さて、今回はライマン・フランク・バウムの「オズ・シリーズ」を紹介しています♪
カンザスに住む少女ドロシーが竜巻に巻き込まれ、妖精や魔女の住む不思議な世界「オズの国」に落っこちて始まったこのシリーズ。
その十一冊目にあたるのが、本書、*(キラキラ)*『オズの魔法使いとふしぎな事件』*(キラキラ)*です☆
アメリカ児童文学の古典といわれていますが、確かにお国柄っていうのが出ているかも知れません。
同じように不思議な世界を舞台にしたイギリスの『不思議の国のアリス』とは全然違う、このうらやましいくらいの明るさ、単純さ♪
当時の社会情勢や、経済なども物語りに暗喩として盛り込んであるとも聞きますが、そんなこと全然気にせず楽しめます☆
どちらかというと、言葉のたくみな技というより、力技って感じ♪(←ホメてます)
そこがまた「オズ」の魅力でもあるんですけど☆
だいたい、続編が書かれるたびに登場人物が増えていくというこの計算の無さ♪(←ホメてますよ)
さすがに十一冊目ともなるとオズの世界も大所帯!
大理石に様々な宝石が散りばめられ、エメラルドの美しい緑色に輝くオズの国の首都、その名も「エメラルドの都」に住むのは、オズの国を納める妖精、オズマ姫。
そのエメラルドの都よりずっと南に行ったところには、いつもドロシーやオズマ姫を助けてくれる、オズの国で一番力のある良き魔女、グリンダが住んでいたりします。
アメリカからこのオズの国にやって来たドロシー、ベッツイ、トロットの三人の女の子たちはオズマ姫とは大の仲良し。
その他にも、オジョ少年や魔法で命を吹き込まれたつぎはぎ娘、ロボットのチクタクにカボチャ頭のジャック、どこもかしこも四角い変な生き物ウージーやベッツイの親友のロバのハンク、いつも迷子になる少年ボタン・ブライトにあの有名なオズの魔法使いなどなど、とてもここじゃ書ききれないほどたくさんのキャラクターが登場します!
もちろんドロシーと一緒に旅をした、あのかかしやブリキのきこり、臆病ライオンも健在です!
さらに今回は、人々から尊敬されているカエル男なんてのが出てきたり、ピンクのコグマを抱えたクマの王様がドロシーたちの仲間になったり、はたまたオズマ姫や魔女グリンダをも出し抜く謎の魔法使いが登場したりと、なんともバラエティー豊か。
しかも魔女グリンダやオズの魔法使いの魔法の道具が盗まれた末、オズマ姫までが行方不明になってしまうというミステリー仕立て!
どんな質問にも未来に関すること以外は答えてくれるピンクのコグマの謎の言葉。
そしてボタン・ブライトのポケットの中身とは?
果たしてドロシーたちは無事オズマ姫を見つけ出せるのか?
う~んなんとも欲張りな感じ♪
これだけ登場人物が出て来ちゃうので、セリフさえもらえない人もたくさんいますが(笑)、私はこういうサービス精神って好きです☆
シリーズが長く続くとなかなか出て来ない登場人物って出てきますからね。
あ、あのキャラクター元気でいたんだ…そう思うのもファンだから☆
いつも踊っている”つぎはぎ娘”と今回登場したピンクのコグマが私のお気に入りです♪
私たちは、毎日の生活でいろんなことを考えます。
もう起きてしまったことでも、あれこれ想像して、ああだこうだと悩んだり悔やんだり。
そうかと思うと、楽しいことの前日は、まだそれが起こってもいないのに、ウキウキしたり、ワクワクしたり。
私たちを悩ませたりワクワクさせているのは、起こってしまった、あるいはこれから起こるかも知れない”事実”でしょうか?
それとも私たちの想像力なんでしょうか?
あなたは、自分の考えたことが、すごい力を持っているってことに気が付いていましたか?
あなたの気分は、あなたの”考え”た内容によって変わってしまうってことに!
もちろん、あなたの行動だって。
え~、妖精や魔女、不思議な住人たちが暮らすおとぎの国「オズ」の物語を、こうして紹介してきたわけですが、今回ご紹介したポプラ社版の「オズの魔法使い」は、子供向けということで、一部編集された部分があります。
もちろんこのシリーズでも十分楽しめますが、もっと詳しく「オズ」の世界を知りたいと思われた方は、ハヤカワ文庫のシリーズを図書館などで探されるのが一番いいかも知れません。(求む!復刊!!)
夢物語に興味はないって方。
子供の空想につきあってはいられないって方。
あなたの想像力は今はどんなことに使われていますか?
明日の生活?
今日の食事?
もちろんそれも大切です。
でも、その中に、自分以外の人たちはちゃんと住んでいますか?
