市販の麻婆豆腐の素を使うからとっても簡単♪
うちの近所のスーパーでも、いよいよレジ袋の有料化に踏み切るそうで、のぼりを立てたりして、宣伝していました。
ずいぶん前に買ったのに、今まで何となく恥ずかしくて使っていなかったエコバックがようやく日の目を見ます!
レジ袋の有料化と共に、過剰包装も少しは減らしてくれないかな?
たとえ疑いをいっぱい持っていても
落胆する必要はありません。
健やかな質問はその人の信念を力強いものにします。
はっきり言って、疑いの心から出発しなければ深く根ざした信念は得られません。
軽々しくよく考えもしないで信じる人は
大した信念を持っていません。
何ものにも揺るがない信念を持っている人は、
血と汗を流した結果それを勝ち得たのです―
刺(とげ)だらけのやぶを通り抜けて広々とした世界へ到達し、
疑いの世界から真実の世界へ達したのです。
― ヘレン・ケラー ―
出雲大社参詣。
いま建っている出雲大社の本殿は、1744年、八代将軍徳川吉宗の時代に造られたものだそうですが、それ以前の建物は、今よりももっと巨大で、一説には高さが96メートル(現在は24メートル)もあったといわれています。
その復元模型が展示されているというので、出雲大社の近くに建つ「古代出雲歴史博物館」にも行って来ました☆
見ました! まさに巨大神殿!
こんなのが大昔の日本にあったなんて!!
とにかく柱が太くてデカイ!
その柱がずっとずっと空高く伸びているのです。
その柱の上にのっかっているのが本殿。
そしてその本殿に向って今度は長くてだだっ広い階段が、まるで飛び箱の踏み切り板みたいに延々と続いているのです。
古い書物に何度も倒れたって記載があるそうなので、地震国日本には向かなかったのかな?
何となく、バベルの塔を彷彿とさせます。
その「古代出雲歴史博物館」で、特別展が開かれていました。
テーマは「聖地★巡礼」
スペイン北西部にあるキリスト教(カトリック)三大聖地の一つ、”サンチャゴ・デ・コンポステラ大聖堂”へ向う巡礼の旅が、一人のフランス人男性に同行するという形で映像で紹介されていました。
この”サンチャゴ・デ・コンポステラ”への巡礼はキリスト教徒にとってはとても大切なもので、毎年多くの人がこの聖地を目指します。
テレビなどで紹介もされていたので以前から知ってはいたのですが、映像に出演している老人のキャラクターに魅せられて、ついつい全部見学して来ました。
人はなぜ、何を求めて巡礼に出るのか?
「生まれ変わるため」と老人は話します。
巡礼の旅はただの旅じゃない。自分をみつめ、自分と語り合う旅なのだと。
キリスト教だけでなく、日本でも、四国を巡るお遍路さん、西国巡礼などがあります。
イスラム教徒でもメッカのカーバ神殿に行く巡礼のことを「ハッジ」と呼んで、一度でもハッジをした人は自分の家にその様子を刻んだりして、とても誇りにします。
様々な国で、いろいろな人たちが、それぞれの巡礼の旅をします。
特別展ではフランスのル・ピュイという町から、スペインの大聖堂までの旅が紹介されていましたが、その道々の町に巡礼者を助ける施設や人々がいて、出会や別れがあってけっこうドラマチックでした☆
街角で蛇口をひねると無料でワインが飲める施設には思わずため息。
いいなぁ~
出雲大社を見に来て、思わぬいい展示を見ることができました♪
これで、伊勢神宮と出雲大社は回ったから、今度は熊野参りかな?
…自分の趣味で観光めぐりをしていたら、いつの間にか巡礼の旅みたいになってる。
でもいつも車で楽してるから、ご利益はなさそう★
出雲大社のある出雲市から、宍道湖をへだてた場所に松江市があります。
ラフカディオ・ハーンの名で知られる小泉八雲が、中学校の英語教師として松江市に赴任してきたのは40才の時。
当時セツ夫人と暮らした家が、松江城とお堀をはさんですぐ隣に、現在「小泉八雲旧居」として残されています。
まず、その小さいことに驚きました。
もともとが武家屋敷だと聞いていたので、もう少し、大きなお屋敷を想像していたのです、一つ一つの部屋は六畳ほど。
でも、三方には庭があるし、全体的にこじんまりとしているので、掃除はしやすそうです☆
ギリシア生まれの小泉八雲が日本にやって来て、松江で暮らしたのは1年と少しの間。
当時はまだ小泉八雲ではなく、アイルランド名のハーンを日本風に「ヘルン」と読んで、ヘルンさんと呼ばれていたとか。
こんな風に庭を眺めていたのかなぁ…
と、床の間を背にして畳に座り、そこから三方に眺めることのできる(どれだけ小さい家かおわかりいただけます?)、植物や石が、気持ちよく配置されたとても美しい庭を見てきました。
この庭を小泉八雲と同じように眺めることができるように、この旧邸は内部が公開されているのだそうです。
すぐ隣にある「小泉八雲記念館」にも立ち寄り、当時使っていた机や書簡なども見て来ました。
「耳なし芳一」や「雪女」で知られる『怪談』を読んで、ラフカディオ・ハーンに興味を持ったのですが、彼が片方の目を失明しているとは知りませんでした。
翻訳や随筆の仕事もたくさんしていて、そうした関係の作品がたくさんあることも初めて知りました。
もちろんそうした発見も楽しかったのですが、何より、ラフカディオ・ハーンの暮らした土地で、その空気を吸えたことが一番嬉しかったです☆(ファンってこんなものです♪)
ただ…
ただですね……
暑すぎるよ松江市。
当日は快晴で歩くだけで汗がしたたり落ちる暑さ。
しかも、小泉八雲記念館は駐車場の反対側。
もう少し、もう少し近くに駐車場作れないの?
