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写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

身近な闘いを支援する

2010年08月13日 | 写真
一昨日の「剣岳・別山燃ゆ」を見た方からもう少し広い範囲の朝焼けを見たいとの要望があったので今日の写真は「北アルプス燃ゆ」として砺波平野・越中の向こうに広がる朝焼けの写真をアップしました。
話題は変わりますがいまとても気になる「絹川商事に損害賠償を求める」民事裁判に少しかかわりを持っています。その根源には深刻な不当労働行為とパワーハラスメントを内包する賠償請求裁判です。
原告は住宅建築、販売会社の元社員で被告はその会社です。原告は1994年からその会社で働き06年~08年にかけては役員として、統括責任者として会社に貢献してきました。
ところが08年から会社は受注した工事について25パーセントの利益確保をノルマ化してそれを確保できない場合は不足分を担当者が損失補填を求められるようになりました。
原告はしばしば追加工事等の会社が決めている予算超過分の支払いを会社首脳から実質的に強要され、ときには借金して会社への支払いにあて最終的にはそれでも足りない分を有無を言わせず退職金から支払わせられ、実質解雇されることになりました。
原告はこんな会社の優位的な立場を利用しての卑劣な行為は許せないとして、無理やり支払わせられた金を賠償せよと裁判に訴えました。
建設業界ではしばしばこんな事例があり、大手の大東建託では損失負担を押し付けられた従業員の自殺者まで出ています
建設業界だけでなくいわゆる営業関係の職種の現場では以前からこれに類した不当労働行為の蔓延は知られていましたが、労働環境の悪化の中でもっとひどくなっていることも考えられます。
労働組合などの組織も無く、裁判資金も十分でない原告がこの裁判闘争に立ち上がったことの意義はかりしれないものがあると思います。
関心のある方、原告を応援したいという方は「泣き寝入りはしない!「絹川商事に賠償を求める裁判を支援する会」(金沢市昭和町5-18 日本国民救援会石川県本部内 TEL076-262-3447)までご連絡ください。
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