自分の内だけで考えていると、なかなか気が付かないってことだってあるかも知れませんよ。
大切なのは想像力♪
ちょっと、竜巻に巻き込まれて、オズの国を体験してみませんか☆
ライマン・フランク・バウム 著
守屋 陽一 訳
ポプラ社文庫
カンザスに住む少女ドロシーが竜巻に巻き込まれ、妖精や魔女の住む不思議な世界「オズの国」に落っこちて始まったこのシリーズ。
その十一冊目にあたるのが、本書、*(キラキラ)*『オズの魔法使いとふしぎな事件』*(キラキラ)*です☆
アメリカ児童文学の古典といわれていますが、確かにお国柄っていうのが出ているかも知れません。
同じように不思議な世界を舞台にしたイギリスの『不思議の国のアリス』とは全然違う、このうらやましいくらいの明るさ、単純さ♪
当時の社会情勢や、経済なども物語りに暗喩として盛り込んであるとも聞きますが、そんなこと全然気にせず楽しめます☆
どちらかというと、言葉のたくみな技というより、力技って感じ♪(←ホメてます)
そこがまた「オズ」の魅力でもあるんですけど☆
だいたい、続編が書かれるたびに登場人物が増えていくというこの計算の無さ♪(←ホメてますよ)
さすがに十一冊目ともなるとオズの世界も大所帯!
大理石に様々な宝石が散りばめられ、エメラルドの美しい緑色に輝くオズの国の首都、その名も「エメラルドの都」に住むのは、オズの国を納める妖精、オズマ姫。
そのエメラルドの都よりずっと南に行ったところには、いつもドロシーやオズマ姫を助けてくれる、オズの国で一番力のある良き魔女、グリンダが住んでいたりします。
アメリカからこのオズの国にやって来たドロシー、ベッツイ、トロットの三人の女の子たちはオズマ姫とは大の仲良し。
その他にも、オジョ少年や魔法で命を吹き込まれたつぎはぎ娘、ロボットのチクタクにカボチャ頭のジャック、どこもかしこも四角い変な生き物ウージーやベッツイの親友のロバのハンク、いつも迷子になる少年ボタン・ブライトにあの有名なオズの魔法使いなどなど、とてもここじゃ書ききれないほどたくさんのキャラクターが登場します!
もちろんドロシーと一緒に旅をした、あのかかしやブリキのきこり、臆病ライオンも健在です!
さらに今回は、人々から尊敬されているカエル男なんてのが出てきたり、ピンクのコグマを抱えたクマの王様がドロシーたちの仲間になったり、はたまたオズマ姫や魔女グリンダをも出し抜く謎の魔法使いが登場したりと、なんともバラエティー豊か。
しかも魔女グリンダやオズの魔法使いの魔法の道具が盗まれた末、オズマ姫までが行方不明になってしまうというミステリー仕立て!
どんな質問にも未来に関すること以外は答えてくれるピンクのコグマの謎の言葉。
そしてボタン・ブライトのポケットの中身とは?
果たしてドロシーたちは無事オズマ姫を見つけ出せるのか?
う~んなんとも欲張りな感じ♪
これだけ登場人物が出て来ちゃうので、セリフさえもらえない人もたくさんいますが(笑)、私はこういうサービス精神って好きです☆
シリーズが長く続くとなかなか出て来ない登場人物って出てきますからね。
あ、あのキャラクター元気でいたんだ…そう思うのもファンだから☆
いつも踊っている”つぎはぎ娘”と今回登場したピンクのコグマが私のお気に入りです♪
私たちは、毎日の生活でいろんなことを考えます。
もう起きてしまったことでも、あれこれ想像して、ああだこうだと悩んだり悔やんだり。
そうかと思うと、楽しいことの前日は、まだそれが起こってもいないのに、ウキウキしたり、ワクワクしたり。
私たちを悩ませたりワクワクさせているのは、起こってしまった、あるいはこれから起こるかも知れない”事実”でしょうか?
それとも私たちの想像力なんでしょうか?
あなたは、自分の考えたことが、すごい力を持っているってことに気が付いていましたか?
あなたの気分は、あなたの”考え”た内容によって変わってしまうってことに!
もちろん、あなたの行動だって。
え~、妖精や魔女、不思議な住人たちが暮らすおとぎの国「オズ」の物語を、こうして紹介してきたわけですが、今回ご紹介したポプラ社版の「オズの魔法使い」は、子供向けということで、一部編集された部分があります。
もちろんこのシリーズでも十分楽しめますが、もっと詳しく「オズ」の世界を知りたいと思われた方は、ハヤカワ文庫のシリーズを図書館などで探されるのが一番いいかも知れません。(求む!復刊!!)
夢物語に興味はないって方。
子供の空想につきあってはいられないって方。
あなたの想像力は今はどんなことに使われていますか?
明日の生活?
今日の食事?
もちろんそれも大切です。
でも、その中に、自分以外の人たちはちゃんと住んでいますか?
自分の内だけで考えていると、なかなか気が付かないってことだってあるかも知れませんよ。
大切なのは想像力♪
ちょっと、竜巻に巻き込まれて、オズの国を体験してみませんか☆
ライマン・フランク・バウム 著
守屋 陽一 訳
ポプラ社文庫