松江城のお堀りを舟に乗って観光している人たちを眺めながら、汗をふきふき歩いて来ました。
冬の寒さの厳しいのも、ハーンが松江を離れた理由の一つだって書いてあったけれど、夏の暑さも厳しいなぁ~
夏休みを利用して、島根県は出雲大社に行って来ました☆
山陰地方を旅するのはこれが初めて。
岐阜県からはけっこう遠くて、まだこの先に山口県や九州があるなんて驚きです。
江戸時代の人は参勤交代なんてよくやったなぁ~
『古事記』にもその創建の由来が描かれている出雲大社。
国譲りや「因幡の白ウサギ」で知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)が祭られている神社です。
安彦良和さんのマンガ『ナムジ』(ナムジとは大国主命の別名)という作品を読んでいたので、一度は来てみたかったんですよね~♪
出雲大社はちょうど「平成の大遷宮」といって、これから修復作業に入るので、その前に本殿が特別公開されていました。
服装なんかも厳しい条件があって、ジーンズやサンダル履きはNG。
事前に調べて行ったので、私はなんとかOKでしたが、中には断られている人もいました。
昔はみんな正装して入ったそうです。
最初に案内してくれたおじさんは、笑いも交えながらやんわりそういうことを説明してくれましたが、本殿を案内してくれた別の人は参詣客が言うことを聞かないのでちょっと大きな声を出したりして、けっこう態度が横柄でした。
親子連れで聞こえなかっただけだよ~
優しく言えば通じるのに。
本殿で怒鳴る方が神さまに失礼だと思うけどなぁ…
以前に伊勢神宮に行った時は、その圧倒的な存在感にビックリしたものですが、出雲神社は境内も小さく(伊勢神宮に比べてです)、玉砂利なんかの管理もずさんで、厩舎にいる馬も作り物(伊勢神宮には本物がいました)。何より周りの木々が細い!
多分、赤松だと思うのですが、せいぜい百年くらいの樹齢があればいいほうで、伊勢神宮の巨大な木々とは対照的でした。
古くから人が住んでいた土地なので、みんな切っちゃったのかな?
ちょっと期待しすぎたってこともありますが、古代には何十メートルもの高さを誇ったという巨大神殿(博物館で模型を見ました)を復元したらいいのに…と、勝手なことをチラッと思いました。
まぁ、その土地土地の都合ってものがあるのでしょうが。
少なくとも、駐車場の案内はもう少し効率よくやってくれ!!(当日はすごく暑かったんです! すごく待たされました!)
ともかく、めったに見ることのできないという、本殿の天井に描かれた「八雲の図」も見れたし、出雲大社の近くにあった、歌舞伎などの始祖といわれる「出雲の阿国」のお墓にもお参りすることができました。
出雲ソバも美味しかった♪
そうそう、出雲大社は縁結びにご利益があるというので、ついでに絵馬に願い事をして奉納してきました☆
高速道路がまだ途切れ途切れで完成していなかったり、廃業したガソリンスタンドがやけに目についたり、お店やホテルの人の対応、子ども達の元気度など、町や県によって雰囲気が違っていたり、逆に違わなかったり、知らない町を旅していろいろ興味深かったです。
今回のもう一つの目的。
松江市にある小泉八雲記念館と、小泉八雲旧居も見学して来ました♪
それは明日書きます☆
ベストを尽くしている限り、
負けて恥ずかしがることはない。
ゲームは勝つか負けるかしかないんだ。それでおしまいだ。
あとはすべてを忘れて、次の準備にかかることさ。
―メジャーリーグ監督 スパーキー・アンダーソン―