写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

兼六園の春 梅林で咲いた最初の寒紅梅

2012年03月08日 | 写真
昨日のブログの、新聞・テレビで報道されていた兼六園の寒紅梅はたぶんこの写真の二輪だと思います。
「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」( 菅原道真『拾遺和歌集』)をはじめとして梅は万葉の時代から日本の花の代表としてよく詠われていますが、俳句にも「咲事に日を撰ばずや梅の花」(加賀の千代女)、「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(嵐雪)、などよく知られた句がたくさんあります。インターネットで「梅 俳句」で検索するとNHK俳句の入選句としてこんな句がありました、「老梅の力絞りし二三輪 」(小笠原 辰雄さん)すてきな俳句ですよね。
今夜参加した集まりでは生活保護を受けているお年よりも参加していて、生活保護受給者を切り捨てるのではなく力づけるような保護行政であって欲しいという強い思いを語られていました。この俳句の老木ではありませんが、それぞれに懸命に生きているのですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする