写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ツバメの塒(ねぐら)いり

2021年08月19日 | 写真日記
    [夕月の空にツバメの大群]

夕空に月が浮かぶ頃になると突然河北潟の空にツバメの群れが次々と現れ始めます。
「ツバメのねぐらいり」と呼ばれるこの季節だけ見られる、総数数万羽とも言われる大集団が一斉に空から降りてきて塒となるヨシ原に飛び込み眠りにつく壮大な儀式です。

    [音もなくヨシ原に]

水路の両脇に広がるヨシ原はツバメの大群を静かに受け入れます。
数万羽という数のツバメが波状的に飛び込んでいくのですが不思議に私の耳にはその音が聞こえません。
信じられないほどの静寂が守られることに驚きました。

    [河北潟夜景]

ツバメたちがほとんどヨシ原に入り眠りにつくころ遅れて到着したツバメたちがちらほら。
すでに河北潟の夕闇の暗くなった湖面にはカンムリカイツブリが三羽、空の色を映した湖面を静かに移動していきました。
写真は三年前に撮影のストック写真のアップです。

夏の終りにツバメたちが親鳥と同じ程に育った子ツバメたちを含めて南の国に帰る準備に河北潟に集まってきます、そのツバメたちの「塒(ねぐら)入り」写真3枚をアップしてブログ「写真師の新カメラ日記」更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
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