私の好きな俳人である種田山頭火は「分け入っても分け入っても青い山」と雪が解けて草木が繁り見通しが悪くなった蒼い海のように感じる山道を目的地も無く渡り歩く自分の気持ちを句として表したと思っています。昨日は石川県人にとっては特別な存在、農民は神々の山として万年雪を載せる白山の峰を仰ぎ雪の形を見て農業の作業手順を追う標とし、沖を行く北前船などの船頭は見紛う心配の無い独立峰として際立つ姿を見て船の位置を知る標として日々眺める、石川県・岐阜県・福井県の三県に跨る「白山」山麓で楽しんできました。今日の写真は石川県では藤の花の名所として知られる松任グリーンパークから眺望した「山笑ふ」の季節の白山の姿です。
白山の眺望スポットは白山市の「白山ギャラリー」で見られます。

白山の眺望スポットは白山市の「白山ギャラリー」で見られます。
