写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪どけの野の花

2012年03月11日 | 写真
3月に入り山里の雪が解けて地表に太陽が注ぐと、これまで雪の下で縮こまり我慢していたかのような野の草達が芽を吹き成長して早いものははや花を咲かせようとしていました。
今日は3.11の日です。一年前の今日、東日本を大地震と巨大津波が襲い、死者15854人に加え不明3155人という未曾有の犠牲者を出しました。その復興と作られた何の根拠も無い「安全神話」がゆえに起された世界最悪の原発過酷事故。事故を引き起こした歴代政府と電力会社にその責任を取らせるための国民的な集いに参加してきました。
福島からの報告を聞き、震災からの復興に自分がどう取り組めばいいのか、いまだ収束の見えないまま原発事故による放射能汚染を続ける福島第一原発3基をはじめ、まやかしの「安全神話」の上に砂上の楼閣のごとく建っている能登原発を始めとする全国の原発を無くさない限りいつまでも日本中が同じような事故に脅かされる日々が続きます。
私は本当に人の手のはいった自然の作り出す日本の四季が大好きです。今日の写真のような小さな草花にも心癒されるこの自然と人の暮しが守られることを望んでいます。写真の背後の白くボケているのは残っている雪です。
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