に発表された作品です。

なんと百年以上昔の小説!

その歴史の古さにもビックリですが、村岡花子さんの名訳と相まって、とてもそんな昔の作品とは思えない内容の豊かさ、色あせない登場人物たちに驚きます!

主人公の13才になる女の子ローズは、母親を亡くし、父親とずっと二人で暮らしていたのですが、その父親も死んでしまい、父方の親戚に引き取られることになります。

ここまではよくあるパターン。

でもここからがご注目!

ローズには六人もの叔母がいて、一堂に会する親族会議は大賑わい。それぞれが、それぞれの流儀でローズを育てようと、よく動く口でありがたい”意見”を述べまくるのです☆

このおしゃべりが楽しい♪

女性の中で唯一の男性で、ひたすらいねむりを決め込むマック叔父さんが、航海から帰ってきた独身のアレック叔父さんにこぼします。「結婚なんかしちゃいかんよ。もう一族に女はたくさんだわい」(笑)

てんでに好き放題ローズについてアレコレ意見が出されたのち、正式に後見人になったこの四十男、アレック叔父さんが宣言します。

「わたしの教育方針でやらせてみてください。一年たっても、ローズがあいかわらず病弱で、今より、よい状態になっていなかったら、ほかの人に、ローズを渡すことにしましょう」

そう、このお話は、一年間の教育期間を与えられたアレック叔父様とローズの、「良識アル二人三脚光源氏計画」物語なのです☆

「源氏物語」で無理矢理さらわれた紫の上とは違って、「良識アル」ってところがミソですけど♪

なにせこのアレック叔父様。船乗りでいい男なのにこの年まで独身。当然その理由もあるはずなのに、思わせぶりな書き方だけで、なかなか真相がハッキリしない。

ローズの姿にもう一人のローズの姿を重ねたりして、意味深な遠い目をして見せるのです。

脇を飾るのは、個性的な叔母様たちに、これまた個性的な教育を受けた七人のいとこたち。それもみんな男の子ばっかり。

年長者でジェシー叔母様の愛情をいっぱい受けて育った族長、とっても紳士なアーチー。
クララ叔母様の秘蔵っ子でアーチーの親友、美男子のプリンス・チャーリー。
ジェーン叔母様の息子でわがまま放題な兄弟、本の虫マックに、”とさか”にした髪が自慢のめかしやスティーブ。
アーチーの弟で、いつも一緒のジョーディとウィル。
一番年下で悪意はないけれど、いつもドキッとさせられるジェミー坊や。

十六歳から六歳までのこの七人にローズを加えたのが、題名の「八人のいとこ」なわけです☆

歩くことさえままならないドレスに体を締め付けるコルセット。
叔母様たちの与える薬は強烈で、すっかりスタイル良く、やせっぽっちに育ってしまったローズを、アレック叔父様は牛乳と元気ないとこ達、それに身寄りのないメイドの少女フェーブ(ファンです♪*)の協力を得て、本来のバラ色の頬をした少女へと変身させます。

このやり方も変わっているのですが、そこには、現代の教育現場が抱えている子供たちの様々な問題に通じるところもあって、とっても興味深いところ。

庭を走り、水泳をし、ボートに乗ったり、家事の手伝い。プレンティー叔母様にパン焼きを習い、年老いたピース叔母様のかたわらで刺繍と編み物を習得するローズ。

孤独な心を癒すのは、他人に必要とされることの喜び。大切にされるってことは、チョコレートではなく、オートミールで育てられるっていうこと。そして本当の愛情とは、自分のことを投げ出しても、その人のために尽くし、例えそれがほめられなくても気にかけず喜ぶこと。

ローズが、子供たちが、愛情ゆえにその身を投げ出すシーンが用意されていて、その描写のなんと美しいこと☆

それを見事に文章で表現しているオルコットはやっぱりさすがです!

時に叔父様のやり方に驚いたり、虚栄心の強いことを認めたり、女友達にそそのかされて、耳にピアスの穴を開けてしまうローズですが(後悔してもやっぱりつけていたいらしい♪)、一年がたつ頃には、見違えるような少女へと成長していきます。

実はたいへんな遺産の相続人でもあるローズ。

続編の「花ざかりのローズ」では、財産を一族の外に出したくない叔母様たちが、いとこの一人とローズを結婚させようと、またまたよけいな画策をし始めます。

はたして成長したローズは誰を選ぶのか?

これまたオルコットの腕の見せ所。
きっと期待をさせつつもしっかり読者の心を捕まえることでしょう♪

はっきり言い切れないのは、「花ざかりのローズ」をまだ手に入れていないから。
これがなかなか見つけられないんですよ~

紹介しておいてなんなんですが、誰か入手方法ご存知ないですかね?

ほんと、誰を選ぶのかとっても気になります。

でも、まずはこの「八人のいとこ」から。
これだけでも充分楽しめると思います♪

大切なものを書くためには、その人の中に大切なものがなければ書けません。そして読者も、その物語を楽しむために、自分の中の大切なもの、美しいものを見つけ出さなければならない…

昔を懐かしむ今なお輝く永遠の少年少女の方に。心のどこかに置き忘れてきてしまった大人の方にも。そして、ぜひ、これから探し出そうとしている若い方に。

この物語を送ります☆












ルイザ・メイ・オルコット  著
村岡 花子  訳
角川文庫

「バッテリー」

2005-03-17 01:32:00 | 日々の出来事
ネットで注文しておいた本を受け取りに本屋さんへ行って来ました。
小さい頃読んだ思い出のある、みつはしちかこの「小さな恋のものがたり」*(キラキラ)**(星)**(キラキラ)*

表紙を見ただけで「あ、これこれ*(音符)*」と記憶バッチシ!

以前、家にあったのと同じでした☆

もう読み返すたびになつかしくって、小さい頃の刷り込みが良かったのか、けっこう内容を覚えていることにも驚き!

「あたしが もし男だったら…
 きっと トンコみたいなやさしい女の子を好きになるわ」

「あたしも男だったら かわいくてチャーミングなチイコに夢中になるわネ」

(二人して)『世の男性って まったく女性をみる目がないわね…』

お、面白い~*(キラキラ)**(星)**(キラキラ)*

そのまま大人しく帰ってくればいいのに、ついフラフラと本屋さんの店内をうろつき、いつの間にかまた数冊の本を抱えていました*(汗)*

だめだな~ もうちょっと自制しなくちゃ*(注意)*

おとついくらいのNHKの番組で、作家のあさのあつこさんが、作品「バッテリー」の完結を記念してTV出演しているのを見たのですが、その中での言葉にえらく興味をひかれたので、文庫本の「バッテリー」と「バッテリーⅡ」をさっそく購入。

”あさのあつこ”ってどうしても女優さんのイメージがあって、わけもなく敬遠していたので(笑) いままで読む機会を逃していました。

あとは谷川俊太郎の本など。

ますます読みたい本がたまっていきます~*(汗)*






幸せな時間

2005-03-15 23:46:00 | 日々の出来事
オルコットの「八人のいとこ」を読み終えました☆

1876年の作品なのに、この面白さは何*(びっくり2)*
ちょっと待ち時間があると、しぶとく本を開いてなんとか読書の時間を作るのですが、これは時間がきてもページを閉じることができなくて苦労しました*(音符)*

またこのページで内容は紹介したいと思います☆

今読んでいるのは、他にメルヴィン・ブラッグの「英語の冒険」!

これは最初15万人ほどの話し手しかいなかった英語が、紆余曲折の果てにいかにして15億人もの人々が話す言語に成長していったかが歴史と共にわかる物語です。

ゲルマンの戦士と一緒にイングランドに上陸した英語は、バイキングの来襲、ノルマン人による征服などで危機を向かえたり、アメリカ大陸上陸、その後の大航海時代などで様々な新しい言葉を生み出し、吸収しながら成長していき、現在のような形になっていったと、作者はまさに冒険活劇のように語っていきます。

英語だけでなく、言葉や文化に興味のある方にはオススメです☆



休日はマッサージ

2005-03-13 00:37:00 | 日々の出来事
今日(土曜日)はマッサージに行って来ました*(音符)*

初めての体験なので、なにもかもが新鮮。
とりあえず【スタンダード全身コース 40分】というのをやってもらいました*(グッド)*

「痛かったら言って下さいね」

と担当のお姉さんは言ってくれたのですが、多少痛いくらいが効きそうな気がしたので、(たいしたことないだろう)と全然気にせず、初めは強気。

それが甘かった*(汗)*

肩と首の間にけっこう痛い場所があって、(痛!)と一瞬思うのですが、すぐ次の場所に移るので、「痛くないですか?」と聞かれても「大丈夫です」と答えていました。
でもそのうち、集中的にそこばっかり攻撃され始めて、我慢の限界!

(痛い! けど、さっきは大丈夫って言っちゃたし…痛い痛い痛い~!!)

「す、すみません。もう少し優しく…いえ、弱めにして下さい*(涙)*」

どうやら痛いから効いているとかじゃなくて、本当に個人的に痛い場所があるらしいのです。

…初めから言えば良かった。

それからは快適に全身揉みほぐしてもらい天国気分*(星)*
心地いい脱力感に体も心もリフレッシュッさせてもらいました*(音符)*

これはかなりハマりそう*(ハート)*

マッサージ、また行きたいな☆




「小さな恋のものがたり」

2005-03-12 00:17:00 | 日々の出来事
昔読んだ「小さな恋のものがたり」というマンガが急に読みたくなって、家の本棚を探したのですがみつからない…

子供の頃読んだっきりだからなぁ~
どこにしまったかな~

と、探している段階で、実は題名はうろ覚え。
そのくせ主人公が”チッチ”と”サリー”だったということは妙に覚えていて、気になってネットで検索したところ、あるはあるは。

ファンの人多いんですね☆

題名はやっぱり「小さな恋のものがたり」で、38集(38巻)という文字をみかけて唖然。そんなに続いていたとは…

チラッとのぞいただけなので、どれだけ続いているのかは正確にはわかりませんが、とりあえず探すのはあきらめて、第一集だけネットで注文しておきました。

衝動買いです。
無駄使いだったかな?

それにしても、子供の頃の記憶ってスゴイですね。
よく覚えてたな~*(キラキラ)**(星)**(キラキラ)*